公開日:2023年11月26日
更新日:2023年11月27日

【保存版】関内駅エリアのポップアップストア出店ガイド

関内駅エリアは神奈川県の横浜都心部にあり、歴史的建造物の町並みと、下町の風情が共存するエリアです。この記事では、横浜発祥の地である関内駅エリアのアクセスや特徴などとともに、関内駅エリアでの出店に適した商材や、おすすめイベントスペースを紹介していきます。

3つのポイントで解説!関内駅エリアの特徴

1.買い物に便利な西側エリア(関外)
2.観光名所とオフィス街の北側エリア(関内)
3.新たなランドマークとなる東側エリア(関内)・南側エリア(関外)

目次

関内駅エリアとは?
関内駅エリアの成り立ち
関内駅エリアのアクセス
関内駅エリアの特徴
関内駅エリアの通行者属性
関内駅エリアのおすすめスペース
関内駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

関内駅エリアとは?

 関内駅エリアとは、横浜市中区の北部にある「関内駅」を中心としたエリアです。エリアの北側から東側にかけては同じ横浜市の西区から続くベイエリア、南側は元町・山手エリア、西側は南区と隣接しています。
 横浜市中区はおよそ150,000人・90,000世帯が居住していますが、その約60%が単身世帯です。
 また、横浜市の中で外国人居住者が最も多く、アジア諸国やアメリカなどから訪れた約17,000人が住民登録しています。

横浜市中区の人口データ(2023年9月30日時点)
人口数男女比世帯数0-19歳20-59歳60歳以上
153,811人5:589,989世帯14%56%30%

関内駅エリアの概要

 関内駅エリアは、JR関内駅の線路を境として海側の「関内」、内陸側の「関外」があります。
 「関内」は神奈川県庁や日本銀行横浜支店などの官公庁を始めとして、多くの中小企業も集まるオフィス街です。歴史的建造物が多く集まる観光地でもあり、少し足を延ばせば、横浜赤レンガ倉庫などがある、みなとみらい21の新港地区までアクセス可能です。関内駅からJR「桜木町駅」・「石川町(元町・中華街)駅」や、みなとみらい線「馬車道駅」・「日本大通り駅」、市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」まで徒歩15分圏内となっているコンパクトなエリアとなっています。

観光地関内駅からの移動時間(徒歩)
横浜スタジアム5分
神奈川県立歴史博物館10分
神奈川県庁(横浜三塔)14分
横浜中華街14分
横浜赤レンガ倉庫16分
山下公園20分

 「関外」は主に集合住宅や商店街、ゲストハウス(簡易宿泊所)があり、高齢者の単身世帯が多いのが特徴です。関内周辺は、1991年に「都市景観100選」を受賞し、その優れた都市環境が評価されています。
 横浜市は坂が多い街ですが、関内駅エリアは埋め立て地のため起伏が少なく、移動がスムーズであることも特徴です。

関内駅エリアの成り立ち

 関内駅エリアは、かつて入り江であった一帯を、江戸時代に埋め立てて造られました。1859年の横浜開港後、現在のJR関内駅を境として設けられた堀の内側を「関内」、外側を「関外」と呼んだことが名前の由来となっています。
 また、1927年の区制施行により、関内周辺が行政の中心部であったことから中区という名前になりました。この頃に建てられた官公庁などで現存しているものが、歴史的建造物として横浜市に認定されています。
 1964年にJR根岸線の関内駅が開業、1976年には市営地下鉄の関内駅も開業となり、関内エリアの利便性が大きく向上しました。そして、1978年に日本初の多目的スタジアムとして「横浜スタジアム」が完成。
 2021年に東京2020オリンピックが開催され、横浜スタジアムで行われたソフトボール決勝・野球決勝で日本代表が金メダルを獲得しました。

関内駅エリアのアクセス

 関内駅は、JR東日本(東日本旅客鉄道)と、横浜市営地下鉄(横浜市高速鉄道)の駅があります。JRの関内駅に乗り入れている路線は「京浜東北線・根岸線」です。上りは横浜・川崎を始めとして、東京の品川・東京、そして埼玉の大宮までを結んでいます。

関内駅(JR)からのアクセス時間
横浜駅約5分
川崎駅約20分
大船駅約25分
品川駅約30分

 市営地下鉄は「ブルーライン」が乗り入れています。藤沢市の湘南台から横浜市青葉区のあざみ野までを結んでおり、新幹線の停車駅である新横浜や、横浜市民のベッドタウンである戸塚などへのアクセスが便利な路線です。
 また、2030年開業を目標として、川崎市西部にある新百合ヶ丘(小田急小田原線)までの延伸が計画されており、さらなる地域活性化が期待されています。

関内駅(市営地下鉄)からのアクセス時間
横浜駅約5分
新横浜駅約20分
戸塚駅約25分

電車以外の交通手段としては、横浜スタジアム前には首都高速道路の出口、駅周辺にはコインパーキングも多くありますので車でのアクセスも良いエリアです。

関内駅エリアの特徴

関内駅エリアは、エリアごとに雰囲気が変わり、それぞれに特徴があります。

1.買い物に便利な西側エリア(関外)

 関内駅の西側エリアは、商店街やショッピングモールがあり買い物に便利なエリアです。地域住民だけでなく、遠方からも買い物客が訪れます。

イセザキ・モール

 イセザキ・モールは全長およそ1.5kmにわたる商店街です。
 関内駅に近い1St.(伊勢佐木町1丁目)から6St.(伊勢佐木町6丁目)まで全面歩行者天国となっており、個人経営のお店から大型チェーン店まで大小さまざまなお店が軒を連ねています。
 旧横浜松坂屋のオブジェなどを再現したショッピングモール「カトレヤプラザ伊勢佐木」や、高さ3メートルの大型からくり人形時計など、見どころも多い商店街です。

