公開日:2023年12月13日
更新日:2024年10月22日

【保存版】東京駅エリアのポップアップストア出店ガイド

 国内最大級のターミナル駅であり、日本を代表するビジネス街である丸の内、大手町、有楽町、八重洲の中心に位置する東京駅エリア。地下街を経由して周辺のオフィスビルと直結しているため、観光や生活の移動に駅を利用する人だけでなく、多くのビジネスパーソンが行き交う東京駅エリアのおすすめスペースを紹介します。

3つのエリアで解説!東京駅エリアの特徴
1. 首都・東京の玄関口として、歴史と流行が交差する駅前(八重洲・丸の内)
2.世界に誇るビジネス街(丸の内・大手町・日本橋)
3.駅ナカと周辺における商業施設の充実(八重洲・有楽町・銀座)

目次

東京駅エリアとは?
東京駅エリアの成り立ち
東京駅エリアのアクセス
東京駅エリアの特徴
東京駅エリアの通行者属性
東京駅のおすすめスペース
東京駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

東京駅エリアとは? 

 東京駅は千代田区丸の内にあり、中央区と隣り合う場所に位置しています。
 JR東日本、JR東海、東京メトロが運行しており、JR東日本の在来線と新幹線各路線、JR東海の東海道新幹線、東京メトロの丸ノ内線が発着する国内最大級のターミナル駅です。列車の発着本数は1日に3,000本以上、乗降客の数も国内トップクラスであることから、日本の首都東京のなかでも主要駅といえるでしょう。
 東京駅のプラットホーム数は新幹線を含め28本で、国内最多のホーム数となっています。
 日本を代表するビジネス街である丸の内、大手町、有楽町、八重洲、日本橋、京橋の中心に位置しており、地下街を経由して周辺のオフィスビルと直結しているため、観光や生活の移動に駅を利用する人だけでなく、多くのビジネスパーソンが行き交います。

<東京駅を囲む区の昼夜人口(2020年国勢調査による)>

昼間人口夜間人口
千代田区903,780人66,680人
中央区633,390人169,179人
合計1,537,170人235,859人

 東京駅周辺には徒歩圏内に歴史的建造物、観光名所、大型商業施設が立ち並び、駅周辺を散策するだけでも東京観光を楽しむことが出来ます。地下街の商業施設も充実しており、グルメやお土産の購入であれば駅構内だけでも十分なほどのラインナップです。
 また東京駅は駅舎の一部が国の重要文化財に認定されている珍しい駅でもあります。移動の拠点として駅を利用しながら重要文化財を眺められるとあって、その外観を一目見るために駅舎の外に出る人も多いのではないでしょうか。西欧の文化を取り入れた明治・大正時代を思わせる壮麗なデザインは今も昔も見る人を魅了し続けています。

東京駅エリアの成り立ち 

 東京駅は東京の玄関口として1908年(明治41年)に建設工事を開始し、6年の歳月をかけて1914年(大正3年)に開業しました。設計を行ったのは日本を代表する建築家・辰野金吾氏で、開業当時の東京駅は鉄骨レンガ造りの3階建て、長さは約335mだったそうです。正面に皇室専用玄関が設けられ、南側のドームが乗車口、北側のドームが降車口、駅前には広大な広場が作られたことで利用者や住民の憩いの場ともなりました。
 開業から1年後の1915年(大正4年)、丸の内駅舎内に東京ステーションホテルを開業します。客室数56室、ヨーロッパスタイルのホテルは壮麗な建築と最先端の設備で人気を集め、当時56室あった客室は連日満室の盛況ぶりだったそうです。
 東京駅が開業にあわせ、丸の内の開発にも拍車がかかりました。1923年(大正12年)に「丸ビル」が完成、ビルの1・2階を商店街、上の階にオフィスが入ったビルは日本の建築史において革命的な出来事で、その後のオフィスビル、複合型商業施設の設計に大きな影響を与えることとなりました。
 東京のランドマークになりつつあった東京駅ですが、太平洋戦争により駅舎の象徴だったドーム屋根や外壁、3階部分が大きな被害を受けてしまいます。
 現在の姿は2000年代に入ってから駅舎が日本の重要文化財に指定されたことで始められた、丸の内駅舎の保存・復原工事計画によるものです。八角形のドームの天井や天井に取り付けられた8羽の鷲、8つの干支のレリーフなど、当時の意匠が見事に再現されています。

再開発が進む八重洲エリア

 戦後、時代とともに次々と運行路線を増やし、周辺の開発が進められてきた東京駅は今後さらなる進化が期待されています。
 国家戦略特区という制度に基づき、国際ビジネスの拠点づくりを目的として、駅周辺、とくに八重洲エリアの再開発が計画されており、商業施設やオフィスだけでなく、地域の生活基盤を支える施設も整備され街全体の魅力向上や、地域経済の活性化にも注目が集まっています。
 特に東京駅に隣接する常盤橋エリアで2027年竣工予定の「Torch Tower(トーチタワー)」は高さは390m、完成すれば日本一の超高層ビルになります。商業エリア、オフィスエリア、ホテルなどが配置され、高層階には都内最高層クラスの展望施設が設けられる予定です。
 常に進化を続ける東京駅周辺は、国内だけでなく世界から注目され、さらに多くの人が集まるエリアになることが予想されます。

東京駅エリアのアクセス

 東京駅は1日63万人以上が利用する国内最大級のターミナル駅です。在来線、新幹線、地下鉄、各方面への高速バスが運行している他、空港へのアクセスも良いため国内外への移動拠点となっています。

