ソーシャルメディアが日常生活に浸透していく中で、新しいプラットフォームも次々に登場しています。中でも「Threads」は、注目を集めているコミュニケーションツールの一つです。本記事では、Threadsの特徴や企業がThreadsを運用するメリット、注意点について詳しく解説します。
Threadsとは?
Threadsの特徴
Threadsが注目される理由
Threadsを運用するメリット
Threadsを運用する際の注意点
まとめ
Threads(スレッズ)は、FacebookとInstagramを運営するMeta社が2023年7月から提供をスタートしたテキスト主体のSNSです。
テキストベースの発信がメインで、最大500文字の投稿を作成できます。なお、投稿には最長5分の動画、写真、リンクを入れることもできます。
2023年11月時点のTreads国内利用者数は1,071万人で、同時期のInstagram利用者数のうち約6人に1人がTreadsを利用しているという結果が出ています。
Xは無料ユーザーの場合、一つの投稿につき140文字以内、画像は4枚まで、動画は最大140秒という制限が設けられています。
一度に発信できる情報が少ないことから、気軽に投稿できることがXの良さであるといえますが、もっと多くの情報を発信したいユーザーには窮屈に感じられるかもしれません。
その点、Threadsは同じく制限はあるものの500文字以内、画像は10枚まで、動画は最長5分まで、と投稿に含められる情報が多いことが特徴です。
Instagramは、投稿文にURLを記載してもリンク先に遷移させることはできませんが、Treadsでは、投稿に記載したURLが遷移先としての機能を果たしてくれます。
FacebookやXと同様に、設定を行えば、リンク先のサムネイル画像や概要を表示することも可能です。
Treadsは、XやInstagramの投稿で不便を感じるユーザーにとって、よりよい投稿機能を提供しています。
Treadsは、既存のInstagramアカウントから、手軽に新規アカウントを開設することができます。アカウントが連携していることから、Threadsのアカウントを持つユーザーのInstagramプロフィールには、Treadsのアカウントが表示されていることも特徴です。
また、Threadsの投稿をInstagramのストーリーズやフィードに投稿することもできます。投稿の紙飛行機マークから簡単にシェアができるため、InstagramからTreadsの投稿に誘導することができます。
Threadsのサービス提供当時、Xが様々な仕様変更を繰り返していたこともあり、テキストベース発信のThreadsは、Xを代替する存在として注目されていました。
そのため、サービス開始からわずか5日という脅威的なスピードでユーザー数が1億人を突破しました。
しかし、検索機能やハッシュタグ機能が備わっていなかったことで、多くのユーザーが使い勝手の悪さを感じたようです。
リリース直後の勢いに反して、ユーザー数はそれほど伸びていきませんでした。とはいえ、Instagramと連携していることもあり、一定の新規ユーザー獲得や流入を獲得できています。
なお、現在では、検索機能やハッシュタグ機能が追加されており、サービスの改善がおこなわれています。
また、Threadsはアプリ内広告が表示されないため、ユーザーがストレスなく利用できることも主要SNSと異なる点です。
これは「リリース直後はゆったりとコミュニケーションを楽しんでほしい」というMeta社の想いがあるそうです。今後、Threadsがユーザーに浸透していく中で、広告が配信されるようになる可能性は高いと考えられます。
企業がThreadsを運用するメリットを3つ紹介します。
Threadsの投稿は、Instagramのストーリーズやフィードに投稿することができるため、InstagramのフォロワーをTreadsに誘導しやすい仕組みになっています。ゼロから運用を開始するのではなく、一定のファンがいる状態で運用を始められるのはInstagramと連携しているTreadsならではのメリットといえます。
Treadsの特徴で紹介したとおり、情報を発信するにあたって十分な文字数や画像枚数、動画時間のコンテンツを投稿できることも魅力です。自社の商品・サービスの情報を余すことなく伝えることができます。
さらにInstagramと異なり、投稿のリンクから該当ページへ誘導できるため、関心を持ってくれたユーザーを逃さずに自社ページに遷移させられるのも嬉しいポイントです。
Treadsでは、フォローをしていないユーザーの投稿がタイムラインに混ざって表示される仕様です。フォローしているユーザーの投稿だけ見たいユーザーにとっては煩わしさを感じる仕組みですが、企業にとっては、これまでアプローチできていなかった層に情報を届けられるチャンスです。投稿に興味を持ってもらうことができれば、新規フォロワーの獲得につながります。
Threadsで企業アカウントを運用するにあたって、注意すべきポイントを紹介します。
Treadsは、主要SNSと比較すると、利用者数が少ないため、アカウント運用の優先度が低くなってしまいがちです。しかし、Treadsのリリースからアカウントを開設した企業は、すでに多くファンを獲得して、自社のプロモーションにうまく活用しています。
今後も、Threadsにはアクティブなユーザーが増えていくことが予想されるため、企業アカウントを開設し、先行有利で地盤を整えておくことが重要です。
Threadsは、2023年7月に登場した新しいプラットフォームのため、今後、新機能の実装や仕様変更などのアップデートが行われる可能性が高くなります。
Threadsの良さを最大限に生かした効果的な発信をおこなえるよう、最新情報をキャッチできるようアンテナをはっておきましょう。
どんな媒体でもいえることですが、情報発信には炎上のリスクが伴うことを忘れてはいけません。フォロワー以外のユーザーにも投稿が閲覧される仕様のため、企業に対してポジティブな感情を持っているユーザー以外にも情報が発信されます。
多くのユーザーに情報を届けられるメリットがある一方で、マイナスな印象を与えかねない情報が拡散される可能性があります。
メディアリテラシーに基づくルールを定めたうえで、アカウントを運用することをおすすめします。
Threadsは、新しいSNSプラットフォームのため、主要SNSと比較すると利用者数が少なく、機能も発展途上のアプリです。
しかし、Threadsならではの特徴やInstagramとの連携機能から、企業アカウントを運用するメリットがたくさんあります。
Threadsの将来性を見据え、今からアカウントを育てることで、長期的にみて大きな成果が期待できます。
Threadsを通じてユーザーと活発にコミュニケーションを行い、新たな層へアプローチすることで、ビジネスを成長させましょう。
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