公開日:2015年11月13日
更新日:2023年11月29日

売れるPOPを作るための3つのポイント

販促としても重要なツールである店頭POPは、商品の魅力やストーリーをお客様に伝える効果があり、作り方次第で売上を大きく左右します。そこでこの記事では、売れるPOPを作るためのポイント3つをご紹介します。

商品の魅力や使い方を伝える上で欠かせないのが、店頭POPです。

接客せずともひとめでお客様の興味を引き、販売員に代わって商品の良さを説明する効果があります。

そこでこの記事では、売れるPOPづくりのポイント3つをまとめてご紹介します。

売れるPOPを作るためのポイント

ポイント①POP作成の前に、全体の設置数を決める

POPの数が多いと賑やかな雰囲気になるため、食品やハンドメイド雑貨など、気軽に購入できる商品を手に取りやすくする効果があります。

反対に、高価格帯の商品やブランドイメージが重要な商品は、カジュアルな雰囲気を出しすぎないよう、POPの数を絞る必要があります。

このように、POPの設置数やサイズは売場の雰囲気を大きく左右するため、まずは作りたい売場のイメージにあわせて設置数やサイズを決定することが重要です。

売場作りを考える際は、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の知識も役立ちますので、あわせてチェックしてみてください。

参考:「VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)」とは?

ポイント②伝えたいメッセージはシンプルに

商品に思い入れがあればあるほど、こだわりやおすすめポイントをたくさんPOPに載せたくなるものです。

しかし、人の目に入る情報量は限られているので、文字数の多いPOPはお客様に読んでもらえません。
また、POPを作り込み過ぎて、肝心の商品が目立たなくなってしまうのも本末転倒です。

POPが商品を邪魔してしまわないように、伝えたいことはシンプルにしましょう。

なお、香りの違いなどのように、言葉での説明が必要であり、商品すべてにPOPをつける必要がある場合は、POPのフォーマットを決めて項目を揃えることで、全体をすっきり見せることができます。

③無理にツールを使わず、手書きで味をだす

POPを作る際は、イラストレーターやパワーポイントといったツールを駆使して作らなければならないと思いがちですが、慣れないツールは導入に時間がかかる上、無機質な印象を与えることもあります。

特にハンドメイド商品や食品につけるPOPは、手書きの方が手軽に作れる上、手作りの温かみを感じさせることができます。

素材も特別なものを用意する必要はありません。100円均一で売っているクラフト紙や水性ペン、クレヨンを使って、手軽にPOPを作成しましょう。

また、文字だけではなく、商品の写真やイラストや吹き出しも取り入れると、POPに動きがでて、お客様の目を引きやすくなります。

委託販売時には、POPの活用で効果を最大化

POPの設置は、委託販売の際にも有効な施策です。

販売スタッフを手配せずにすむ委託販売は、リスクが少なく便利な出店形態ですが、商品を並べるだけでは魅力が伝わりにくいという難点もあります。

そんな時に、商品の特徴や使い方を説明するPOPを用意しておけば、お客様に自分で商品のよさを理解してもらうことができます。

ただし、委託先の雰囲気やスペースの大きさによって設置数やサイズも変わるため、事前にPOP設置の可否やデザインをスペースオーナーに相談し、空間にあったPOPを作成しましょう。

SHOPCOUNTERでは、委託販売可能スペースまとめもご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。

POPを活用して、接客せずとも魅力が伝わる売場づくりを!

POPを作る最大の効果は、接客せずとも商品の魅力やセールスポイントが伝わることです。

ただ並べているだけでは魅力が伝わらない商品も、POPを通して興味を持ってもらうきっかけを生み出すことができます。

接客する際も、POPを通して商品の特徴が事前に伝わっていれば、会話の広がりが期待できます。

コストを抑えた出店をしつつ、効果の高いPOPを作成して、ポップアップストアを成功させましょう!



出店場所をお探しの方へ

SHOPCOUNTER」は、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。ショッピングモール、スーパーマーケット、百貨店、商店街、駅ナカ、オフィスビル、撮影スタジオ、展示会場など様々な商業スペースの検索・予約が可能です。

今すぐお探しでない方もアカウント作成 することで、新着やおすすめスペース等のお役立ち情報を受け取ることができますので、ぜひご登録ください。

RELATED

POPULAR