<都内主要駅までの所要時間>

駅名利用路線所要時間
渋谷駅JR山手線約25分
新宿駅JR中央線約15分
池袋駅東京メトロ丸ノ内線約17分

<国内主要都市までの所要時間>

都市名利用路線所要時間
名古屋JR東海道新幹線約1時間40分
大阪JR東海道新幹線約2時間25分
福岡JR京浜東北線
京急空港線
(羽田空港から飛行機)
約3時間40分

<近隣空港までの所要時間>

空港名利用路線所要時間
羽田空港JR京浜東北線
京急空港線
約35分
成田空港JR高速バス約1時間20分

 京成押上線押上駅と京急本線泉岳寺駅を東京駅経由でつなぎ、成田空港から30分台、羽田空港から20分台のアクセスを実現させる都心直結線の構想があり、アクセスの向上が期待されています。

東京駅エリアの特徴

1.首都・東京の玄関口として、歴史と流行が交差する駅前(八重洲・丸の内)

 東京駅の駅舎自体に歴史とそれらを後世へ残そうとする人々の強い想いが託されていることはご紹介したとおりですが、駅周辺には他にも歴史や文化を知ることのできる建造物が多く残されています。日本橋口からすぐのとこにある日本銀行本店は、東京駅駅舎の設計者である辰野金吾氏により設計されました。
 本店を上空からみると「円」の形に設計されていることは有名ですが、創建された当時の「えん」は「圓」の字が使用されていたため、辰野氏の遊び心と偶然がもたらした奇跡ともいわれています。見学ツアーも実施されており、より詳しい歴史を知ることができる貴重な機会となっています。
 丸ノ内口から徒歩5分ほど歩いたところにある三菱一号館美術館は、1894年に三菱が建設した洋風の事務所の設計を元に復元し、2010年に開館した美術館です。外観はもちろん、内装もレトロ感のある落ち着いた雰囲気となっています。
 展覧会の他にカフェ、ミュージアムショップがあり、歴史資料館では丸の内の歴史に触れることが出来ます。
 同じく丸ノ内口から徒歩5分のところにある和田倉噴水公園は、上皇陛下の御結婚を記念して昭和36年に作られた公園です。無料休憩所があり、仕事や観光の合間に迫力のある噴水を眺めながら一休みする人の姿が見受けられます。
 江戸時代から日本の中心として栄えてきた地ですので、建造物にとどまらずその地その地に歴史が残されています。

2.世界に誇るビジネス街(丸の内・大手町・日本橋)

 東京駅周辺は日本を代表するビジネス街です。
 国内企業はもちろんのこと、多くの外資系企業がオフィスを構える他、国会議事堂などの政治関連施設にも近く様々な国籍の人々が行き交います。
 丸の内や大手町、日本橋、銀座など一等地といわれるエリアは企業イメージに寄与する部分も大きく人気は衰えません。時代とともにオンライン会議が普及しましたが、交通の便も良くアクセスしやすい東京駅周辺の活動人口は変わらない印象を受けます。
 なかでも八重洲エリアでは大規模な再開発が予定されているため、今後さらなる発展とオフィス街としての需要拡大が期待されます。

3.駅ナカと周辺における商業施設の充実(八重洲・有楽町・銀座)

 東京駅は駅構内で東京の魅力を十分に感じられるほど商業施設が充実しています。構内の商業エリアとして有名なのが八重洲側の改札を出てすぐにある東京駅一番街です。土産物店や飲食店が多く並び、東京駅限定商品が目を引きます。
 ラーメンストリート、お菓子ランド、グルメゾンなどエリアごとに特色が分かれており利用しやすさも抜群です。東京グルメ以外にも「にっぽんグルメ街道」では日本各地の名物を堪能できるため、外国人観光客や地方からの観光客に人気です。
 また東京キャラクターストリートは30以上の店舗が並び、日本が世界に誇るカルチャーの発信地となっており、ポップアップストアも頻繁に開催されてます。
 同じく駅構内の商業施設であるグランスタにはお土産や飲食店のほかに雑貨やコスメ用品、グロサリーを扱う店舗が展開されており、観光や買い物客以外にも仕事の合間や通勤通学の合間に立ち寄る多くの人で賑わいます。改札内にはグランスタ東京、改札外にはグランスタ八重洲があり目的地までの移動の合間に立ち寄るのにも便利です。
 駅周辺にも、和光銀座や日本橋高島屋といった老舗百貨店のほか、東急プラザ銀座、GINZA SIX、丸の内OAZO、KITTE、東京ミッドタウン日比谷などの大型商業施設が徒歩圏内にあるため、東京駅から交通機関を利用せずにショッピングを楽しむことができます。
 そのため周辺はビジネスパーソンに混じり、徒歩移動する買い物客や観光客が多いのが特徴です。 

東京駅エリアの通行者属性

・丸の内エリアに勤務するオフィスワーカー
・国内観光客
・海外からの観光客
・近隣エリアから来訪する買い物客

東京駅エリアのおすすめイベントスペース

 東京駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

東京駅1分 海外観光客向け路面イベントスペース

 東京駅日本橋口より1分の屋外イベントスペースです。主に全国自治体のPRや物産展等のプロモーションでご利用されており、観光や地域の魅力発信のみイベント開催が可能な場所となっております。
 平日の人通りは1日10,000人以上あり、丸の内、大手町、日本橋付近のオフィスワーカーや東京駅へ向かう通行人、観光客、訪日外国人等が通る立地となっています。

東京駅エリアのまとめ

 東京駅エリアは、江戸時代から日本の顔として商業、経済、文化をリードし続けているエリアです。東京駅エリア内の丸の内、八重洲、大手町で商材や目的に合ったイベントスペースを探してみてはいかがでしょうか。ぜひお気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

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