レンタルスペースの貸出も当たり前となっている昨今。とはいえまだ実態を分かりきっていない方も多いのではないでしょうか。今回はSHOPCOUNTERに掲載頂いているレンタルスペースのオーナーさんにインタビューし、スペースの特徴や周辺環境、これまでの利用事例をご紹介しています。
レンタルスペースを運営されてる方も増えてきている昨今、SHOPCOUNTERにも数多くのスペースオーナーさんに掲載いただいています。
今回は、掲載いただいているスペースオーナーさんにインタビューしまして、運営体制などの実態をご紹介していきます。
ぜひ、スペース運営のイメージを膨らませていただければ幸いです。
今回は【吉祥寺駅2分】ポップアップストアや催事に適したPR効果の高い路面スペースを運営している、武蔵野市開発公社の山木さんにお話を伺いました。
―まずは、このスペースを貸し出すことになった経緯をお聞かせください。
山木さん:弊社はまちづくりの会社で、街の賑わいを創出するということを目的に活動しています。賑わいを作るには様々な切り口があると思うのですが、未利用地やデッドスペースが街の中には多く存在してるので、その活用は一つの手法だと考えました。今掲載中のスペースもいわゆるデッドスペースの一つでしたので、貸出を始めてみようと話が進みました。
―どんなブランドさんがよく利用されますか?
山木さん:傾向として多いのはファッション関連ですね。例えばTシャツ専門や鞄のお店など、特定のアイテムに特化したブランドさんに利用いただいてます。あとは、雑貨や食物販の方も多いですね。まだ弊社のスペースは本格的に貸出を始めてから日は浅いのですが、SHOPCOUNTERに掲載してからはお問い合わせ頻度は大幅に増え、利用いただいたブランドさんからの口コミが広がったのか、去年の秋くらいからさらにお問い合わせが増えている状況です。
―売上の部分について運営の状況はいかがですか?
山木さん:料金は平日¥5,500, 土日¥11,000としていますが、今のところ、なんとか運営を維持できているような状況です。 現状は利用できないのですが、「電気を使いたい」などの要望がありますので、今後はその整備をしていくことも検討しており、その辺りも含めて考えますと、なかなか思うようにはいきません。ですが、にぎわい創出が第一義なので、試行錯誤をしながら取り組んでいきたいと思っています。
―広告宣伝はされていないということですが、他の流入経路はどんなものがありますか?
山木さん:自社のwebサイトを以前から運営している他、異なるプラットフォームにも登録しています。どの流入経路からもリピーターになっていただけるかどうかは我々の対応で変わってきますので、極力丁寧に対応するようにしています。弊社独自の使用申込書の提出や社内審査対応などで逆にブランドさんにはお手間を多く掛けさせてしまっていると思っていますが、着実にお客様が増えてきており、今年に入ってからは、毎月ほぼ空きがない状況でした。
―リピーターさんは多いですか?
山木さん:最近はおかげさまでかなり増えてきています。嬉しい悩みではありますが、まちの賑わいづくりを目的としていますので、同じブランドさんばかりになってしまってはちょっと困ってしまう部分もあります。そこで、大変恐縮なのですが、1ブランドの利用最大日数を決めさせていただくという運用を行っています。
様々な方に吉祥寺の魅力を知ってもらい、「いつかは吉祥寺でお店を持ちたい」「商業施設のテナントとして入りたい」と思っていただけたらより良いと思っています。出店を介して吉祥寺のファンになってもらえれば、賑わいをつくる趣旨とも合致しますので、そうなれば嬉しいです。
―なるほど…。ちなみにですが、実際に「店舗を持ちます」となった方はいらっしゃるんですか?
山木さん:SHOPCOUNTERではなく、他のプラットフォームから出店頂いたブランドさんではあるのですが、「吉祥寺でお店を持ちたい」というお客様がいらして、不動産屋をご紹介した事例はありました。結果として、一般的な不動産屋のように物件を探している人に街を案内するのと違い、短期間の商売を通じて街を知る機会を提供できて、今後もこのような事例が増えるといいなと思っています。
―運営するにあたって、具体的にはどういった業務を何名体制で行っていますか?
山木さん:基本的には、関わる業務を全て私一人で行っています。 オンラインでのやり取り、弊社の使用申込書の回収、社内審査、見積もり、内覧の案内、使用承諾書の発行、お礼のメールなど様々なことをやってます。
―SHOPCOUNTERの掲載までのプロセスはいかがでした?
山木さん:登録時は書類まわりが少々面倒で、記載項目に対して、何を用意しないといけないのか、一覧が先に見えるといいなと感じました。
―お問い合わせを増やすのに、なにか工夫していることはありますか?
山木さん:弊社は、利用制限や注意事項がかなり多いため、ブランドさんにとって極力わかりやすくなるよう、掲載ページの文面を随時変えています。また、お客様とのやり取りの中で気づいたところも随時修正をしています。できる限り、丁寧に対応しつつ、メッセージの中では先回りして情報を出すようにしています。やはり、最終的には「このスペースでやってよかった」って言っていただけるのが一番嬉しいので…。
―今後どのようなブランドさんに利用いただきたいですか?
山木さん:できるだけたくさんの異なるブランドさんに使っていただきたいです。吉祥寺といえば、大きな商業施設もあれば、商店街もある、個性的な個店も多い、といったイメージだと思うんですが、弊社のスペースのような、街の隙間も面白い、と思っていただけたらいいなと思っています。あそこでは何かしら面白いものが入れ代わり出てる、というイメージを作ることは目指したいですね。
―最後になにか今後の目標があればお聞かせください。
山木さん:より多くの方に、吉祥寺には面白いところがたくさんあると知っていただきたいです。近年、駅前の風景が似たり寄ったりな所が増えてきていると感じています。街の個性を生むという点においても、短期利用スペースはこれからのまちづくりに役立つのではないかと考えていて、これは高層化によらない都市の高度利用の一つの手法だと思っています。隙間的な空間だったり、店舗を使ってない時間帯の利用などがSHOPCOUNTERのようなプラットフォームができたことによって有効活用できるチャンスが増えて来ていると感じているので、弊社としても前向きに取り組んでいきたいと考えています。
エリア | 広さ | 1日あたりの利用料金(税抜) |
吉祥寺 | 5㎡ | ¥5,000~ |
吉祥寺の中心に位置する商業施設コピス吉祥寺の1F屋外にあるスペースです。駅からのアクセスも良好な元町通り沿いに位置し、路面で視認性が高いスペースであるため、PR効果に期待ができ、ポップアップストアやプロモーション用途でのご利用におすすめです。
▶【吉祥寺駅2分】ポップアップストアや催事に適したPR効果の高い路面スペース
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