【保存版】新大久保駅エリアのポップアップ出店ガイド

3つのポイントで解説！新大久保駅エリアの特徴
1.K-POPアイドル、韓国コスメ、韓国グルメなど、韓国の空気を味わえる街
2.韓国だけじゃない！国際色豊かなお店が集まるエリア
3.自然豊かで様々な遊びが楽しめる戸山公園

目次

新大久保駅エリアとは？
新大久保駅エリアの成り立ち
新大久保駅エリアのアクセス
新大久保駅エリアの特徴
新大久保駅エリアの通行者属性
新大久保駅エリアのおすすめスペース
新大久保駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

新大久保駅エリアとは？　

　新大久保駅は新宿区に位置し、JR山手線が乗り入れています。都内の主要な都市へアクセスしやすいため、通勤・通学に便利です。また、新大久保駅から5分ほど歩くと、JR総武線の大久保駅を利用することができます。
　新大久保駅エリアは、日本最大のコリアンタウンとして有名で、韓国ブーム発祥の地とされています。コリアンタウンと言われているのは大久保駅の東側で、韓国料理店、韓国アイドルショップ、韓国食材、韓国コスメ等、韓国を肌で感じることができるお店が立ち並びます。テレビなどでもブームとして取り上げられていたチーズダッカルビやチーズハットグなど韓国グルメの発信地となっています。SNS映えやトレンドを押さえたお店が多いことから、若い女性に人気の街です。
　新大久保駅の西側には、韓国だけではなく、中国やネパール、ベトナムなどの東南アジア系、イスラム系といった多国籍のお店が多く集まっています。タイやインド料理店が集まる通りもあり、国際色豊かで賑やかな街であることが分かります。

新大久保駅エリアの成り立ち

　新大久保駅の開業は1914年11月で、すでに大久保駅が開業していたことから、「新」をつけて「新大久保」にしたとされています。既存の駅名に「新」をつけた日本で初めての例と言われています。
　大久保は「大きな窪地（低くなっている土地）」が由来とされていて、全国にも複数存在している地名の一つです。開業当初は、大久保百人町・東大久保村・西大久保村が合併した大久保村が誕生していたため、駅名に採用されたようですが、現在の新大久保駅の所在地は「百人町」です。江戸時代に幕府防衛のため「鉄砲組百人隊」という下級武士の集団が住んでいたことから、1874年に町名として成立し、合併や編入を経て今に受け継がれる地名となっています。
　戦後に韓国人が創業したロッテの新宿工場が稼働したことから、在日韓国人が増加、新大久保の街がコリアンタウンとして形成されていきました。
　現在は、韓国人だけではなく、グローバルミックスな構成となっていますが、国際色豊かな街になった理由の一つに、1935年に新大久保駅からほど近い北新宿に留学生を受け入れる日本語学校「国際学友会」が設立されたことがあります。国際学友会の設立とともに多くの留学生コミュニティーが作られ、さらに1983年に当時の中曽根首相が「留学生10万人計画」を決定。新大久保駅エリアを中心に日本語学校や外国人向け専門学校が増えていきました。

新大久保駅エリアのアクセス

　新大久保駅は各方面へのアクセスに便利な山手線が乗り入れています。新宿駅、池袋駅、渋谷駅まで、乗り換えなしで10分かからずにアクセスすることができる便利な環境です。
　また、新大久保駅から徒歩5分のJR総武線「大久保駅」からは、東京の西エリア（杉並区や吉祥寺のある武蔵野市）や千葉方面へ移動することができます。

