公開日:2024年6月23日
更新日:2024年6月23日

2023年・2024年オープンの商業施設をピックアップ【東京編】

2023年・2024年と、続々と東京にオープンする商業施設。ポップアップストアの出店先として選択肢にも入る2023年に東京で開業した商業施設や2024年に開業予定の商業施設のオープン日や特徴、アクセスについて詳しくご紹介します。

商業施設とは?

商業施設とは、商品やサービスを売ることを主な目的とし、多数のテナントが出店するために建てられた施設を指します。一多彩な業態があるのが特徴で分類は以下のとおりです。

種別詳細
Dept(デパートメントストア)いわゆる百貨店。商業施設側が複数の店舗を運営し、多彩な商品を展示・陳列して販売
GMS(ゼネラルマーチャンダイズストア)いわゆる総合スーパー。食品だけでなく衣料品売り場なども混在している
SM(スーパーマーケット)食料品を中心に扱う大型のスーパー
SS(スーパーストア)衣料品を中心に扱う大型のスーパー
HC(ホームセンター)家具やインテリアなどを扱う大型店舗
DS(ディスカウントストア)低価格を訴求する大型店舗。食品や日用品、衣料品など品揃えが豊富
Dgs(ドラッグストア)医薬品をメインに日用雑貨も揃えている大型店舗

東建コーポレーション 建築士用語辞書賃ビル大百科より引用

上記以外にも、映画館や遊べるスポット、オフィスに劇場なども兼ね備えた複合商業施設もあります。

2023年に新規オープンした商業施設をプレイバック

東京都において2023年に新規オープンし注目を集めた商業施設の数々を、開業時期や特徴を交えてプレイバックします。

東急歌舞伎町タワー

2023年4月14日にオープンした東急歌舞伎町タワー。地上48階・地下5階建て、高さおよそ225mの東急歌舞伎町タワーは、日本屈指のエンターテインメント施設であり、超高層複合施設でもあります。

施設内にはライフスタイルホテルのHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HotelとラグジュアリーなホテルのBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotelに加え、映画館、劇場にライブホール、フードホールなどを兼ね備えているのが東急歌舞伎町タワー。宿泊やレジャー、グルメを1棟で満喫できます。

2階にある新宿カブキhall~歌舞伎横丁は、祭りをテーマに食だけでなく音楽と映像が一体化することで、グルメとパフォーマンスを一度に味わえるのが特徴。横丁のように店舗が並んでおり、テーマパークのような雰囲気で各地のグルメを堪能できます。

その他にも東急歌舞伎町タワーには、8スクリーン・752席を備えた109シネマズプレミアム新宿や、地下1階から4階にあるライブハウスのZepp ShinjukuやクラブのZERO TOKYOがあり、多彩な楽しみ方ができる商業施設となっています。

アクセス

・西武新宿線 西武新宿駅から徒歩1分
・都営大江戸線 新宿西口駅から徒歩6分
・JR各線・⼩⽥急線・京王線・東京メトロ 丸ノ内線 新宿駅から徒歩7分
・東京メトロ 丸ノ内線・副都⼼線 、都営新宿線 新宿三丁⽬駅から徒歩8分

施設URL

https://www.tokyu-kabukicho-tower.jp

麻布台ヒルズ

2023年11月24日にオープンした麻布台ヒルズは、およそ6,000平方メートルの広さを誇り豊かな緑に囲まれた中央広場の周辺に、麻布台ヒルズ森JPタワー・麻布台ヒルズレジデンス A・麻布台ヒルズレジデンス Bの3棟の超高層タワーと、ガーデンプラザがA~Dまで立ち並んだ商業施設。

麻布台ヒルズはオフィスやラグジュアリーなホテルでお馴染み「アマン」の姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」、マーケット、住環境にインターナショナルスクール、デジタルアートミュージアムなど数々が集まっており、買い物だけでなく仕事や宿泊もできるコンパクトシティを実現しました。

施設内にはグルメやファッション、ビューティー、ウェルネスをはじめ150店舗が出店しており、ショッピングをとことん楽しむことも可能。中央広場の地下には、およそ4,000平方メートルの大規模フードマーケット・麻布台ヒルズマーケットがあり、美味しさに加えて食の楽しさと豊かさ、健康的なライフスタイルも提供しています。

アクセス

・東京メトロ南北線六本木一丁目駅 2番出口から徒歩4分
・東京メトロ日比谷線神谷町駅 5番出口直結
・東京メトロ日比谷線六本木駅 3番出口から徒歩10分
・都営大江戸線六本木駅 5番出口から徒歩10分
・都営大江戸線麻布十番駅 6番出口から徒歩10分
・東京メトロ南北線麻布十番駅 3番出口から徒歩11分
・都営三田線御成門駅 A6出口から徒歩11分

