短期間で出店を繰り返すポップアップストアではあちこちに在庫が散らばってしまい、出したいときに商品が見つからない…ということも。
短期間で出店を繰り返すポップアップストアではあちこちに在庫が散らばってしまい、出したいときに商品が見つからない…ということも。
特にお客様から
といったご要望をいただいた際に商品がすぐに見つからなければ売り逃しにつながってしまいます。
そこで今回は商品の在庫管理のポイント4つをご紹介します。
在庫を管理する際、まずはSKUごとにまとめてビニールや箱で区切りましょう。
SKUとは在庫管理の最小単位で、型番×カラー×サイズの組み合わせの中でこれ以上細分化できない単位のこと。
例えばある型番のTシャツのサイズがS、M、Lとあった場合、同じ白のTシャツでもSサイズ、Mサイズ、Lサイズとあった場合は3SKUとなります。
さらに白・黒・グレーの3色展開だったとすると、1つの型番のTシャツで9SKU存在することになります。
まずはこの最小単位であるSKUごとにビニールにいれたり、箱で管理することで商品を移動させやすくなります。
ここで気をつけなければならないのは、「SKUが異なる商品を区切らずに同じ入れ物の中で管理しない」こと。
同じカラーだからといって同じビニールや箱の中で管理すると、サイズ違いの商品がどこにあるかがわかりづらく、商品を探す際に手間が増えてしまいます。
必ず最小単位を意識して商品を管理しましょう。
一点物や1型あたりのSKU数が少ない場合は、型番ごとなど「自分なりの最小単位を作って管理する」のがおすすめです。
SKUごとにビニールや箱で区切ったら、外側から「型番・カラー・サイズ」がわかるように明記しましょう。
白地のマスキングテープに情報を書いて貼っておけば、ビニール袋や箱を繰り返し使えるので便利です。
その際は必ず同じ場所にテープを貼り、「棚や箱に収納した時に一目で見やすいようにしておく」ことが重要です。
せっかくSKUごとに分けても、外からみて一目でカラーやサイズがわからなければいちいち開封して確認しなければなりません。
ひとつひとつに情報を記載するのは手間がかかりますが、事前に準備しておくことで結果としていざというときの時間のロスを防ぐことができます。
商品がSKUごとに分かれていても、サイズやカラーがごちゃまぜになっていてはすぐに必要な商品を見つけることができません。
そこで重要なのは、「在庫の並べ方の法則を作る」こと。
一般的には上から下、左から右にサイズが大きなものになるように、カラーが濃いものになるように管理します。
たとえばTシャツを管理する場合は白のS、M、L、グレーのS、M、L、黒のS、M、Lという順番で並べておくと、「グレーのLが欲しい」といった急なご要望にもすぐに対応できます。
一度店頭に出した商品をストックに戻す際も、「必ず法則通りになるように戻して」おきましょう。
どこになにがあるかがわかりやすいストックを作っても、取り出すのに時間がかかってしまっては本末転倒。
商品は奥に入れれば入れるほど取り出しにくくなってしまうので、ストックづくりの際はできるだけ「奥行きを作らない」ことが重要です。
ポップアップストアの場合は専用のストック棚がなく、ダンボールで管理するといったことも多々あるかと思いますが、その際は取り出しやすさも考慮しましょう。
たとえばダンボールの側面を切り取って「一目で在庫全体を見やすく」したり、ダンボールを十字に区切って「ひとつの列には1SKUしか入れないといったルール」を作っておくと、探しやすいだけでなく取り出しやすいストックを作ることができます。
それ以外にも、商品と商品の間に厚紙などを挟んで取り出しやすい状態にするなどの工夫もおすすめです。
在庫管理は販売結果にダイレクトにつながる重要なポイント。
探しやすく取り出しやすい環境を作って、売り逃しやタイムロスをなくしましょう!
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