公開日:2023年12月21日
更新日:2024年10月22日

【保存版】福岡市エリアのポップアップストア出店ガイド

 福岡県福岡市は九州最大の都市。ビジネス・娯楽の双方の観点からも福岡県のみならず九州の中心地と言えます。とりわけ中心地の博多区と中央区を中心に、決して広くはない面積にあらゆるモノ・サービスが揃っており、非常に住みよいコンパクトシティとしても高い評価を得ています。本記事では、福岡市のエリア特徴を解説します。

3つの特徴で解説!福岡市エリアの特徴
1.住んでみたい街1位を4年連続キープ
2.人口増加数全国1位
3.アジア圏からのインバウンド需要

目次

福岡市エリアとは?
福岡市エリアの成り立ち
福岡市エリアのアクセス
福岡市エリアの特徴
福岡市のおすすめスペース
福岡市エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

福岡市エリアとは? 

 福岡県に位置する福岡市の人口は2023年10月時点で約160万人。九州地方最大の都市にして唯一の百万都市です。百万都市の中では日本最西端に位置します。
 福岡市の北西には良質な海産物の産地としても有名な玄界灘が広がっています。周辺は西部を「福岡のハワイ」とも呼ばれる糸島市、北部から東部を糟屋郡、南部を春日市・大野城市などに囲まれています。
 福岡市自体が居住人口の多いですが、それ以上にビジネス街・繁華街としての色合いが強いことが特徴です。平日は福岡市周辺や、他県からも多くの働き手が福岡市内に通勤。休日には周辺地域のみならず九州全体から人が集まり、賑わいを見せるエリアです。

福岡市エリアの成り立ち

 福岡市は歴史的にも日本全体の発展に非常に強く関わっています。海を隔ててアジア大陸に面した立地は、古来から海外との接点となることが多かったためです。現在の町のあり方にもその名残を見て取ることができます。商業観点で歴史的に重要なポイントをまとめています。

年次出来事
1889年・福岡市が誕生
・博多港が開港
1972年・政令指定都市に選定
1975年・山陽新幹線が開通
1982年・現在の7区制に再編
1993年・博多港国際ターミナルが開設
2011年・九州新幹線が全線ルート開通
2013年・福岡市の人口150万人突破
2014年・国家戦略特区に指定
2015年・天神ビッグバン始動
福岡市HP 福岡市のあゆみ より抜粋

福岡市駅エリアのアクセス

 福岡市は九州のハブとして重要な役割をはたしていると同時に、全国の主要都市をはじめとする各地へのアクセスが良好です。鉄道、バス、飛行機の重要なポイントについて解説します。

鉄道網

 福岡市はターミナル駅である博多駅を中心に鉄道網が発達しています。博多を始発とし、東京駅まで日本列島を横断する東海道新幹線は広島や大阪、京都といった大都市へのアクセスに便利です。
 九州内でも鹿児島中央駅を終点とし、佐賀県の鳥栖や熊本県の熊本・新八代などの都市部を通過する九州新幹線が開通しています。

道路交通網(バス)

 九州の中心地である福岡市には九州内や他地方からの移動の需要も多く、バス路線も発達しています。博多駅には長く九州のバスの交通網を支える博多バスターミナルに加えて、2018年には高速バスを中心とするバスターミナルとしてHEARTSバスステーションが開通。天神の中心部に位置する天神バスターミナルと合わせて九州のバス網を支えています。

航空網

 福岡市は九州最大の空港である福岡空港を有します。空港でありながら町の中心部と非常に近く、陸の要である博多駅からは地下鉄で2駅、5分。空港の圧倒的なアクセスの良さも福岡県福岡市の利便性の高さの要素の一つです。
 福岡空港は年間の旅客利用者数が羽田空港、成田空港に次いで全国3位(令和4年:約1,800万人)。その多くが国内線利用です。国内線は九州各地や沖縄だけでなく、札幌、東京、大阪、仙台といった遠隔の主要都市をはじめとする全国の空港へ就航。日本で最も西に位置する大都市でありながら、各地へのアクセスが抜群です。

