北千住駅エリアは下町の雰囲気がありながらも交通の利便性が高く、近年人気が高まっているエリアです。本記事では、学生の街としても発展してきている北千住駅エリアのアクセスや特徴などとともに、北千住駅エリアのおすすめイベントスペースを紹介します。
北千住駅エリアとは?
北千住駅エリアの成り立ち
北千住駅エリアのアクセス
北千住駅エリアの特徴
北千住駅のおすすめスペース
北千住駅エリアのまとめ
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北千住駅エリアとは、東京都足立区の南部にある北千住駅を中心としたエリアです。北側は埼玉県川口市・草加市・八潮市、西側は東京都北区、南側は荒川区・墨田区、東側は葛飾区があります。
北千住駅エリアは、大きく分けて「西口エリア」と「東口エリア」があります。
西口エリアはファッションビルや商店街、飲食店などが集まる繁華街、東口エリアは主に住宅地で高齢者がやや多いエリアです。
東京都足立区の人口データ(2023年12月1日時点) | |||||
人口数 | 男女比 | 世帯数 | 0-19歳 | 20-59歳 | 60歳以上 |
693,119人 | 5:5 | 371,732世帯 | 14% | 56% | 30% |
足立区の人口は東京23区で第4位、北千住駅エリアの人口は足立区全体の約4%となっています。エリアの北側は「荒川」、南側は「隅田川」が流れており、坂道はほとんどない平坦なエリアです。
北千住駅エリアは、江戸時代に宿場町として発展したエリアです。
1900年代に、製靴の企業や工場が集まり、北千住駅エリアの主要な産業となりました。東京市に編入されて足立区となり、1943年には都制がしかれ現在の東京都足立区となったのです。
戦後は工業地帯として発展していく傍ら、住宅地も増えていきました。
1962年に北千住~人形町間に営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線、1969年には北千住~大手町間に千代田線が開通するなど、都心とのアクセスも強化されていきます。
2000年代には西口エリアの再開発によって「千住ミルディス」が完成、「北千住マルイ」などの商業施設が増えたことが、北千住駅エリアの人気が高まった理由のひとつです。
また、大学の誘致を積極的に行い、「学生の街」としても発展していきます。
2005年にはつくばエクスプレスが開業したことで、千葉県や茨城県からの往来もさらに増えました。
近年では、西口エリアに足立区内で初となる高さ100m越えのタワーマンションが建設されるなど、今後も人口や通行量の増加が見込まれるエリアです。
足立区の南部にある北千住駅は、4社5路線が乗り入れています。
1日あたりの平均乗車人員 | ||
JR | 183,824人(乗車のみ) | 10位(2022年度) |
東京メトロ | 215,800人(乗車+降車) | 3位(2022年度) |
東武スカイツリーライン | 382,081人(乗車+降車) | 1位(2022年度) |
つくばエクスプレス | 46,489人(乗車のみ) | 2位(2022年度) |
JR常磐線の都心方面は上野東京ラインと直通運転されており、東京や品川までアクセスしやすい路線です。下り方面は、千葉県の松戸や我孫子、茨城県の土浦へ向かいます。
東京メトロ千代田線の都心方面は、大手町や霞ヶ関を経由して代々木上原で小田急小田原線と直通運転、下り方面は同じ足立区の綾瀬に向かうほか、JR常磐線と一部直通運転となっています。
東京メトロ日比谷線は北千住が起点駅となっており、中目黒までを結んでいます。
北千住駅から下り方面は東武スカイツリーライン、上りは中目黒から東急東横線と直通運転されているため、埼玉県や横浜方面へのアクセスに便利な路線です。
東武スカイツリーラインの都心方面は浅草へ向かいます。または押上(スカイツリー前)から東京メトロ半蔵門線と直通運転で大手町や渋谷、さらに東急田園都市線に接続され二子玉川や神奈川県方面へのアクセスも可能です。
また、北千住駅は日光や鬼怒川に向かう東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の「スペーシア」や、箱根湯本に向かう小田急線の「ロマンスカー」などの特急も停車します。
つくばエクスプレスの都心方面は浅草や秋葉原、下り方面は千葉県の南流山や茨城県の守谷を経由してつくばまでを結ぶ路線です。
電車以外の交通手段としては、西口エリアに羽田空港へのバスが発着しているほか、商業施設の駐車場が充実しているため自家用車での来街者も多い傾向です。
北千住駅の西口エリアは、駅近くは繁華街、大通りから外れたエリアは住宅街となっています。駅ビルの「ルミネ北千住」やペデストリアンデッキで接続されている「北千住マルイ」などの商業施設は、地域住民だけでなく近隣エリアからも買い物客が訪れます。
