ガイドブックで見かける大阪のキタ・ミナミ。どのエリアを指しているのか、曖昧なまま使っていませんか?この記事では、2025年の万博を機に大きく変化する大阪の商業エリアを、キタ・ミナミ・副都心エリア・下町エリア・湾岸エリアの5つに分類し、大阪でのポップアップに向けて抑えるべき、それぞれのエリアの概要や来街者層、おすすめの商材を徹底解説します!

目次
大阪は多様な顔を持つ都市であり、エリアごとに異なる特色があります。ポップアップストアの出店場所を選ぶ際は、各エリアの特徴やターゲット層に合わせた戦略が必要です。大阪のエリアは大きく分けて以下の4つに分けられます。
大阪駅、梅田駅
なんば駅、大阪難波駅、心斎橋駅、日本橋駅
天王寺駅、大阪阿倍野橋駅、動物園前駅、京橋駅(Osaka Metro京橋駅)
天満駅、扇町駅、鶴橋駅
夢洲・咲洲(夢洲駅)、ユニバーサルシティ周辺(ユニバーサルシティ駅)
これから各エリアの特徴を詳しく見ていき、ポップアップストアを出店するためのポイントを解説します。
キタと呼ばれるのは、JR大阪駅・梅田駅を中心とした北区のエリア。
西日本最大のターミナル駅が整備されたことで、西日本の商業とビジネスの中心地として発展してきました。
地価は大阪でも最高水準で、平日はビジネスパーソン、休日は富裕層や観光客でにぎわいます。近年は再開発が進行しており、大規模な都市公園や複合施設が次々と誕生しています。
大阪駅・梅田駅周辺を中心に百貨店や大型商業施設が集積しています。国内外の高級ブランドが軒を連ね、ショッピング・ビジネス・観光が融合した都市空間を形成しています。
主要駅・商業施設・商店街
大阪駅:グランフロント大阪、ルクア大阪、大丸梅田店
梅田駅:阪急うめだ本店、阪神梅田本店
西梅田駅:ヒルトンプラザ
水辺に位置し、美術館やコンサートホールなど文化施設が多く、行政機関や企業本社も立地しています。近年は再開発により新しい複合ビルや商業空間が誕生し、都市景観も進化を続けています。
主要駅・商業施設・商店街
中之島駅:中之島美術館、大阪市中央公会堂、リーガロイヤルホテル
高価格帯の商品やハイエンドなサービスに適したエリアです。
最新テクノロジー製品、高級ファッション・ジュエリー、ビジネス向けサービスやガジェットなどが好相性です。
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ショップカウンターは、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。キタ(梅田・中之島)のスペースも商業施設から路面店舗まで、幅広い用途に対応可能なスペースが掲載されています。気になるスペースを探して問い合わせてみましょう。
ミナミと呼ばれるのは、難波、心斎橋、道頓堀のエリア。
江戸時代から「天下の台所」と呼ばれた大阪の商業の中心地として発展し、現在は食文化、若者文化、伝統芸能が融合する独自の文化圏を形成しています。
近年は、難波駅周辺で再開発が進み、商業施設とオフィス、ホテルの複合化が進むなど、さらなる発展を続けています。
なんば駅を中心に、なんばパークスや戎橋、道頓堀といった観光スポットが集積。国内外からの観光客で常ににぎわう大阪屈指の繁華街です。
主要駅・商業施設・商店街
なんば駅:なんばパークス、なんばCITY
大阪難波駅:高島屋大阪店、なんばマルイ
心斎橋筋商店街やアメリカ村を擁し、ストリートファッションや若者文化の発信地として高い注目を集めています。大型商業施設と個性的なショップが共存し、SNS映えする店舗が多いのも特徴です。
主要駅・商業施設・商店街
心斎橋駅:大丸心斎橋店、心斎橋パルコ、心斎橋OPA、心斎橋筋商店街
四ツ橋駅:アメリカ村、三角公園周辺
観光客・若年層・トレンド志向の来街者が多く、SNS映えするファッション、コスメ、キャラクターグッズ、体験型コンテンツが好まれます。インバウンド向けのお土産や大阪らしい食品・雑貨も効果的です。
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ショップカウンターは、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。ミナミ(難波・心斎橋)のスペースも商業施設から路面店舗まで、幅広い用途に対応可能なスペースが掲載されています。気になるスペースを探して問い合わせてみましょう。
大阪の副都心は、天王寺・阿倍野エリアと京橋エリアが代表的です。
古くからの交通の要衝であり、大阪の玄関口として独自の発展を遂げてきました。
