公開日:2024年4月4日
更新日:2024年4月4日

豊洲駅エリアの特徴と出店おすすめポイント【保存版】

豊洲駅エリアは、東京都江東区の湾岸部にある埋め立て地エリアのひとつです。高層のオフィスビルやタワーマンションが集まる近代的な街並みで、観光地としても人気があります。この記事では、商業と住居が密接する豊洲駅エリアのアクセスや特徴などとともに、豊洲駅エリアでの出店に適した商材や、おすすめイベントスペースを紹介していきます。


記事のポイント

1.多数の商業施設・オフィス・レジデンスが集積する北西エリア
2.居住者数が最も多い南東エリア
3.観光スポットにあふれた新豊洲エリア


目次

豊洲駅エリアとは?
豊洲駅エリアの成り立ち
豊洲駅エリアのアクセス
豊洲駅エリアの特徴
豊洲駅のおすすめスペース
豊洲駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

豊洲駅エリアとは?

豊洲駅エリアとは、東京都江東区の中央西部にある「豊洲駅」を中心としたエリアです。
江東区の北側は墨田区、西側は隅田川を挟んで中央区、東側は荒川を挟んで江戸川区と隣接しています。
南側の大部分は東京湾に接するいくつかの埋め立て地となっており、そのひとつが豊洲駅エリアです。

豊洲駅エリアの概要

豊洲駅エリアを大きく分けると、北西エリア(豊洲1~3丁目)・南東エリア(豊洲4~5丁目)・新豊洲エリア(豊洲6丁目)があります。

北西エリアはオフィスビル・タワーマンション・ショッピングモール・大学などが集まる、豊洲エリアの代表的な地域です。

南西エリアは高層マンション・高層団地などの集合住宅や工業施設、新豊洲エリアは観光やレジャー施設が多い地域となっています。

江東区の人口データ(2024年1月1日時点)
人口数男女比世帯数0-19歳20-59歳60歳以上
539,108人5:5289,908世帯16%58%26%

江東区の人口は23区で第8位、面積は42.99平方キロメートルで第6位となっています。
豊洲駅エリアの人口は江東区全体の約8%となっており、高齢者は少ない傾向です。

エリアの中心となる豊洲駅

豊洲駅は、東京メトロとゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)の2つの駅があります。
東京メトロの駅は地下、ゆりかもめは高架に駅があり、それぞれ直結はしていないため乗り換えには一度地上に出ることが必要です。

オフィス・ホテル・商業の複合施設「豊洲ベイサイドクロスタワー」や、区の出張所や文化センターの複合公共施設「豊洲シビックセンター」などが駅に直結しています。

ゆりかもめは、隣駅の「新豊洲駅」「市場前駅」が新豊洲エリアにあり、豊洲市場の利用者も多く使用する路線です。

豊洲駅エリアの成り立ち

中崎町の由来

豊洲駅エリアは、大正後期から昭和前期ごろにかけて埋め立てられた地域です。
関東大震災の瓦礫処理も兼ねられており、当時は「埋立地5号地」などの名称で呼ばれていました。

1937年に「豊洲」と命名されたのち、1939年になると「東京石川島造船所(現在の株式会社IHI)」が新工場を開設、その後は「新東京火力発電所」「東京ガス豊洲工場」や物流倉庫などが建設され、工業地として発展していきます。

豊洲駅エリアの変遷

交通の便が悪かった豊洲駅エリアですが、1988年に営団地下鉄(現在の東京メトロ)豊洲駅が開業しました。

1992年ごろから大工場が閉鎖していき、2000年代に入ると高層オフィスビルが建設されるなど北西エリアを中心に再開発が活発になりました。

2006年には、ゆりかもめ「豊洲駅」「新豊洲駅」「市場前駅」が開業、造船所跡地に商業施設の「アーバンドック ららぽーと豊洲」が開業、大学の開校や高層オフィスビル・タワーマンションの竣工など本格的なまちびらきとなったのです。