施設URL

https://www.azabudai-hills.com/index.html

東京ミッドタウン八重洲

2023年3月10日にオープンした東京ミッドタウン八重洲は、六本木・日比谷に続いで3施設目となる東京ミッドタウンブランドの大型複合施設です。

JR東京駅の地下から直通した東京ミッドタウン八重洲は、地上45階・地下4階で構成。地下1階から3階の商業施設には57の店舗が立ち並び、中にはジャパン・ブランドならではのこだわりを感じ取れるアパレルや雑貨、インテリアなどを扱うお店もあります。

2階にあるヤエスパブリックでは、個性あふれる11店舗が営業。さまざまな企画が行われ、話題となっている飲食店のグルメも味わえます。

その他にも東京ミッドタウン八重洲では、カジュアル使いからハレの日に利用できるレストランも営業しており、多彩なジャンルや有名店の味を楽しむことも可能です。

東京ミッドタウン八重洲は商業施設以外にもオフィスやブルガリホテル東京、バスターミナル、小学校、子ども園、ビジネス交流施設があり、多彩な魅力があるだけでなくさまざまなシーンで利用できる施設となっています。

アクセス

・JR東京駅 地下直結(八重洲地下街経由)
・東京メトロ丸の内線東京駅 地下直結(八重洲地下街経由)
・東京メトロ銀座線京橋駅 徒歩3分
・東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線日本橋駅 徒歩6分
・東海道新幹線、東北新幹線、北陸新幹線東京駅 直結

施設URL

https://www.yaesu.tokyo-midtown.com

羽田エアポートガーデン

2023年1月31日にオープンしたのが、羽田エアポートガーデン。羽田空港第3ターミナルに直結した商業施設はヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港とヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港という2つのホテルに加えて、羽田の地でくみ上げた温泉に入れる1天然温泉 泉天空の湯 羽田空港、飲食店やお土産も並び和のインテリアも見どころのショッピングエリア、大型バスターミナルとイベントホールも兼ね備えています。

日本における玄関口ともいえる羽田空港第3ターミナルと直結している羽田エアポートガーデンは、日本を感じられるスポットが目白押し。古き良き日本文化に触れられる日本全国から厳選された品々が並ぶジャパンフロムナードや、海外の方にもピッタリな日本らしいお土産・雑貨が手に入る羽田参道、大江戸フードホールをはじめ日本のグルメが楽しめる飲食店が軒を連ねています。

アクセス

羽田空港第3ターミナル駅から直結

施設URL

https://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/shopping

フォレストゲート代官山

2023年10月19日にオープンしたのが、フォレストゲート代官山。世界的にも名高い建築家の隈研吾氏が外観やデザインを手掛けました。目を惹く外観のフォレストゲート代官山は、商業施設だけでなくシェアオフィスや賃貸住宅を兼ね備えたMAIN棟と、木造2階建てでカフェやイベントスペースもあるTENOHA棟にて構成されています。

屋内外に緑が多く配置されたフォレストゲート代官山は、一歩足を踏み入れると森の小道を歩いているような気分も味わえるでしょう。

フォレストゲート代官山は地下1階から2階には、ザ・ガーデン自由が丘やBlue Bottle Coffeeをはじめとした店舗が勢ぞろい。緑や環境サステナブルを軸にしたお店もあり、さまざまなグルメが楽しめます。

アクセス

東急東横線代官山駅 徒歩1分

施設URL

https://forestgate-daikanyama.jp

渋谷サクラステージ

2023年11月30日に竣工し、2024年7月にまちびらきイベントを実施予定なのが渋谷サクラステージ。渋谷の桜丘に誕生した商業施設は39階建てで、商業施設に加えてオフィスや暮らせるように宿泊できるハイアット ハウス 東京 渋谷、渋谷の中心地における唯一の住宅・ブランズ渋谷桜丘もあることから、多彩な機能を持ち合わせている商業施設です。

渋谷サクラステージはおよそ15,200平方メートルの店舗面積を誇り、多彩なテナントが出店。飲食店やクリニックなどが軒を連ねるだけでなく、イベントスペースやデジタルサイネージ、緑あふれ都会のオアシスともいえるはぐくみSTAGEや、新たな交流と体験ができるにぎわいSTAGEなどがあり、買い物や飲食だけでなく幅広い用途で利用できる施設となっています。

渋谷サクラステージは働・遊・住を備えた商業施設でありながら、今まで分断されていた地域を結ぶ商業施設でもあるのが特徴。渋谷駅周辺や桜丘周辺の行き来がしやすくなり、回遊性もアップしました。

アクセス

JR渋谷駅からおよそ30m

施設URL

https://www.shibuya-sakura-stage.com

2024年に新規オープンする商業施設

2024年に新規オープンする、注目の高い東京の商業施設をご紹介します。

イマーシブ・フォート東京

2024年3月1日にオープンしたのが、イマーシブ・フォート東京。世界初のイマーシブテーマパークで、今までのテーマパークでは味わえなかった完全没入体験が楽しめます。

