販促としても重要なツールである店頭POPは、商品の魅力やストーリーをお客様に伝える効果があり、作り方次第で売上を大きく左右します。そこでこの記事では、売れるPOPを作るためのポイント3つをご紹介します。
商品の魅力や使い方を伝える上で欠かせないのが、店頭POPです。
接客せずともひとめでお客様の興味を引き、販売員に代わって商品の良さを説明する効果があります。
そこでこの記事では、売れるPOPづくりのポイント3つをまとめてご紹介します。
POPの数が多いと賑やかな雰囲気になるため、食品やハンドメイド雑貨など、気軽に購入できる商品を手に取りやすくする効果があります。
反対に、高価格帯の商品やブランドイメージが重要な商品は、カジュアルな雰囲気を出しすぎないよう、POPの数を絞る必要があります。
このように、POPの設置数やサイズは売場の雰囲気を大きく左右するため、まずは作りたい売場のイメージにあわせて設置数やサイズを決定することが重要です。
売場作りを考える際は、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の知識も役立ちますので、あわせてチェックしてみてください。
商品に思い入れがあればあるほど、こだわりやおすすめポイントをたくさんPOPに載せたくなるものです。
しかし、人の目に入る情報量は限られているので、文字数の多いPOPはお客様に読んでもらえません。
また、POPを作り込み過ぎて、肝心の商品が目立たなくなってしまうのも本末転倒です。
POPが商品を邪魔してしまわないように、伝えたいことはシンプルにしましょう。
なお、香りの違いなどのように、言葉での説明が必要であり、商品すべてにPOPをつける必要がある場合は、POPのフォーマットを決めて項目を揃えることで、全体をすっきり見せることができます。
POPを作る際は、イラストレーターやパワーポイントといったツールを駆使して作らなければならないと思いがちですが、慣れないツールは導入に時間がかかる上、無機質な印象を与えることもあります。
特にハンドメイド商品や食品につけるPOPは、手書きの方が手軽に作れる上、手作りの温かみを感じさせることができます。
素材も特別なものを用意する必要はありません。100円均一で売っているクラフト紙や水性ペン、クレヨンを使って、手軽にPOPを作成しましょう。
また、文字だけではなく、商品の写真やイラストや吹き出しも取り入れると、POPに動きがでて、お客様の目を引きやすくなります。
POPの設置は、委託販売の際にも有効な施策です。
販売スタッフを手配せずにすむ委託販売は、リスクが少なく便利な出店形態ですが、商品を並べるだけでは魅力が伝わりにくいという難点もあります。
そんな時に、商品の特徴や使い方を説明するPOPを用意しておけば、お客様に自分で商品のよさを理解してもらうことができます。
ただし、委託先の雰囲気やスペースの大きさによって設置数やサイズも変わるため、事前にPOP設置の可否やデザインをスペースオーナーに相談し、空間にあったPOPを作成しましょう。
SHOPCOUNTERでは、委託販売可能スペースまとめもご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
POPを作る最大の効果は、接客せずとも商品の魅力やセールスポイントが伝わることです。
ただ並べているだけでは魅力が伝わらない商品も、POPを通して興味を持ってもらうきっかけを生み出すことができます。
接客する際も、POPを通して商品の特徴が事前に伝わっていれば、会話の広がりが期待できます。
コストを抑えた出店をしつつ、効果の高いPOPを作成して、ポップアップストアを成功させましょう!
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