<国内主要都市までの所要時間>

都市名利用路線所要時間
東京航空機(福岡-羽田)約1時間30分
広島JR東海道新幹線約1時間10分
大阪JR東海道新幹線約2時間30分
京都JR東海道新幹線約2時間40分

 国際線もアジアをはじめとする全世界へと就航。特に今後発展が期待される東アジア・東南アジアと地理的に非常に近く、国際空港としての福岡空港の存在感も増して行くことが期待されます。

福岡市エリアの特徴

1. 住んでみたい街1位を4年連続キープ

 居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング」にて福岡県福岡市は住んでみたい街(自治体)で4年連続で1位に輝いています。博多ラーメン、水炊き、もつ鍋など博多名物の美食は数えたらキリがありません。
 コンパクトな街で必要なモノ・サービスが全て揃い、温泉や自然に恵まれた近隣の九州の他県へのアクセスも良好。鉄道のターミナル駅博多と福岡空港が近く、全国各地へのアクセスも良好と、住みよい条件が揃っていることは間違いありません。
 近年は上昇傾向にありますが、不動産価格も百万都市としては割安で購入、賃貸いずれの場合でも他の地方都市と比べ同程度の予算で良い住居を確保できる点も魅力として挙げられるでしょう。

2.人口増加数全国1位

 福岡市は2022年の人口増加数が全国1位でした。国内全体で人口が減少に転じている中、数少ない人口が増えている自治体ですが、その中でも全国トップレベルで人口が増え続けていることがわかります。なお、同年の死亡数は出生数よりも多く「自然減」でしたが、それを上回る数の転入者があったことから全体での人口は大きく伸びています(転入者が転出者を上回り、人口が増えることを「社会増」といいます。)
 福岡市は元来より県内市外および九州他県、山口県を中心とする中四国地方からの移住需要の高いエリア。加えて、市による企業誘致や積極的な起業支援なども功を奏し、他の地方都市や首都圏からの移住も増えているようです。コロナ禍の中でリモートワークが普及したことから、在宅勤務で居住地を自由に選べるようになった層が福岡に移住した影響もあるでしょう。
「住んでみたい街」「住みやすい街」として評価の高い福岡県福岡市に、働き方の選択肢が増えたことで実際に移住を決めた移住者が多いことが増加数の大きな要因であると考えられます。

3.アジア圏からのインバウンド需要

 2022年のデータによると、福岡県福岡市に訪れる訪日外国人のうちの60%以上が韓国人です。韓国人からすると、日本全体が比較的アクセスの良い旅行先ではありますが、日本全体を訪れる訪日外国人の割合が25%程度であることを考えると、特筆すべき数値です。
 韓国と福岡は地理的に非常に近く空路はもちろんのこと、釜山からは船でもアクセスが可能です。
 なお、韓国に続いて福岡県福岡市の来訪者が多かったのは、台湾、タイ、ベトナム、香港といずれも東アジア~東南アジア圏。近隣地域からの旅行需要が高いことが伺えます。
 コロナ前は韓国だけでなく中国からの来訪も盛んでしたが、中国の団体旅行禁止を受け、近年は落ち込んでいます。2023年8月に解禁されたことから、今後は中国人旅行者の比率が高まることも予想されています。

福岡市エリアのおすすめイベントスペース

 福岡市エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

エントランス

 

 福岡を代表する商業施設キャナルシティ内ユナイテッド・シネマのロビーで、プロモ―ションを実施いただくことが出来ます。映画開始までの待ち時間で滞留しているお客様にアプローチが可能で、映画鑑賞前後はお客様の情報バリアが少なく、ゆったりした時間を過ごすお客様が多いため、街頭やイベントスペースでの展開と比べお客様とのコミュニケーションが取りやすいスペースです。

福岡市エリアのまとめ

 福岡市エリアは、九州最大にして日本でも有数の国際都市であり、交通アクセス、商業施設、観光拠点などあらゆる面で発展し続けています。ぜひお気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

この記事を読んでくれた方におすすめ

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