再開発で建設された「千住ミルディス」のⅠ番館は北千住マルイのほかに、演劇を中心とした公演が開催される「シアター1010」や、「千住区民事務所」などの公共施設があり、Ⅱ番館は住居やオフィス、医療モールがある複合施設です。
ペデストリアンデッキの下はバスターミナルとなっており、路線バスやコミュニティバス、羽田空港へのバスが発着しています。
西口を出て左手にある「ときわ通り」は飲み屋横丁とも呼ばれ、入り組んだ狭い路地に老舗から新店まで多くの飲食店が集まる歓楽街です。
また、西口から日光街道(国道4号線)までの「北千住駅前通り」は、約400m続くアーケード商店街の「きたろーど1010」です。飲食店やアパレルショップのほかに、大手銀行の支店や不動産会社が多くあります。
西口エリアを縦断する旧日光街道は「北千住宿場町通り商店街(北千住サンロード商店街)」です。 古民家を再利用したショップや飲食店が多くあるほか、近年では商店街内に30階建てのタワーマンションも建設されました。
エリア南側には22階建てビルの「東京芸術センター」があり、オフィスやSOHOのほか、多目的ホールの「天空劇場」や「足立公共職業安定所(ハローワーク)」などの公共施設、レストラン、フィットネスジムなどが併設されています。
エリア北側の荒川河川敷で開催される「足立の花火大会」は、約70万人が来場する足立区の一大イベントです。
河川敷のほど近くには総合施設の「学びピア21」があり、「放送大学 東京足立学習センター」や区内最多の蔵書数を誇る「中央図書館」、「足立区生涯学習センター」などが併設されています。
東口エリアは、下町の雰囲気が残る商店街と住宅街を中心としたエリアです。
主要スポットの「東京電機大学 千住キャンパス」は、広大な敷地に1号館から5号館まであります。近隣には関連施設も点在しているほか、施設内のフィットネスクラブなどは一般利用も可能です。
駅前から東に約400m続く「学園通り」を中心とした一帯は「学園通り旭町商店街」となっています。精肉店や青果店など地域に密着したお店から、美容系サロンや飲食店など若者や学生が多く利用するお店までそろっている商店街です。
また、「足立税務署」などの公共施設もあるため、近隣エリアから訪れる人も多くいます。
学園通りから離れると、マンションや都営住宅、団地などもありますが、戸建てや単身者向けアパートが多い住宅街です。
公園や小学校もあるため、子どもや家族連れの姿も見られます。
昔ながらの銭湯も数軒あるため、銭湯を目的に遠方から訪れる人もいるエリアです。
北千住駅エリアは大学などが多数あることから、学生が多い街でもあります。
足立区には、もともと1993年に放送大学の東京足立学習センターが開校まで大学キャンパスが存在しませんでした。
魅力的な街づくりのために、足立区が大学を積極的に誘致。
2006年に東京藝術大学 千住キャンパスが開校したことを皮切りに、2007年に東京未来大学、2010年に帝京科学大学、2012年に東京電機大学のキャンパスが続々と開校しました。
西口エリア
・東京芸術大学 千住キャンパス
・放送大学 東京足立学習センター
・帝京科学大学 千住キャンパス
・私立女子高等学校
東口エリア
・東京電機大学 東京千住キャンパス
・東京未来大学
・私立男子中学・高等学校
北千住駅エリアは、交通の利便性に対して物価や家賃相場が安いエリアです。アクセスが良いため通学する学生も多いですが、学生マンションや単身向けアパートなども充実しています。
北千住駅エリアを通行する人は、下記のような属性です。
・地域住民
・大学などに通う学生
・商業施設や商店街での買い物客
・公共施設を利用する近隣エリアの住民
・飲み屋街や飲食店を目的に訪れる人
・公園などを利用する家族連れ
・コンサートホールなどの観客
・周辺企業に勤務するオフィスワーカー
北千住駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。
・一日160万人の乗降客数を誇る鉄道ハブターミナル北千住駅と直結した地域一番店。
・食品・レストラン・ファッション・サービスと幅広いカテゴリーを展開しております。
ペデストリアンデッキを介して繁華街を形成する東口と商店街・住宅が中心で下町感のある西口で構成された北千住駅エリア。近年は足立区屈指の学生街として若年層の来訪も増えている北千住駅内のお気に入りスペースをSHOPCOUNTERで見つけてみてください。
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2017年2月3日
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