板橋区は高級住宅街やのどかな雰囲気を持つエリアが広がり、商店街や自然も充実しているエリアです。池袋をはじめ、都市部や主要な駅へのアクセスにも優れているため、住みやすい地域として人気を集めています。待機児童ゼロも達成しファミリー層からも注目度の高い板橋区を、5つのエリアに分けて紹介します。
板橋区エリアとは?
板橋区エリアの成り立ち
板橋区エリアのアクセス
板橋区エリアの特徴
板橋区のおすすめスペース
板橋区エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ
板橋区の基本データ | |
---|---|
総面積 | 32.22平方キロメートル |
人口数 | 572,789人(2023年12月1日地点) |
世帯数 | 327,242世帯(2023年12月1日地点) |
板橋区の各地域 | 板橋エリア、常盤台エリア、志村エリア、赤塚エリア、高島平エリア |
東京都23区において北西部にあるのが、板橋区。面積は32.22平方キロメートルで、東京都23区においては9番目の広さを誇ります。人口に関してはおよそ27万人で、特に20〜64歳が多いエリア。
近隣にある区や市は次の通りです。
・北から東:戸田市、川口市、北区
・南:豊島区、中野区
・東南から西:練馬区、和光市
埼玉県との境にある板橋区内には、大小合わせた公園がおよそ300カ所・商店街の数はおよそ100カ所あります。自然を活用した公園が多く、落ち着いた雰囲気がありながらも生活をするうえでの便利さも併せ持ったエリアです。また板橋区の東南は池袋が近いため、都内の主要な駅までのアクセスにも優れているのが強みといえるでしょう。
板橋区は商業地や住宅地が数多くありながら、埼玉県に近い赤塚エリアでは都市農業が、荒川の沿岸部では製造業をメインに工業が広がっており、産業都市の側面を持つエリアでもあります。その他にも高島平団地をはじめ高層住宅が建っており、東京都におけるベッドタウンでもあるのが板橋区です。
板橋区は数々の子育て家庭をサポートしているエリアでもあり、待機児童ゼロを達成している地域。子どもなんでも相談や子育て相談窓口をはじめ、豊富な子育てサポートを展開しており、2022年に全国にある市区町村を対象に行った「共働き子育てしやすいランキング」においては第8位にランクインした経験もあります。(日経DUALが発表)
子育て世帯も過ごしやすい板橋区のエリア分けは、下記の通りです。
・板橋
・常盤台
・志村
・赤塚
・高島平
板橋区には行政の中心地や「板橋区の田園調布」とも呼ばれる高級住宅街、住宅と産業がバランスよく発展したエリアなど異なる表情を見せる地域があり、幅広い年代が住んでいます。
▼板橋区豆知識:人気のイベントは『いたばし花火大会』 毎年8月に行われる「いたばし花火大会」は、板橋区で開催されるイベントの中でも屈指の人気。500mに渡るナイアガラをはじめ、およそ11,000発も打ち上げられる花火を見に多くの方が訪れています。 |
板橋区は武蔵野台地などにおいて、およそ3万年前の旧石器時代から人が住んでいたことが痕跡から確認されています。地名である「板橋」は、鎌倉時代に書かれた「延慶本平家物語」と呼ばれる軍記にも記載されており、古くから歴史のあるエリアと言えるでしょう。
板橋という名称の由来は、現在の石神井川にかかった橋から付けたとされています。
明治11年(1878年)には郡区町村編制法により板橋は15区6群に分けられ、北豊島群に入りました。明治22年(1889年)の4月1日に市制町村制が施行されると、板橋地区は併合が進み、下記の4か町村が誕生しました。
・板橋町
・上板橋村
・志村
・赤塚村
昭和7年(1932年)になると市郡併合により、板橋区が誕生しました。戦後の昭和22年(1947年)には当時の板橋区にあった一部地域が練馬区として独立。以降、昭和30年代までは東京の穀倉地帯として知られていた板橋区は発展を重ね、平成8年(1996年)には高層住宅の建設が進むことで、東京都においても有数の住宅街へと変化を遂げました。
板橋区は板橋駅近隣をはじめ現在も再開発が行われており、より住みやすく・利用しやすい街へと進化を続けています。
鉄道や交通網が充実した板橋区は、さまざまな路線が通じているエリア。池袋や新宿、渋谷に大手町など都内の主要な駅までのアクセスに優れており、通勤や通学もしやすいです。
かつての街道は幹線道路になっており、車での移動もスムーズ。区内の各駅にはバスも充実しているため、車がなくても各地域に訪れやすく、電車だと遠回りになる道のりも比較的効率よく訪れられます。
板橋区内主要駅の乗車人数 | |||||
