公開日:2023年12月29日
更新日:2023年12月29日

【保存版】豊島区のポップアップストア出店ガイド

東京都における副都心の1つである池袋があり、都内のみならず全国レベルでもトップクラスに人口密度が高いエリアが豊島区です。繫華街としてだけでなく住む街としても注目度の高い豊島区について4つのエリアに区分し、成り立ちとともにポップアップストア出店に向けた特徴を紹介します。

豊島区の特徴を5つのエリアに分けて解説
1.副都心、行政の中心地「池袋エリア」
2.池袋と異なる情緒豊かな市街地「大塚・巣鴨・駒込エリア」
3.名門私大がキャンパスを構える高級住宅街「雑司が谷・目白エリア」
4.アートと漫画の街「長崎・千早エリア」

目次

豊島区エリアとは?
豊島区エリアの成り立ち
豊島区エリアのアクセス
豊島区エリアの特徴
豊島区のおすすめスペース
豊島区エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

豊島区エリアとは? 

豊島区の基本データ
総面積13.01平方キロメートル
人口数291,850人(2023年12月1日地点)
世帯数185,058世帯(2023年12月1日地点)
豊島区の各地域池袋エリア、大塚・巣鴨・駒込エリア、雑司が谷・目白エリア、長崎・千早エリア

 東京都23区において西北部にあるのが、豊島区。東京都の三大副都心の1つである池袋を有するエリアです。近隣は下記の区に接しています。

・東:文京区
・西:中野区練馬区
・南:新宿区
・北:板橋区、北区

 面積に関しては13.01平方キロメートルとなっており、東京都23区においては18位となる広さ。人口はおよそ29万人で人数としては東京都23区において上位ではありませんが、人口密度に関しては全国の市区町村の中でもトップクラスとなっています。
 豊島区内には数多くの路線が運航しており、東京都23区における主要な駅や横浜大宮などにも出やすく、通勤・通学にも適したエリアです。
 豊島区は商業施設やレジャー施設だけでなく大学や専門学校などの数も多く、若者が大勢集まることから活気があるのが特徴。賑わいを見せている豊島区では子育て支援も積極的に行っており、2017年度には初となる待機児童ゼロを達成しました。2020年度からは、保育園の待機児童ゼロを3年連続で達成しています。
 子育て支援はその他にも積極的に行っており、さらに区内には子どもと遊べるレジャー施設の多さも相まって、豊島区は子育て世帯からも支持を集める地域です。
 その他にも豊島区内にはソメイヨシノの発祥地や、名だたる漫画家を数多く世に送り出したトキワ荘の跡地、鬼子母神堂など歴史のある名所もあるため、見どころが満載のエリアといえるでしょう。

豊島区のエリアは下記に分かれています。

・池袋
・大塚・巣鴨・駒込
・雑司が谷・目白
・長崎・千早

 副都心機能を有し大型の商業施設や超高層ビルが集まるエリアだけでなく、閑静な住宅街があるエリアもあるのが特徴。「豊島区=繁華街」というイメージがもたれがちですが、ところによっては住みやすい地域でもあります。そんな豊島区の人口は幅広い年代が住みつつ、中でも21〜56歳までが多いです。

豊島区エリアの成り立ち

豊島の由来

 豊島区の由来は北豊島群が無くなる際に4町が協議し、かつて存在した由緒ある地名を残すべく区名に付けた事がきっかけです。
 縄文時代から人々が住んでいた豊島区の名前が地名として最初に登場したのは、大化2年(646年)。大和政権から派遣されてきた国司による監査報告において、「豊島」の地名が記載されていました。大宝元年(701年)の律令制定下の群制制定後に、豊島の名が群名として用いられたのです。