以降も再開発は続き、2010年代に入ると新豊洲エリアに「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」や、円形の演劇シアター「IHIステージアラウンド東京」など、スポーツやアートに関する施設も誕生しました。

2018年には東京都の中央卸売市場が築地から移転され「豊洲市場」となり、新豊洲エリアの活気が上がっていきます。

近年では、2021年の東京オリンピックにおいて、晴海の選手村と有明の競技施設をつなぐ位置にある豊洲駅エリアは、観戦や観光の拠点として利用されました。

2024年には豊洲市場に隣接する複合施設「豊洲 千客万来」が開業するなど、さらなる賑わいを見せています。

豊洲駅エリアのアクセス

1日あたりの平均乗降人員
豊洲駅(東京メトロ)176,881 人6位(2022年度)
豊洲駅(ゆりかもめ)27,544 人2位(2022年度)

東京メトロの豊洲駅は、有楽町線が乗り入れています。上りは東京駅にほど近い「有楽町駅」や「池袋駅」を経由して、「小竹向原駅」から西武有楽町線で所沢方面、「和光市駅」から東武東上線で川越方面へ直通運転です。

下りは2駅先で同じ江東区の「新木場駅」が終点となっています。
ゆりかもめはゴムタイヤで走る自動運転の新交通システムで、「新橋駅」からお台場や有明などの臨海副都心をまわり、豊洲駅が終点です。
湾岸エリアの景色を楽しめることから、観光として乗車する人も多い路線となっています。

豊洲駅からのアクセス時間
東京メトロ有楽町駅7分
新橋駅17分
東京駅17分
池袋駅27分
ゆりかもめお台場海浜公園駅18分
新橋駅30分

電車以外のアクセスは、豊洲駅と新豊洲エリアから羽田空港と成田空港へのバスが発着しています。
また、「アーバンドック ららぽーと豊洲」には水上バスの発着所があり、浅草まで船で移動することも可能です。

豊洲駅エリアの特徴

1.多数の商業施設・オフィス・レジデンスが集積する北西エリア

北西エリアは、多数のオフィスビル・タワーマンションと商業施設が集まるエリアです。橋を渡れば、同じ江東区の越中島や、中央区月島と隣接しています。

「アーバンドック ららぽーと豊洲」は都心ではめずらしい大型の複合商業施設で、ショップやレストランのほか、シネマコンプレックス、子ども向けの体験型施設などがあります。地域住民だけでなく遠方からも多くの買い物客が訪れ、週末はとくに家族連れでにぎわう施設です。

浅草まで往来する水上バスの発着所もあり、観光客の往来も見られます。
周辺にある豊洲公園や春海橋公園などの大きな公園は、買い物客や近隣住民の憩いのスペースです。

ホームセンターを中心としたショッピングモール「スーパービバホーム」には、スーパーマーケットや家電、ドラッグストア、保育園などもあります。

また、「芝浦工業大学 豊洲キャンパス」のカフェやレストラン、芝生広場のキッズパークなどは一般にも開放されており、近隣に住宅型有料老人ホームもあることから、さまざまな世代の通行者が見られます。

ゆりかもめの豊洲駅と直結している「豊洲シビックセンター」は複合型公共施設です。
江東区の豊洲特別出張所や文化センター(ホール・ギャラリー・研修室)、図書館などがあり、区民を中心に日々多数の人が訪れています。

現在も開発は続き、オフィス・店舗・起業者支援のインキュベーション施設・シェア企業寮などの複合施設が2025年に竣工予定となっているため、今後も通行量の増加が見込まれるエリアです。

2.居住者数が最も多い南東エリア

南東エリアは高層マンションや高層団地が多数あり、3つのエリアの中で居住者数が最も多いエリアです。橋を渡って北西は江東区枝川、南東は東雲と接しています。

大通り沿いには飲食店やスーパーマーケットなどの商業施設がありますが、エリアの大半は集合住宅のため落ち着いた雰囲気のエリアです。北西エリアと比べると少数ですが、タワーマンションやオフィスビルもあります。

