路面店だけでなく、通常カフェやショップとして運営している場所で開催する「ショップ・イン・ショップ」と呼ばれるかたちのポップアップストアも増えてきました。今回は常設店舗の中でシーズナルショップを展開するBUTTER & DEL’IMMOをご紹介!
ポップアップストアといえば路面のレンタルスペースで開催するイメージが強いですが、ショップ内で期間限定店舗を展開するショップ・イン・ショップのかたちも増えてきました。
ショップ・イン・ショップは出店するブランドにとっては集客面でも準備の面で気軽に出店できるというメリットがあり、場所を提供するショップにとっては新鮮さと新しい顧客開拓のメリットがあります。
そこで今回は常設店舗内で3〜4ヶ月ごとに変化するシーズナルショップを展開し、話題性を創出しているBUTTER & DEL’IMMOの荒川さんにお話を伺いました。
▲渋谷マルイのエントランスにあるカフェスタンド。右手のベンチにかけてドリンクを楽しむ人も。
– ポップコーン専門店Butter POPCORNの中に3〜4ヶ月で入れ替わるシーズナルショップを作られたのはなぜしょうか?
荒川さん:Butter POPCORNは、油を使わず空気だけでエアポップする製法で作ったポップコーンブランドです。
渋谷マルイ内のオープンから好評をいただいてきましたが、スイーツ業界は流行の移り変わりも早いためお客様に足を運んでいただくきっかけづくりとしてシーズナルショップを展開しています。
夏にはレモンを使ったスイーツショップ「Brooklyn Lemon」を、秋には栗を使ったスイーツショップ「Many Many MARRON」をお届けしてきました。
そして今回1/27(金)からはホットチョコレート専門店「CHOCOLATE STAND」をご提供しています。
▲期間限定で楽しめるホットチョコレート。ブランドタグのついたマドラーは思わずInstagramにあげたくなるかわいさ。
– ショップに対するお客様の反応はいかがですか?
荒川さん:ただ季節限定商品をだすのではなく、お店のカラーやメニューそのものが変わるので話題になりやすく、お客様に足を運んでいただくきっかけにもなります。
リリースやSNSでの発信はもちろんですが、オープンした週の土日に無料でスイーツをプレゼントするチケットを配布するなどして話題を創出するように工夫しています。
シーズナルショップといえど3、4ヶ月間同じテーマになるため、中間地点でメニューを追加するなど中だるみしないような施策を試行錯誤しています。
▲左からBrooklyn Lemon、Many Many MARRON、CHOCOLATE STANDの店舗外観。統一感をもたせつつ変化をみせる。
– 店舗の見せ方で気をつけているポイントはありますか?
荒川さん:季節によってテーマごと変わる店舗ですが、BUTTER & DEL’IMMOのブランドとしての統一感をもたせるため、ロゴや店舗のテイストをあわせるようにしています。
また毎回ドリンクにはオリジナルタグをつけており、ブランドの統一感をだしつつ思わずInstagramに投稿したくなるようなキャッチーさをだすようにしています。
渋谷のマルイ店内という立地なので、高校生から20代にかけての若い女性に楽しんでいただけるよう写真映えは意識していますね。
▲店内では常設店舗としてButter POPCORNを展開。
– 今後のシーズナルショップの展望について教えて下さい。
荒川さん:シーズナルショップの強みは常に新鮮さを感じていただけることですが、逆に数ヶ月でお店のテーマが変わってしまうので、商品を気に入っていただけても3ヶ月後には別の商品を提供することになります。
商品の魅力ももちろんですが、季節ごとに変化するショップそのもののファンになっていただけるような施策を模索していきたいと思います。
またパンケーキ専門店「Butter」でもシーズナルショップの商品を提供するなど、ブランド間での相乗効果も狙っていきたいと思います。
「五感を刺激し、気軽に楽しめる」というコンセプトを体現し、多くのお客様にスイーツを楽しんでいただける店舗づくりを試行錯誤していきたいと思います。
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