ミレニアル世代という言葉には、どのような意味があるのかご存じでしょうか。「ミレニアル世代」と耳にすることが増えても、実は正しい意味を知らないという人も少なくありません。
この記事では、いま消費市場の中心となっているミレニアル世代の概要や特徴、人気エリア、プロモーション事例などを紹介します。
ミレニアル世代とは?
ミレニアル世代の特徴
ミレニアル世代が注目される理由
ミレニアル世代に人気のエリア
ミレニアル世代向けの企業によるプロモーション事例
まとめ
「ミレニアル世代」とは1980年代から1990年代中頃に生まれた世代のことです。
「Y世代(わい せだい)」とも呼ばれ、2024年時点では30歳~44歳あたりの年齢が該当します。
世代の初頭は第2次ベビーブームの次の世代である「ポスト団塊ジュニア世代」、後半は学習指導要領の改訂により学習量が削減された「ゆとり世代」でもあります。
ミレニアル世代の主な特徴を3つ紹介します。
日本でインターネットが広まり始めたころに生まれたミレニアル世代はデジタルネイティブの先がけであり、デジタルパイオニアと呼ばれることもあります。
既にインターネットやデジタル機器が一般化したころに生まれたZ世代とは違い、ミレニアル世代はIT技術の普及とともに育ったため、ITリテラシーが高いのもの特徴です。
ミレニアル世代はワークライフバランスを重要視している世代です。
バブル崩壊後やリーマンショック後の不況を経験してきたことから安定を求め保守的な志向が強い世代ですが、財政的な不安を持ちながらも私生活を犠牲にするような働き方は避ける傾向があります。
そのため、ワークライフバランスが実現できる企業への転職や、フリーランスとして独立する働き方を選ぶ人が多いのも特徴です。
ミレニアル世代は「自分が所有すること」よりも、「自分が体験すること」を重視しています。
幸せのひとつとして「多くのものを所有する」ではなく、「自分が体験したことで心を満たす」という価値観に変わったのが特徴です。
シェアリングやサブスク(サブスクリプション)など、所有を目的としないサービスが普及したのは、このミレニアル世代の考え方が一因と言えるでしょう。
いま、さまざまな市場で存在感を増しているのがミレニアル世代です。
ミレニアル世代が注目される理由を3つ紹介します。
ミレニアル世代は消費活動の中心であり、購買力が高いといえます。
不況を経験してきているためコストパフォーマンスにも敏感ですが、「体験」に対する消費には積極的です。
また、「デザイン性が高い」「他にはないサービスがある」「環境に配慮されている」などの付加価値を求めています。
たとえば、ホテル宿泊であれば、ただ宿泊するだけのホテルではなく、ホテルの滞在そのものを楽しめるライフスタイルホテルが好まれる傾向にあります
ミレニアル世代は就労者の中心でもあり、2025年以降に就労者の半数以上がミレニアル世代になるとされています。
ミレニアル世代では、「ひとつの会社で定年まで働きたい」と考える人は多くありません。
近年では政府や企業の後押しもあり、自分の趣味やこれまでの経験を生かして副業や兼業をする人も増えました。
ミレニアル世代は柔軟にお金を稼ぐ力が強い世代といえるでしょう。
ミレニアル世代は体験や経験を情報として発信することに積極的です。
ミレニアル世代は、「共感する・共感される」コミュニケーションを求める傾向があります。
そのため、ITリテラシーの高さを生かしてブログやSNS、動画配信サイトなどを活用しながら情報収集したり、自身の体験や経験を「情報」として発信したりします。
銀座はミレニアル世代を中心に多くの人が訪れる人気エリアです。
百貨店の「銀座三越」は、リフレッシュオープンに合わせて婦人服フロアのひとつをミレニアル世代に向けた品ぞろえにするなど、ミレニアル世代をターゲットとしてマーケティングを行っています。
近年では、ライフスタイルホテルの「ハイアットセントリック銀座東京」「アロフト東京銀座」なども開業し、ミレニアル世代の体験を求める価値観に合わせた商業施設が増えてきているのが特徴です。
再開発が活発な豊洲も、ミレニアル世代から人気があるエリアです。
大型の複合商業施設「アーバンドック ららぽーと豊洲」は、ファミリー世帯であることも多いミレニアル世代を中心に、多くの人が訪れます。
また、築地から移転した「豊洲市場」や、食と温泉が楽しめる「豊洲 千客万来」、スタイリッシュでリゾート感あふれるBBQ場が複数あるなど、観光やレジャーも「体験」できるエリアです。
商業施設が多い新宿ですが、ビジネス街でもあるため勤務地として訪れるミレニアル世代も多いエリアです。
「新宿高島屋」ではミレニアル世代の社員が主体となり、実際に触れられるアートの展示や普段は百貨店で販売されていないフードや雑貨のショップを集めたイベントを不定期に開催しています。
また、泊まれる本屋をコンセプトとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」や、エンターテインメントとライフスタイルホテルなどの複合施設「東急歌舞伎町タワー」など、体験を重視するミレニアル世代向けの商業施設も多くあります。
ストア名 | good eighty% POP-UP STORE「コンパクトでも自分らしい暮らし展」 |
開催場所 | (tefu) yoyogi uehara(代々木上原) |
内容 | ・商品の展示・空間コーディネートの提案・ワークショップコーナー |
インテリアのセレクトショップであるACTUSは、ミレニアル世代をターゲットとした新ブランド「good eighty%」のポップアップストアを開催しました。
オンラインショップ限定のブランドですが、商品展示や来場者が参加できるワークショップコーナーで、商品を間近に見られるイベントとなっています。
参考:合言葉は “so far, so good – いまのところいい感じ -”ミレニアル世代に向けたオンライン限定のインテリアブランド初めての期間限定ポップアップストアを開催!
ストア名 | 美しくなれる八百屋 WASO |
開催場所 | DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(代官山) |
内容 | ・商品に使用している主要素材の展示・発売前製品の体験、購入 |
化粧品メーカーの資生堂は、ミレニアル世代向けの新スキンケアライン「WASO(ワソウ)」のポップアップストアを開催しました。
和食の考え方である「素材の良さを引き出す」というコンセプトにちなみ、八百屋を模した店舗で主要素材の展示や、発売前製品の体験や購入ができるイベントです。
ストア名 | 播磨屋茶舗 tto(ティートゥー) ポップアップストア |
開催場所 | 心斎橋パルコ(大阪) |
内容 | ・ティーバッグ茶の試飲、販売 |
老舗の日本茶専門店である播磨屋茶舗は、ミレニアル世代向けのティーバッグブランド「tto(ティートゥー)」のポップアップストアを開催しました。
ミレニアル世代の生活シーンをイメージして開発されたティーバッグ茶の試飲や販売を行い、新ブランドの認知度向上につなげました。
参考:心斎橋パルコで、老舗お茶屋の若手後継者が立ち上げたティーバッグブランドがポップアップストアを期間限定でオープン!12月10日から12月12日まで。
現代社会において就労者の中心であるミレニアル世代は購買力が高く、自身の体験や経験を情報として発信することに積極的です。
また、ワークライフバランスや「自分が体験すること」に価値を置く傾向があり、この考え方を理解することがミレニアル世代の心をつかむ一助となるでしょう。
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