幼稚園と多数の保育園、公立小学校が2つ、公立中学校が1つあるため、子どもや学生の通行も多い傾向です。
また、大学病院の「昭和大学江東豊洲病院」があり、近隣エリアからだけでなく遠方からの来訪者も見られ、病院勤務者の往来も多くあります。

3.観光スポットにあふれた新豊洲エリア

新豊洲エリアは、観光施設やレジャー施設が多数あり、国内外からの観光客が多いエリアです。北側は中央区晴海、南側は有明と、それぞれ2つの橋で接続されています。

ゆりかもめの「新豊洲駅」や「市場前駅」があり、新豊洲駅前には私立の中学高等学校があるため、学生の往来も見られるエリアです。

コンサートホールの「豊洲PIT」、円形劇場の「IHIステージアラウンド東京」の公演開催時は、多くの参加者が周辺を通行します。
また、アートミュージアムの「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」、「がすてなーに ガスの科学館」などの観光施設が多いのも特徴です。
複数あるリゾートタイプのバーベキュー施設や、釣りもできる「豊洲ぐるり公園」などは、とくに週末が若者や家族連れでにぎわいます。

「豊洲市場」は食のプロだけでなく個人でも買い物が可能なため、多くの買い物客が訪れ、とくに海外からの観光客に人気の施設です。

豊洲市場併設の「豊洲 千客万来」は、温泉が楽しめる「東京豊洲 万葉倶楽部」や、飲食・買い物ができる「豊洲場外 江戸前市場」などがあります。2024年に開業したばかりで、新豊洲エリアの目玉として多くの観光客来場が見込まれる施設です。

豊洲駅エリアの通行者属性

・豊洲市場を目的にした海外観光客
・タワーマンションに居住する高所得者層
・近隣の就業住宅に居住するファミリー層
・観光スポットに来訪する20~30代

北西エリア

・高所得の地域住民(主にタワーマンション)
・周辺企業に勤務するオフィスワーカー
・商業施設の買い物客(主に家族連れ)
・商業施設の勤務者
・国内外からの観光客
・公共施設の利用者
・通学する大学生

南東エリア

・地域住民(主に高層マンション・団地)
・周辺企業に勤務するオフィスワーカー
・大学病院の利用者
・大学病院の勤務者
・通園通学する子ども(主に幼児~中学生)

新豊洲エリア

・地域住民(主にタワーマンション)
・周辺企業に勤務するオフィスワーカー
・豊洲市場での仕入れ、買い物客
・豊洲市場の勤務者
・国内外からの観光客
・劇場やコンサートホールのイベント参加者
・レジャー施設の利用者
・私立中学高等学校の学生

豊洲駅エリアのおすすめイベントスペース

 豊洲駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

ユナイテッド・シネマ豊洲

ららぽーと豊洲内ユナイテッド・シネマのロビー

東京都江東区に位置するアーバンドッグららぽーと豊洲内ユナイテッド・シネマのロビーで、企業様のプロモ―ションを実施いただくことが出来ます。

映画鑑賞前後はお客様の情報バリアが少なく、ゆったりした時間を過ごすお客様が多く、街頭やイベントスペースでの展開と比べお客様とのコミュニケーションが取りやすい環境となっております。アンケート調査による顧客ログの獲得をはじめとしたPRイベントの開催が可能です。また、映画上映スケジュールから来場数の繁閑が予測可能なため、販売員の方々はメリハリのついたアプローチも可能となっています。

豊洲駅エリアのまとめ

豊洲駅エリアは、商業地域と住宅地域が分かれているだけでなく、近年は観光スポットやアミューズメント施設も登場し、活気あふれる湾岸エリアの象徴となっています。

高所得者向けのプロモーションイベントやインバウンド向けのポップアップイベントを企画する際は、SHOPCOUNTERで豊洲駅エリアのおすすめスペースを検索してみてください。

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