現在は、主要ターミナル駅として機能しており、都心機能を補完しつつ独自の商業集積を持つエリアとして栄えています。
再開発により高層商業施設やホテルが立ち並び、ファミリー層や観光客が増加しています。
主要駅・商業施設・商店街
天王寺駅:あべのハルカス、天王寺MIO
大阪阿部野橋駅:あべのキューズモール
大阪城や大阪ビジネスパークに近く、ビジネスパーソンとローカル客が混在する特性があります。両エリアとも鉄道アクセスが良く、イベント時の集客力も高いのが特徴です。
主要駅・商業施設・商店街
京橋駅:京阪モール、コムズガーデン
Osaka Metro京橋駅:大阪ビジネスパーク、TWIN21
ファミリー向けの商品やライフスタイル雑貨、観光客向けの土産や体験型イベント、オフィスワーカー向けの便利アイテムやフード系ポップアップが有効です。
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ショップカウンターは、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。天王寺・阿倍野・京橋のスペースも商業施設から路面店舗まで、幅広い用途に対応可能なスペースが掲載されています。気になるスペースを探して問い合わせてみましょう。
大阪の下町は、天満・扇町エリアや鶴橋エリアが代表的です。
これらのエリアは、古くから庶民の暮らしを支える市場や商店街が栄え、活気ある独特の雰囲気を保っています。
近年は再開発により新しい商業施設も誕生しつつありますが、大阪らしい人情味と昔ながらの活気ある下町の風情は今も色濃く残っています。
日本一長い天神橋筋商店街を中心にローカルな飲食店や雑貨店が集まり、日常的な人の流れがあります。
主要駅・商業施設・商店街
天満駅:天神橋筋商店街、ぷらら天満
扇町駅:扇町公園、関西テレビ放送本社
日本最大級のコリアンタウンとして知られ、韓国料理やK-POPカルチャーを目的に訪れる客が多いエリアです。いずれも地域密着型の商業が根付きつつあり、観光需要も高まっています。
主要駅・商業施設・商店街
鶴橋駅:鶴橋市場、生野コリアンタウン、御幸通商店街
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ショップカウンターは、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。天満・扇町、鶴橋のスペースも商業施設から路面店舗まで、幅広い用途に対応可能なスペースが掲載されています。気になるスペースを探して問い合わせてみましょう。
キタ・ミナミに加えて、万博関連で大規模開発されている湾岸エリア ”ニシ”。
2025年の大阪・関西万博の開催に伴い、夢洲(ゆめしま)や咲洲(さきしま)エリアが大規模開発され、国内外の観光客が急増しています。万博を契機に、統合型リゾート(IR)やビジネス・物流拠点の誘致も進められており、今後の継続的な発展が期待されるエリアです。
国内外からの観光客が見込まれ、万博後も統合型リゾート(IR)の開業など長期的な成長が期待されます。
主要駅・商業施設・商店街
夢洲駅:万博会場内ショッピングエリア、大阪IR(予定)
コスモスクエア駅:ATC(アジア太平洋トレードセンター)
USJ人気を背景に観光需要が拡大しており、エンタメ性の高いポップアップに適した立地です。また、万博開催期にはさらなる集客が実現しています。
主要駅・商業施設・商店街
ユニバーサルシティ駅:ユニバーサル・シティウォーク大阪、ホテル京阪ユニバーサル・タワー
国際色豊かな観光客向けに、大阪限定土産、最新技術を活用した体験型店舗、キャラクターグッズや映えるスイーツなどが人気です。
大阪はエリアごとに来街者層や商業特性が大きく異なります。
実際に出店場所を探す際は、ショップカウンターのスペース検索機能をご活用いただくと便利です。
エリアや用途、期間、広さなどの条件から最適なポップアップスペースを簡単に探せます。大阪市内はもちろん、大阪府の別エリアの出店候補地もチェックしてみてください。
大阪での出店に加えて、考えておきたいのが東京都23区内での出店です。
商業施設の集まり方や、観光客と地元客の比率、街ごとの雰囲気も大阪とは異なり、同じポップアップでも狙えるターゲットや訴求ポイントが変わってきます。東京の都心エリアの特徴や、出店時に押さえておきたいポイントを詳しくまとめた記事もございますので、あわせてご覧ください。

ポップアップストア・催事イベントにおすすめなスペースや、ノウハウ・事例を紹介いたします。

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