本や日用品などのネット経由での購入は一般的になってきたものの、試着が必要なアイテムのネット経由での購入は躊躇してしまいませんか?この記事では、そんな悩みを解決する靴に特化した、バーチャルフィッティングサービス “Flickfit”をご紹介します。
昨年から徐々に盛り上がりを見せる”Fashion Tech”。
商品作りから販売に至るまで、各工程で新しいテクノロジーを取り入れることでこれまでにないショッピング体験、ファッション体験を実現するべく様々なサービスが生まれています。
そんな数あるFashion Tech企業の中から、今回は靴に特化したバーチャルフィッティングサービス”Flickfit“をご紹介します。
▲ECサイトの画面上に表示されるヒートマップのイメージ
Flickfitは足の3D スキャンデータを使用して、靴をバーチャル試着できるサービス。
近年ファッション業界でもECでの購買比率が高まっていますが、靴は試着しなければ履き心地やサイズがわかりづらいという特徴からECでの購入比率が伸びづらいアイテムと言われてきました。
その特徴をカバーするために返品無料にしてとくにかく多くの靴を自宅で試し履きしてもらうという戦略をとる企業も増えていますが、商品の輸送コストがそのまま商品価格に転嫁されてしまう、試し履きによって商品劣化が早まってしまうといった問題点もあります。
そこでFlickfitのバーチャルフィッティングを導入することでわざわざ試し履きすることなく自分の足に合うサイズを知ってもらい、そのままオンラインでの購入につなげることができます。
バーチャルフィッティングに使用する足データのスキャンにかかる時間はたった3秒。
スキャン後にECサイト上で「バーチャル試着」ボタンを押すと、履き心地がひとめでわかるヒートマップが現れます。
これによってお客様はPCやスマートフォンの画面上で見て気に入った靴で自分の足に合うサイズがどれかを知ることができます。
Flickfitの本格展開は2016年夏を予定しており、都内を中心に3Dフットスキャン体験会も随時実施しています。
30名以上の団体であれば東京23区内の好きな場所で3Dスキャンをお試しすることも可能。
最先端のバーチャルフィッティングを体験してみてはいかがでしょうか。
▲足データのスキャンはたった3秒で完了
靴は衣料品と比べても販売におけるサイズの重要性が非常に高いアイテムです。
サイズと履き心地の確認のために試し履きが必要とされることでECでの販売でネックになることはもちろん、リアル店舗での在庫調整も頭を悩ませるポイントではないでしょうか。
靴は1つのデザインに対してサイズだけで10点点以上、そこにカラーバリエーションを掛け合わせると20点以上も商品在庫を持っておく必要があります。
それだけ大量の在庫を抱えていても、ちょうどぴったりのサイズが欠品していればその時点で販売機会を失ってしまうというのが靴を販売する難しさ。
しかしFlickfitを導入することで、サイズが欠品していてもサイズ感と履き心地がわかるためデザインやカラーで気に入ったものがあれば試し履きすることなくその場で購入につなげることもできます。
特に短期間で出店するポップアップストアでは商品が欠品しても追加できない状況も多いもの。
そんな時でもその場で履き心地をわかっていただければ購入につながる確率が格段にあがります。
FlickfitはECでの買い物はもちろん、リアル店舗でも在庫調整が難しい靴というアイテムの販売を手助けする強力な味方になりそうです。
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