認知度拡大？ファンの醸成？ポップアップストアの出店目的を明確にする

ポップアップストアを開催する際は、その目的にあわせて出店場所や見せ方も大きく変わります。

そこで今回はポップアップストアの目的とスペースの選び方についてご紹介します。

ポップアップストア出店の目的を明確にする

ポップアップストアを開催する際はまず、出店の目的を明確にすることが重要です。

出店の目的は大きく下記の2つに分けられます。

①認知度拡大

②ファン醸成

①の認知度拡大はブランドの存在自体を知らない人にアプローチすることが目的です。

高額な商品であればあるほどその場での購入に結びつきづらいため、ECへのアクセス数やSNSのフォロワー増加数を増やすことを目標にします。

②のファン醸成はすでにブランドの存在を知っていてブランドページを見たりSNSをフォローしたりしているものの、購入には結びついていない人へのアプローチが目的です。

来店してくれるのはすでにブランドへの興味をもっている人たちばかりなので、ブランドへの愛着を高め購入の後押しを目標とします。

目的別のスペースの探し方

それぞれの目的にあわせたスペース探しのポイントをご紹介します。

①認知度拡大

認知度拡大のために必要なのは一定以上の人通り。

商業施設や駅ナカへの出店や路面スペースでのポップアップストア開催などが適しています。

立地のよいスペースは割高のため、ただ人通りが多いだけではなくターゲットにあった出店先やエリアを吟味することが重要です。

路面のスペースでも、いざ足を運んでみると少し裏に入っただけで人通りがガクッと減る場所もあるので必ず事前に下見をすることをおすすめします。

またただ商品を並べるだけではなく、思わず足をとめたくなるディスプレイや人をその場にとどまらせる体験などを用意しましょう。

食品や1000円前後の買いやすい商品以外はその場で知ってすぐに購入にいたることは稀なため、ショップカードを用意するなどその場かぎりで終わらない工夫も重要です。

路面レンタルスペースは下記の記事も参考にしてみてください。

ポップアップストアやリアルプロモーションに！広さ別 路面レンタルスペースまとめ

②ファン醸成

ファン醸成を目的にした場合、空中階や地下階など人の目につきづらい場所で開催できるため出店費用を抑えることができます。

ただしあまりに辺鄙な場所や駅から遠い場所で開催すると足を向けさせるだけの魅力が必要になるため、ターミナル駅周辺の駅から徒歩数分で行ける場所で開催し、来店のためのハードルを下げることが重要です。

また集客施策としては商品の紹介に加えて飲み物を提供したり、ワークショップの開催などその場で1、2時間過ごすイメージができるとよりお客様を呼びやすくなります。

スペース選びにおいては、認知度拡大を目的とした場合に比べて選択肢が広がるため、自分たちの世界観と予算に照らし合わせながら選びましょう。

什器が揃っているところであれば、展示はもちろんワークショップや休憩用スペースを作ることができます。

アパレルのポップアップストアや展示会におすすめ！什器ありのレンタルスペース

ポップアップストアの開催には労力もお金もかかるもの。

目的を明確にし、やりたいことにあったスペース選びをしましょう！

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