ここ数年でハンドメイドや食べ物を中心に、マーケットやマルシェの開催が増えてきました。本記事では、土日の2日間で3,000人の来場者を記録したクリスマスシーズンに合わせて、カラメルで紹介している生活を彩る雑貨を手に取って、その場で買えるポップアップストア「世界のおみやマーケット」の事例をご紹介します。
よむよむカラメルは、「家族の暮らしを楽しくする」をコンセプトにお店やモノとの出会いの場を作る新しいWebメディアです。10年以上の歴史と60,000人以上のお店を誇る「カラーミーショップ」から、編集部選りすぐりのユニークなショップを「取り寄せレポート」「比較レポート」「インタビュー」など様々な切り口で紹介しています。
これまでにも「にっぽんネットショップ祭り」「3杯のコーヒーと北欧の絵本展」を行うなど、リアルでの販売支援・活動からネットショップの魅力を伝える試みを行っています。
今回は、クリスマスというギフトシーズンに合わせて、カラメルで紹介している生活を彩る雑貨を手に取って、その場で買えるポップアップストア「世界のおみやマーケット」を開催しました。
今回は、マーケットイベントとしてだけではなく「しあわせを運ぶ雑貨と出会う旅」として、小さな旅を提案するガイドブック「ことりっぷ」とコラボレーション。ことりっぷのスマートフォンアプリで行っている写真コンテストとコラボし、「#異国の街角」をテーマに写真を募集し、入賞写真を会場に展示するキャンペーンを展開しました。
1Fフロアでは、5店舗のショップが出店。
2Fフロアでも、5店舗のショップが出店しました。
3Fフロアでは、ことりっぷの #異国の街角 写真展 だけではなく、コラボカフェとして、吉祥寺のスペシャリティーコーヒー「LIGHTUP COFFEE」が出店。コーヒーを飲みながら、ことりっぷを読んだり、世界の写真を眺めたりできる空間に。
準備の段階から、コーヒー豆の心地よい香りがフロア全体に広がっていました。
そして、準備を進めてようやく開場10分前の、9:50。
オープン前から行列を作ってお待ちいただいていたお客さまが多く、スタッフさんも外に出て挨拶と整列を。
11:00。いよいよ、「世界のおみやマーケット」がオープンしました。
オープンした途端からたくさんのお客さまがご来場され、一気に賑わう会場。
旅券をモチーフにしたビタミンカラーのリーフレットを持って、様々なショップでオーナーさんと話しながら、商品を見て買われていました。
クリスマスというシーズンに合わせて、2Fに設置されたラッピングスペースにも賑わいが。様々なかわいい装飾を試しながら、来場者の方々自身が非常に楽しそうに、大切な人へのクリスマスプレゼントをラッピングされているのが印象的でした。
1,2Fで賑わいを見せつつ、3Fのカフェスペースはゆったりとできる空間に。ソファーや丸椅子で集まってコーヒーを楽しみながら、ことりっぷや写真を眺めたり、おしゃべりをされたり、過ごされていました。
買い物の後には、1Fの写真撮影スペースで記念写真を。今回のテーマである世界各国の国旗やクリスマス、動物などの装飾から特製の写真フレームまで、「フォトプロップス」を利用した記念写真のスペースを設置。
子供から大人まで、撮る人も撮られる人も笑顔で、最後にほっこりしていただきました。
2日間で2,800人もの来場者の方が来られ、たくさんの笑顔をいただいたポップアップストアになりました。
GMOペパボ株式会社 カラーミーショップ ディレクター 寺町さま(写真中央)
リアルイベントを開催する上で、一番不安なのが集客。
今回「LION BUILDING」を選んだのは、そんな集客の悩みを解決しそうな立地にあるといった点が1番にあります。 浅草駅から徒歩3分圏内にあり、雷門からほど近い位置にあるので日中は人通りがとても多かったです。もちろん、それだけでなく1棟まるまる貸し切ることができるのでイベントのイメージを展開しやすいといった点や、内観の壁が白で統一されていたこともあり出店店舗さんが売る商品との相性の良さからも、ここで開催したいと思いました。
リアルイベントの開催は、今回のものを含め3回目となり、これまでの反省から改善を繰り返すことで、 リアルイベント実施前後での効果が目に見える形で現れるようになりました。依然課題としてあったネットショップへの誘導も、徐々にではありますが行えるようになり、サービスのプロモーション以上の価値を生み出せていると感じています。
最近リニューアルしたカラメルのメディア「よむよむカラメル」でのWEB上での情報方発信のみならず、普段手に取ることのできないアイテムを発見できる場の提供として、リアルイベントなど今後も積極的に続けていきたいと思います。
株式会社昭文社 ことりっぷ事業部 平山さま(写真右)
今回ご出店されている素敵なショップと一緒に、由緒ある浅草の趣のある建物の中で「ことりっぷフロア」を設けられたことは、それがそのままことりっぷの世界観を体現しているようで初日から浮き足だっていました。
ことりっぷももう創刊して8年が経ちます。現在ではWEBマガジンやコミュニティアプリでも読者の方と繋がっているのですが、ここまで読者の方と一斉にお会いできる機会はなかなかありませんから、今回のイベントはとても有意義でした。
LIGHTUP COFFEE FOUNDER 川野さま(写真左)
今回のイベントではコーヒーを頼む方の多さに驚きました。3階に入ってすぐのところでドリップして提供していたのですが、その香りや淹れている見た目からか、3階にいらしてくれる1/3ほどの方がコーヒーを注文してくれたように思います。みなさんコーヒー片手に椅子に腰かけ、休憩したり、買った雑貨の見せ合いっこをしたり、のんびり時間を過ごしていました。
そんな豊かな時間を与えるコーヒーにこれだけの人が興味を持ってくれること、今後より多くの人にコーヒーの魅力を知ってもらいたいと思っている中で、大きな収穫となるイベントでした。
「クリスマス」という商戦シーズンを押さえた今回のポップアップストアは、多くの参加者と共に、参加ショップの高い満足度も得たイベントに。
浅草駅より徒歩3分、雷門正面・大通り沿いという非常に立地の良い会場で、会場の建物自身も独特の雰囲気があり、メディアでイベント情報を見てこられた方以外にもふらっと立ち寄られる方がいらっしゃった点が、集客面で大きな効果を果たしました。
ポップアップストア全体としても、販売イベントに留めるだけでなく、
と、「しあわせを運ぶ雑貨と出会う旅」をコンセプトにお客様自身が楽しめるイベントとしたことで、買われたアイテムと共にイベントそのものを思い出せるような楽しい思い出になったとともに、多くのお客様がいらっしゃる中でゆったりとした時間を提供できたのではないかと感じます。
また、「クリスマス」という商戦シーズンを押さえたことで、ショップが提供しているアイテムそのものの良さという要素はもちろんありますが、
● メディア/プロモーションによる集客
● お客さんがモノが欲しいというタイミング
が相乗効果を生み、ショップそれぞれの認知・売上も後押ししました。
こうした商戦シーズンにはお客さん自身が「いいモノを買いたい」という明確なニーズがあり、特にプレゼントなどは実際に見て確認しながら購入されることが多いため、こうしたポップアップストアでの展開は改めて効果的だと感じたポップアップストアでした。
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