現在の豊島区となるまでの変遷

 豊島区は昭和7年(1932年)10月の東京市郡合併の折。今まで北豊島郡下にあった巣鴨町・西巣鴨町・長崎町・高田町が統合され誕生しました。
 高度経済成長時には交通の利便性が高いことから人口が集中した豊島区は、商業面でも発展。昭和53年(1978年)には一大商業ビルのサンシャインシティも誕生し、池袋を中心として豊島区は進化していきました。
 近年の豊島区は、平成21年(2009年)に新庁舎整備基本計画を制定。区役所の新庁舎と超高層マンションを兼ね備えたとしまエコミューゼタウンでき、豊島区役所はシンボルとなる新たな庁舎へと移転したのです。また豊島区は現在、サブカルチャーやハイカルチャーに関係なく、ジャンルを超えた構想として「国際アート・カルチャー都市構想」も進め、新たな取り組みにも挑んでいます。

豊島区エリアのアクセス

豊島区はJRをはじめ、地下鉄路線や区内を走る都電荒川線など11路線が通っており、交通の利便性が高いです。エリア内の東西南北だけでなく、東京メトロ副都心線や東急東横線・みなとみらい線の直通運転により、東京都23区の主要駅や他県へのアクセスもしやすくなっています。

豊島区内主要駅の乗車人数
駅名池袋駅大塚駅目白駅東長崎駅
乗車人数合計1,706,313人
 JR東日本:458,791人(※1)
 東武本線:388,238人(※2)
 西武鉄道:397,892人(※3)
 東京メトロ:461,392人(※4)}
山手線48,509人(※1)
都電荒川線約4,7万人(東京さくらトラム全線。令和4年度))
30,840人(※1)24,170人(※3)

{※1:JR東日本『各駅の乗車人員 2022年度』より(1日平均)}
{※2:東武鉄道『駅情報(乗降人員)』より(乗降人数は、2022年度1日平均)}
(※3:西武鉄道『駅別乗降人員(2022年度1日平均)』より)
{※4:東京メトロ『各駅の乗降人員ランキング』より(2022年度一日平均)}

豊島区の鉄道路線
鉄道会社名路線名池袋駅大塚駅目白駅東長崎駅
JR東日本山手線
埼京線
湘南新宿ライン
東武鉄道東上本線
西武鉄道池袋線
東京メトロ丸ノ内線
有楽町線
副都心線
東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)

豊島区エリアの特徴

豊島区のエリアは下記に分かれています。
・池袋
・大塚・巣鴨・駒込
・雑司が谷・目白
・長崎・千早

 副都心機能を有し大型の商業施設や超高層ビルが集まるエリアだけでなく、閑静な住宅街があるエリアもあるのが特徴。「豊島区=繁華街」というイメージがもたれがちですが、ところによっては住みやすい地域でもあります。そんな豊島区の人口は幅広い年代が住みつつ、中でも21?56歳までが多いです。

1. アクセス利便性の高い行政の中心地「池袋エリア」

1.副都心、行政の中心地「池袋エリア」

 豊島区の中央に位置するのが、東京副都心でもある池袋エリア。池袋駅を中心に大型商業施設や飲食店が立ち並ぶだけでなく区役所もある、豊島区において行政の中心地です。
 エリア内には池袋の象徴ともいえるサンシャインシティがあり、ビルの屋上にあるサンシャイン水族館が人気となっています。その他に東京芸術劇場や東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)などの劇場もあり、演劇や舞台芸術に関するイベントも開催。昨今ではアニメや漫画、コスプレなどのサブカルチャーを発信する地域としても注目を集めています。


池袋駅エリアの解説記事

2.池袋と異なる情緒豊かな市街地「大塚・巣鴨・駒込エリア」

 豊島区における東に位置するのが、大塚・巣鴨・駒込エリア。それぞれ異なる特色を持つ街に、多くの人が訪れています。
 大塚はエリア内のあちこちに坂がある街。東京都内では唯一走る都電荒川線が通っており、人々の足となっています。駅の周辺には駅直結のショッピングモールや商店街が充実しており、活気があるのが特徴です。再開発も進められ、便利なだけでなく街の雰囲気がより良くなっています。
 巣鴨は池袋から近いにもかからず、歴史と緑に囲まれたエリア。地域のシンボルともいえるとげぬき地蔵のある高岩寺をはじめ、さまざまな歴史スポットが存在しています。人気の巣鴨地蔵通り商店街には年配者の方をはじめ、国内外問わず多くの方が訪れ、散策を楽しんでいます。
 駒込は以前、武家屋敷が広がっており、都内でも有数の高級住宅街。ソメイヨシノの発祥地や、都立公園の六義園・日本庭園と洋風庭園が広がる旧古河庭園もあり、自然とともに歴史も楽しめます。