＜新大久保駅の乗車人数（2022年度）＞

※JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」より引用 

　＜新大久保駅から主な駅までの所要時間（目安）＞

新大久保駅エリアの特徴

1.K-POPアイドル、韓国コスメ、韓国グルメなど、韓国の空気を味わえる街　

　前述のとおり、新大久保駅はコリアンタウンとして有名で、特に若年層女性に人気のエリアです。　「イケメン通り」というコリアンタウンを代表するストリートがあり、飲食店はもちろん、韓国雑貨やコスメ、アパレルショップなどが軒を連ねています。雑貨・コスメを韓国から直輸入しているからこそ、安く購入することができる人気店「STAR BOX」、「skin holic」もこの通りに店舗を構えています。　　「SHOWBOX」では、新大久保ドルのライブを見ることができます。新大久保ドルとは、新大久保でアイドルをしている韓国人グループで、韓国でのアイドルデビューを目指して日々ライブを行っています。公演は昼～夜にかけて複数回行われ、ライブ前にはアイドルたちがビラ配りをしています。韓国人アイドルを応援したい方にとっては、外せないスポットで、新大久保駅ならではの施設といえます。
　また、駅の近くには賭け事に強いと言われる「皆中稲荷神社」があります。江戸時代にこの地域を守っていた鉄砲組与力の夢枕にお稲荷様が立ち、霊符を受けたのち、稲荷神社にお参りをして射撃をしたところ百発百中だったため、「皆中（みなあたる）の稲荷」と称されたそうです。そのため、この神社では宝くじだけではなく、コンサートの当選祈願をする人も多いとのことです。
　そのほかにも韓国の食材やお惣菜、スナックなどを販売していて、韓国スーパー「ソウル市場」や韓国の人気料理店10店舗が集結、韓国夜市を再現した「韓国横丁」も韓国気分が味わえる人気スポットです。

2.国際色豊かなお店が集まるエリア

　留学生を受け入れる国際学友会が設立されたこと、留学生受け入れ計画で日本語学校が増加したこと以外にも、高度経済成長期に歌舞伎町で働く外国人が増え、新大久保がベッドタウンになったことも多国籍化が進んだ理由です。新大久保に住む外国人向けの飲食店やスーパーが次々にオープンしていきました。
　新大久保駅を出て、向かいの路地には「イスラム横丁」と呼ばれる通りがあります。ハラルショップ（イスラム教の人々が食べられるもの）やケバブのお店、ネパール料理のお店などがあります。南アジア系の店員さんが多く、ヒジャーブ（スカーフ）を被った女性が買い物している様子を目にすることもあります。
　新大久保駅から西側の線路沿いには、タイやベトナム料理が並ぶ「一番街」と呼ばれる通りがあります。大久保駅までの道には中国料理店など中国語の看板が並ぶ通りでチャイナタウンのような街並みです。
　台湾の神様「媽祖（まそ）」を祀るという廟やヒンドゥー教のお寺、イスラム教のモスクなど様々な宗教施設が入り交じっているのも国際色豊かな街として栄えていった新大久保ならではと言えるでしょう。
　また、日本語学校が多いエリアのため、平日の夕方ごろには、学校を終えた留学生で街が賑わいます。

3.自然豊かで様々な遊びが楽しめる戸山公園

　新大久保駅から10分ほど歩くと広大な敷地をもつ戸山公園があり、豊かな自然と充実した遊具で家族連れでのびのび楽しく過ごせます。
　戸山公園は新大久保駅と高田馬場駅の間に広がる公園で、明治通りを挟んで2つの地区に分かれています。東側の「箱根山地区」には、山手線内で1番高い山である標高44.6mの箱根山があります。そのほかにも、四季折々の花が楽しめる「花の広場」や遊具を楽しめる「アスレチック広場」、水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」など、自然を目いっぱい感じながら体を動かせる広場があります。
　西側の「大久保地区」では、年齢ごとに遊ぶことができるアスレチックが各エリアに点在しています。子ども向けの遊具はもちろん、大人も楽しめるスポーツセンターやジョギングコースがあります。
　新大久保駅周辺は、コリアンタウンをはじめとする繁華街が広がり、遅くまで開いているスーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアが多く、賑やかな印象ですが、少し歩けば都立の公園や住宅が広がる地域があり、ファミリー層にも適した環境です。

新大久保駅エリアの通行者属性

・都内の通勤・通学者
・海外留学生
・K-POPアイドルや韓国コスメ、韓国グルメが好きな女性若年層

新大久保駅エリアのおすすめイベントスペース

　新大久保駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

大久保通り 路面店スペース

　新大久保駅から徒歩1分にある路面レンタルスペースです。内装は非常にシンプルで白に統一されており、レイアウトや展示の方法など思いのままにご利用いただけます。様々な層のお客様への訴求が可能なエリアで、雑貨やアパレル、キャラクターグッズ、アイドルグッズのポップアップストアにおすすめです。

新大久保駅エリアのまとめ

　韓国ブームの牽引に留まらず、都内屈指の国際色豊かなエリアとして独自の発展を遂げている新大久保駅エリア。キャラクターグッズや訪日観光客向けのサービス・商品をアピールしたい事業者さまはぜひ新大久保エリアでのポップアップストア出店を検討してみてください。

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