イマ―シブ・フォート東京では目の前で起きる映画やアニメ、ゲームのようなドラマティックな出来事を、傍観者ではなく当事者として体験が可能。まるで作品の中に入ったような、没入感と非日常体験が味わえます。

イマ―シブ・フォート東京は2022年3月に閉業した商業施設である、ヴィーナスフォートの建物を利用。作り込まれたヨーロッパのような街並みや、音響・照明・細部まで念入りに作られた装飾により、圧倒的没入体験が楽しめます。

国内でも類を見ない、およそ3万平方メートルの敷地にオープンしたイマーシブ・フォート東京は、全天候型・完全屋内型のテーマパーク。没入できる10を超えるアトラクションに加え、6つの物販や飲食店も利用でき、とことん遊び尽くせる施設です。

アクセス

・ゆりかもめ青海駅 直結
・りんかい線東京テレポート駅 徒歩3分

施設URL

https://immersivefort.com

豊洲 千客万来

2024年2月1日に、東京の豊洲市場場外に誕生したのが豊洲 千客万来。再現された江戸の街並みでグルメを満喫できる食楽棟と、温浴施設により心と体を癒せる温浴棟で構成されています。

1階から3階のフロアで構成された食楽棟は、豊洲市場と連携することで鮮度抜群の食材の販売と提供を実現しました。

敷地内にある豊洲目抜き大通りは、江戸の街並みを再現。寿司やうなぎをはじめとした江戸前グルメを味わい尽くせる飲食店街や、地元・江東区で人気を博しているお店が並んでおり、食をとことん楽しめます。

道路沿いに面した豊洲江戸前通りでは、ラーメンをはじめ気軽に楽しめるグルメが勢ぞろい。目利き横丁は、旬の食材や珍味などをカウンターで楽しむ・食べ歩きで味わえるエリア。各店舗から漂う食欲を刺激する香りに連れられて、絶品食体験を満喫できます。

温浴棟である東京豊洲 万葉倶楽部は、箱根・湯河原の温泉を専用トレーラーにて運び込んでおり、名湯のお湯で心と体をリフレッシュ。8階には豊洲の景観を見ながら無料で利用できる足湯の千客万来足湯庭園もあり、気軽に温浴体験もできます。

アクセス

・ゆりかもめ 市場前駅 徒歩4分(※2階にてゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで連結)
・東京BRT豊洲市場前 徒歩3分
・ミチノテラス豊洲(豊洲市場前) 徒歩7分
・都営バス市場前駅前 徒歩5分
・都営バス新豊洲駅前 徒歩9分

施設URL

三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG

2024年3月1日にオープンしたのが、三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG。東京2020大会において選手村の跡地に造られたHARUMI FLAGの中心にあり、地域住民の生活を支える生活密着型施設です。

3階建ての三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAGには、スーパーマーケットやドラッグストア、飲食店、フィットネスジム、認可保育所、クリニックモールなど合計39店舗が軒を連ねています。

三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAGには東京2020大会の選手村でも提供された、GAP認証食材を利用した料理が楽しめるTEAM JAPAN 2020 VILLAGE Cafe & Restaurant CENTRALEや、2Fメインエントランスに設置された東京2020大会のスポーツピクトグラムのオブジェ、施設内にあるアートウォールなどあるのが特徴的。買い物を楽しむとともに東京2020大会の思い出に触れ、その熱気を再び感じることができるでしょう。

アクセス

・都営地下鉄大江戸線勝どき駅 A3a出口から徒歩16分
・都営バス 東京駅から「はるみらい(旧ほっとプラザはるみ)」 下車すぐ
・東京BRT「B31 はるみらい」 徒歩3分

URL

https://mitsui-shopping-park.com/lalat-harumiflag

東急プラザ原宿 ハラカド

2024年4月17日にオープンしたのが、東急プラザ原宿 ハラカド。1960年代に存在した、トップクリエイターらが集まっていた原宿セントラルアパートの文化を受け継いだ、商業施設です。

東急プラザ原宿 ハラカドは、地下1階から7階にある屋上テラスで構成。全部で75の店舗が集い、スイーツやアパレル、雑貨などが購入できます。

東急プラザ原宿 ハラカドは5階から7階の飲食フロアであるHARAJUKU KITCHEN&TERRACEや、雑誌を集めたフリースペースのCOVER、地下にある銭湯の小杉湯原宿があるため、ショッピングだけでなく新たな出会いや繋がり、体験も可能な商業施設です。

アクセス

・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前(原宿)駅 出口4・7から徒歩1分
・東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線 表参道駅 出口A1から徒歩9分
・JR山手線原宿駅 徒歩4分

施設URL

https://harakado.tokyu-plaza.com

まとめ

東京における2023年にオープンした商業施設と、2024年にオープン・今後オープン予定の商業施設をご紹介しました。

近年オープン・今後オープンする東京の各商業施設は注目度が高いため、本記事を参考にポップアップストアの出店先を検討してみてはいかがでしょうか。

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