公開日:2015年11月24日
更新日:2023年11月29日

「スモールビジネスサタデー」に学ぶ 「地元消費」の盛り上げ方

アメリカでは、年末商戦の時期に「スモールビジネスサタデー」と称した地元の小売店での買い物を奨励する日が設定されています。この記事では、「スモールビジネスサタデー」から学ぶ地元消費の盛り上げ方をご紹介します。

アメリカでは11月の第4金曜日を年末商戦のスタートとなる日として、「ブラックフライデー」と呼んでいます。
サンクスギビング・デーによって4連休となるため、この期間に一気に年末の買い物需要が高まるのです。

また、翌週の月曜日には週末にできなかった買い物の買い足し需要が起こるため「サイバーマンデー」と呼ばれています。

スモールビジネスサタデーとは

近年、このブラックフライデーとサイバーマンデーの間の土曜日を「スモールビジネスサタデー」として地元の小売店での買い物を奨励する日とされています。

この「スモールビジネスサタデー」に合わせてアメリカのFacebook for business pageより年末商戦に向けたアドバイスが発表されましたのでご紹介します!

日本でもまもなく年末商戦が本格化してきますのでぜひ今回紹介されているコツを取り入れてみてください。

米国に学ぶ 地元消費の盛り上げ方

近隣のお店と連動したキャンペーンを行う

近隣のエリアにあるショップやレストランと連動し、クリスマスや年末需要にあわせたキャンペーンを行うことでひとつの店舗で行うキャンペーンよりもより効果を高めることができます。

実際にアメリカではこの時期近隣店舗と共同のキャンペーンがいくつも行われています。

キャンペーン期間中のみ、近隣店舗みんなで合わせた投稿をそれぞれのFacebookページの先頭に固定で表示させるといった手法もそのエリアに住む人々へのアプローチとして効果が高そうです。

ブランドやショップのストーリーを伝える

クリスマスから年末にかけては消費意欲が高まりますが、すべて必需品というわけではなく、この時期ならではの夢や体験を買うことがメインです。

そこで、自社のブランドや商品について魅力的な写真やムービーを作成して、普段よりもブランドを意識した投稿を心がけましょう。

昔は大変だった写真やムービーの加工も、現在はスマホで簡単に行えるツールが多くでています。これらのツールを活用し、より魅力的にブランドやショップのストーリーを伝えていきましょう。

買い物に”体験”をプラスする

クリスマスから年末にかけてはイベントごとも多く、普段よりも家族や友人、恋人など、人とでかけることが多い時期です。

そこで、職人やアーティストを店頭に呼んでその場で商品づくりをしてもらったり、店舗に写真を撮ることができるスペースを設置したりすることで、買い物に”体験”をプラスすることができます。

そうすることによって店舗に入ってもらいやすくなるのはもちろん、SNSでの拡散も見込むことができます。

まとめ

アメリカで年々注目度が上がっている”スモールビジネスサタデー”。

Facebookでも”local insights”や”local awareness ads” などの地域に根ざしたビジネスを奨励する仕組みがリリースされ、日本版のリリースもまもなくと言われています。

今後もFacebook for business pageからの情報を要チェックです!



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