大通り公園

 大通り公園は、川を埋め立てて造られた全長1.2kmの細長い公園です。地下には市営地下鉄の線路が走り、伊勢佐木長者町駅・阪東橋駅まで歩くこともできます。噴水や遊具、多くの木々で整備されており、住民の憩いの場所となっています。

吉田町名店街

 吉田町名店街は関内駅の北西にある商店街で、飲食店やサービス業だけでなく、ギャラリーや画材店などアートに関わるお店も集まっているのが特徴です。メイン道路を歩行者天国にしてビアガーデンにするなど独自のイベントも開催され、多くの人でにぎわいます。

2.観光名所とオフィス街の北側エリア(関内)

 関内駅の北側エリアは、官公庁への来訪や観光を目的とする人が集まるエリアです。また、中小企業が多く集まるオフィス街でもあります。

官公庁

・神奈川県庁
・横浜税関庁舎
・中区役所
・神奈川県警察本部
・日本銀行横浜支店
・横浜地方裁判所
・横浜地方検察庁

 国の登録文化財である「神奈川県庁(キングの塔)」と「横浜税関庁舎(クイーンの塔)」は、「横浜市開港記念会館(ジャックの塔)」と合わせて横浜三塔と呼ばれ、観光名所にもなっています。

博物館

・神奈川県立歴史博物館
・横浜税関資料展示室
・横浜開港資料館
・日本郵船歴史博物館
・日本新聞博物館(ニュースパーク)
・放送ライブラリー
・横浜都市発展記念館

 徒歩圏内に多くの博物館があり、週末は家族連れも多く訪れます。

3.新たなランドマークとなる東側エリア(関内)・南側エリア(関外)

関内駅の東側・南側エリアは、今後の通行量増加が期待できるエリアです。

横浜スタジアム

 横浜スタジアムは約30,000人を収容できるスタジアムで、通称「ハマスタ」として野球ファンや市民に親しまれています。プロ野球の試合やコンサートが開催されるほか、企業の運動会など一般利用や横浜市民利用も可能です。

関東学院大学 横浜・関内キャンパス

2023年に「関東学院大学 横浜・関内キャンパス」が開校しました。関内駅の南側に建設された17階建てビルで、地下1階から5階には大ホール・カフェ・コワーキングスペース・ランニングステーションなどがあり、市民にも開放されています。

横浜市旧市庁舎街区(2026年開業予定)

 関内駅近くにあった横浜市役所が2020年に移転し、その跡地を利用する再開発が計画されています。日本で初めてとなる常設型のライブビューイングアリーナや、旧市庁舎の建物を保存活用するシティホテル、33階建てのタワー棟にはオフィスや大学が入るなど、関内駅エリアの新しいランドマークとなる見込みです。
 市庁舎の移転によって人通りが減っていたエリアですが、この再開発により今まで以上の通行量増加が期待できます。

横浜BUNTAI(2024年開業予定)

 旧横浜文化体育館の跡地に、約5,000席のメインアリーナをもつ「横浜BUNTAI」が開業予定です。バスケットボールなどスポーツの大会や、コンサートの開催に利用できるため、観客の往来が増えると予想されます。
 先行して開業した「横浜武道館」は、横浜BUNTAIのサブアリーナとなります。武道場と約3,000席のアリーナがあり、プロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」のホームアリーナとなっているほか、市民にも利用されている施設です。
 今後はアクセス強化のため、周辺道路の再整備も検討されています。

関内駅エリアの通行者属性

関内駅エリアの通行者属性は、地域住民のほかに、オフィスワーカー・観光客・学生・スポーツ観戦客が主となっています。

関内エリア(関内駅の北側・東側)

関内エリアは、さまざまな属性の通行者が集まります。

・官公庁や企業に勤めるオフィスワーカー
・官公庁を目的とする市民などの来訪者
・街歩きを楽しむ観光客
・横浜スタジアムなどのスポーツ観戦客やイベント参加者

関外エリア(関内駅の南側・西側)

 関外エリアは、主に地域住民やショッピングを目的とする人の通行が多くなっています。駅の南側は、関東大学の新キャンパスが建設されたことで学生の通行量が増えました。
 また、ゲストハウス(簡易宿泊所)が多くありますので、海外からの旅行者や日雇い労働者、高齢者の単身世帯が多い地域でもあります。

関内駅エリアのおすすめイベントスペース

 関内駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

関内セルテ 1F正面エントランススペース

1F正面エントランスのプロモーションスペース

 

JR・地下鉄関内駅前徒歩1分に位置する、70店舗以上が入居するショッピングセンター「関内セルテ」。駅前好立地で、スーパーやドラッグストアなどが入居している為、近隣のお客様はもちろん、横浜スタジアムも近く観戦時には多くの人であふれる商業施設です。
 1F正面エントランスのイベントスペースは、催事や販促、プロモーション等に最適なスペースとなっており、過去にも多くのプロモーションや販促企画を展開しております。

関内駅エリアのまとめ

 西側(関外)にはショッピングセンターを利用する地域住民、北側(関内)は官公庁を中心にオフィスワーカーや観光客で賑わう関内駅エリア。商材や目的に合ったイベントスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

この記事を読んでくれた方におすすめ

「横浜市」の解説記事はこちら
「川崎駅」の解説記事はこちら

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