ポップアップストアを開催したいけれども、什器の準備が面倒。そんな時は、スペースに備え付けの什器を利用するのも一つの手です。この記事では、什器付きのコンパクトな空間で開催されたLajtha(ライタ)の事例をご紹介します!
ポップアップストアを開催する際、意外と手間がかかるのが空間作り。
プレーンでなにもない空間はいちから世界観を作り上げることができるメリットがありますが、什器のサイズを確認したり雰囲気にあう小物を選ぶのは骨が折れるもの。
そこで今回は什器付きのコンパクトな空間で開催されたLajtha(ライタ)の事例をご紹介します!
▲期間限定ショップとは思えない完成度の高い外観。トルソーや什器もすべて無料貸し出しのもの。
Lajthaは、手ざわりにこだわったインド産の布製品や雑貨中心にした手仕事マルシェを不定期で開催しています。
これまでは吉祥寺のハモニカ横丁や国分寺に出店してきたそう。
今回初めて下北沢エリアに出店した感想や見せ方のポイントについて代表の森田さんにお話を伺いました。
– ポップアップストア開催のきっかけを教えてください。
森田さん:私たちが扱っている商品はすべて手ざわりや質感にこだわっているので、実物を見てさわっていただきたいと思い不定期でポップアップストアを開催しています。
以前開催した吉祥寺では布好きの方が多く、そういった方々は何も説明しなくても触っただけで「これはいい布ね!」と反応してくださいます。
今回は下北沢ということで比較的若い方に多くご来店いただきましたが、布地のカラフルさやカシミヤの原毛の温かさなどを感じていただけたように思います。
▲壁に商品を吊るすことで、視線を上にあげる効果も。
– 今回のスペース選びのポイントを教えてください。
森田さん:これまでは吉祥寺や国分寺エリアで開催してきたので、もう少し都心寄りのスペースで開催したいと思っていたところ今回のスペースを見つけ、サイズや価格がぴったりだったこともあって開催を決定しました。
以前開催したスペースはなにも什器がなかったので、竹を使ってラックを作ったりと大変だったこともあり、今回は什器がすべて揃っている点がとてもありがたかったです。
商品をいれる小さなカゴや店舗前に陳列した棚以外はすべてスペースから貸し出していただいた什器を利用できたので、準備もとても楽でした。
▲小さなアイテムは引き出しや棚にまとめて展示。様々な柄やカラーがあることで、思わず手に取りたくなる見せ方。
– 見せ方で特にこだわった点はありますか?
森田さん:周りに同じような小ぶりのショップが多いので、「期間限定」ということを店頭でしっかりアピールしなければ通り過ぎられてしまう、とオーナーさんからアドバイスいただいたので入り口のところに「期間限定」と書いた看板を置くなど工夫しました。
またはじめは布をアピールできるよう、布をいれた引き出し付きの棚をウィンドー側に置いていたのですが、中に入った後の見やすさなども考慮してトルソーと差し替えるなど1週間の中で試行錯誤しました。
今回は商品説明のポップをあまり作らなかったのですが、見た目のかわいさだけではなく布へのこだわりやプリントのつけ方など伝えたいことはたくさんあるので、もっと効果的にポップを設置することが今後の課題です。
▲洋服はカラーに分けて展開。
– 今後やってみたい企画や出店してみたいエリアはありますか?
森田さん:吉祥寺エリアは布好きな方が多いので今後も継続して出店していけたらと思いますが、まったく違う雰囲気のエリアにも興味があります。
表参道や蔵前、清澄白河などこれまでの出店エリアとは異なる雰囲気の場所も機会があれば出店してみたいと考えています。
今回ポップアップストアが開催されたのは下北沢のコンパクトなレンタルスペース。
駅の喧騒からは少し離れた落ち着いたエリアでありながら、まわりには個性的なショップやカフェが立ち並び土日には年代も性別も様々な人が通る立地です。
インタビューにもあったように、コンパクトな空間にあった什器も利用可能なので、商品を持ち込むだけで気軽にショップをオープンできるのが嬉しいポイントです。
※レンタルは1週間単位となります。
»スペース詳細を見る
「SHOPCOUNTER」は、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。ショッピングモール、スーパーマーケット、百貨店、商店街、駅ナカ、オフィスビル、撮影スタジオ、展示会場など様々な商業スペースの検索・予約が可能です。
今すぐお探しでない方もアカウント作成 することで、新着やおすすめスペース等のお役立ち情報を受け取ることができますので、ぜひご登録ください。
2022年5月10日
2024年4月16日
2025年1月27日
2024年9月23日
2024年8月27日
2024年5月12日
2021年6月1日
2024年5月27日
2016年5月12日
2020年2月14日
2024年4月7日
2024年6月23日
2025年1月27日
2024年10月13日
2024年4月28日
2016年1月15日