3.名門私大がキャンパスを構える高級住宅街「雑司が谷・目白エリア」

 豊島区の南部にある雑司が谷・目白エリアは緑が多く、移り行く季節を肌で感じられる地域です。
 雑司が谷は古くから存在する街で、明治の建物や安産・育児の神様を祀る鬼子母神堂をはじめとした寺社、庭園などもあり、積み重ねて来た歴史の雰囲気を味わえます。点在する公園や雑司ヶ谷霊園により、緑が豊かなのも特徴です。雑司が谷周辺には学習院大学や日本女子大学をはじめ、学校も数多くあります。
 高級住宅街として名高いのが目白。静かでありながらおしゃれな雰囲気が漂う街です。目白は自然を楽しめるスポットが多数あり、中でも目白庭園では季節ごとに植物が楽しめるだけでなく、秋になるとライトアップされた紅葉を見ることができ、人気となっています。目白駅近くには世界で類を見ない切手の博物館もあるため、歴史ある郵便文化に触れることも可能です。

4.アートと漫画の街「長崎・千早エリア」

 豊島区の西にある長崎・千早エリアは、芸術や文化に関わりが深い地域です。
 長崎は「東京にある長崎」という意味で付けられた、東長崎駅がある街。6つの商店街があるだけでなく、有名な観光スポットとしてトキワ荘マンガミュージアムがあります。
 手塚治虫氏や石ノ森章太郎氏をはじめ、名だたる漫画家が若かりし頃に過ごしたアパートを再現した観光スポットにて、トキワ荘文化を発信。当時の雰囲気や、漫画家たちのエネルギーを感じられます。
 千早は主要駅がないものの、近隣の4カ所の駅を利用できる落ち着いた環境の住宅街。昭和の初期には千早に多くの文化・芸術家が移住し、活動を展開していました。当時はアトリエが併設された住宅が複数並ぶ、「アトリエ村」があったのです。
 現在アトリエ村はありませんが、アトリエ村の模様は豊島区の郷土資料館にて模型で見ることができます。千早で芸術を堪能するのなら、豊島区立熊谷守一美術館を訪れ、熊谷守一氏が手掛けた油絵や墨絵などを鑑賞してみてはいかがでしょうか。

豊島区エリアのおすすめイベントスペース

 豊島区エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

豊島区 目白エリア 路面レンタルスペース

豊島区 目白の路面レンタルスペース

 東京都豊島区目白にある個展・グループ展、アート・絵画展示、画廊、撮影、体験教室、物品販売などでご利用頂けるレンタルスペース・ギャラリーです。
 1階路面店で前面道路平均歩行者数(平日)も約1万人と非常に良い立地です。展示・画廊スペースは約60㎡、ご来場者様も接触やストレス無く、ゆっくりと回覧できる広い空間の展示スペースをご用意。また、約12㎡の商談スペースもあり、大切な話や新しいご縁のためにご活用頂けます。180cm×60cmの可動棚は自由に移動・レイアウト可、絵画も最大で30点ほど展示できます。南側自然採光で非常に明るいため、金工やガラス工芸品などは少し位置を変えるだけでも美しく見えます。

豊島区エリアのまとめ

 4つのエリアで構成されるのが、豊島区。副都心でもあり多くの人で賑わう池袋エリアや、個性豊かな街が広がる大塚・巣鴨・駒込エリア、自然も多い雑司が谷・目白エリア、芸術や文化も感じられる長崎・千早エリアがあります。地域によって表情が異なる豊島区において、お気に入りのスペースをぜひSHOPCOUNTERで探してみてください。

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