駅名 | 板橋駅 | ときわ台駅 | 高島平駅 | 志村坂上駅 | 下赤塚駅 |
乗車人数 | 30,118人(※1) | 40,737人(※2) | 25,179人(※3) | 27,062人(※3) | 14,392人(※2) |
{※1:JR東日本『各駅の乗車人員 2022年度』より(1日平均)}
{※2:東武鉄道『駅情報(乗降人員)』より(乗降人数は2022年度1日平均)}
{※3:東京都交通局『各駅乗降人員一覧』より(2022年4月~2023年3月、乗車と降車の人数合算)
板橋区の鉄道路線 | ||||||
鉄道会社名 | 路線名 | 板橋駅 | ときわ台駅 | 高島平駅 | 志村坂上駅 | 下赤塚駅 |
JR東日本 | JR埼京線 | ○ | – | – | – | – |
東武鉄道 | 東上本線 | – | ○ | – | – | ○ |
東京都交通局(都営地下鉄) | 都営三田線 | – | ○ | ○ | – |
板橋区内の東南にある板橋エリアは宿場として昔から栄えており、現在は区役所をはじめ消防署や警察署といった公共機関が集う行政の中心地。池袋駅から近いものの、落ち着いた雰囲気もあるエリアです。
エリア内にはJRだけでなく都営三田線や東武東上線が走っており、板橋区内でも屈指の利便性を誇るのが特徴。中心となる板橋駅は近隣には個人経営のお店が立ち並び、少し足を伸ばすと住宅街となっています。
駅周辺は再開発が進んでおり、令和2年(2020年)にはJR板橋東口ビルが開業し数々のお店が入居しました。近年においては、高層マンションも建設されています。
板橋区において南部の中央にあるのが、『板橋の田園調布』とも呼ばれ、高級住宅街でもある常盤台エリア。ときわ台駅の北側には歴史の面影が漂う日本の住居をはじめ、高級住宅が並んだ閑静な住宅街が広がります。エリア内には板橋区立中央図書館を併設した板橋区平和公園があり、憩いの場として人気です。
駅の南側には商店が立ち並んでおり、どこか懐かしい雰囲気が広がっているのが特徴的。川越街道まで続く、常盤台銀座商店街がメイン通りとなっています。
板橋区の中央部にある志村エリアは、板橋区の中でも住宅と産業についてバランスよく発展させることを計画で取り決め、暮らしやすい街づくりを行っているエリア。スーパーだけでなく志村坂上駅近隣には志村銀座商店街などの商店街もあり、昔ながらの情緒がありながらも買い物環境が充実しています。
エリア内にある本蓮沼駅の近隣にはサッカー場や競技場といったスポーツ施設に加え、子ども向けの遊具が揃った小豆沢公園などもあり、思う存分体を動かせるでしょう。
志村エリアはしだれ桜が見事に咲き誇る南蔵院をはじめ名所や旧跡もあり、積み重ねてきた歴史も感じられます。
板橋区の西部にある赤塚エリアは、ゆったりとした雰囲気があり住みやすいと評判の地域です。江戸時代には農作物を供給しており、今もなお都市型農業が行われています。
赤塚エリアは自然だけでなく、歴史や文化も感じられる名所があり、歴史や文化にどっぷり浸かれます。
赤塚エリアに位置する歴史的名所
・東京都指定有形文化財である旧粕谷家住宅
・東京の名水57選にも選ばれた不動の滝
・東京大仏のある乗蓮寺
板橋区の北部にある高島平は、都内屈指の規模を誇る高層住宅地・高島平団地をはじめ、数多くのマンションが立ち並ぶベッドタウンです。団地を抜けると、一戸建てや低層の集合住宅も広がっています。
高島平エリアは緑が多く、自然が満喫できるのも特徴。広々とした敷地内に噴水や競技場、野球場なども備えた都立赤塚公園などの各種公園があるだけでなく、数多く植えられた街路樹により、東京都23区にいながらも緑をしっかり感じられます。
高島平中央商店街をはじめとした商店街や学校なども多いため、高島平エリアはファミリー層にもピッタリの街です。
板橋区エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。
大山駅から徒歩4分にあるハッピーロード大山商店街内の路面貸店舗です。店舗は非常にシンプルな白に統一された作りとなっておりますので、自由度の高い空間作りができる、幅広い方への訴求が可能なスペースです。
行政の中心地で池袋にも近い板橋エリアや高級住宅街の側面も持つ常盤台エリア、暮らしやすい街づくりを行う志村エリア、ゆったりとした雰囲気と歴史も楽しめる赤塚エリア、ベッドタウンとして名高い高島平エリアがあります。板橋区におけるお気に入りのスペースを、SHOPCOUNTERで探してみてはいかがでしょうか?
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