若者の間で絶大な人気を誇るInstagram(インスタグラム)。個人だけでなくブランドやお店がアカウントを開設するケースも増えています。この記事では、ブランドやお店のオーナー向けに、画像の投稿だけでない、賢いInstagram活用法をご紹介します。
月間のアクティブユーザ数が1,600万人(2016/12時点)といわれ、今後も利用者数の伸びが期待されるInstagram。
ブランドを知ってもらうためのツールとして、お店や会社用のInstagramのアカウントを開設したブランドも多いのではないでしょうか。
Instagramは写真の投稿がメインのSNSですが、商品やブランドを知ってもらうための写真の投稿以外にも、様々な活用方法があります。
たとえば、取り扱う商品のトレンド把握を把握したり、お店を出店する際の出店戦略のヒントとして利用したりと、ブランドを育てていく上で欠かせないツールとしてInstagramを活用することができます。
そこでこの記事では、ただ写真を投稿するだけのツールではなく、ブランドを育てるためのInstagram活用法をご紹介します。
お店や会社用のInstagramのアカウントを運営する上では、写真を投稿するだけでなく、下記の3つの活用方法があります。
それでは、それぞれのInstagram活用方法について解説していきます。
Instagramのアカウントを開設する目的の大半は「ブランドを知ってもらう」ことでしょう。
しかし、TwitterやFacebookと比べてシェアの仕組みが発達していないため、Instagramは拡散力が低いという課題があります。
そのため、淡々と商品やお店の写真を投稿するだけでは、なかなかターゲットとするお客様に見つけてもらうことはできません。
お客様に見つけてもらうための鍵になるのが、ハッシュタグです。
ハッシュタグとは、投稿に付けることのできる印のようなものです。また、投稿に印をつけるだけでなく、そのハッシュタグで検索することで、同じハッシュタグが付けられた投稿をまとめて閲覧することができるようになります。
ブランド名やアイテム名のハッシュタグをつけて投稿しているお店やブランドも多いと思いますが、より多くのお客様に見つけてもらえる投稿にするためには、人気のハッシュタグを知ることが重要です。
例えば2015年にFacebook newsroomが公開したインスタグラムで振り返る、2015年のハイライトでは、2015年に人気が高かったスポットやハッシュタグの情報がまとめられています。
記事を見てみると、2015年は「#猫」「#犬」などの動物系や「#ネイル」「#ランチ」など記録用に使われるハッシュタグの人気が高かったようです。
「#ハンドメイド」のタグも3位にランクインしており、近年のハンドメイドブームを感じます。
こういった人気のハッシュタグを投稿に織り込めないかを意識して、撮影する写真のアイデアを考えてみるのもよいでしょう。
チェックインとは、投稿に位置情報を追加する機能です。チェックインを利用することで、どこで撮影された写真なのかを見ている人に伝えることができたり、チェックインした位置情報を利用して写真を検索できるようになります。
チェックインスポットとしては、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパーク、スカイツリーや東京タワーなどの観光スポットが人気です。
こういった人気のスポットの近くに出店する際は、投稿にスポット名のハッシュタグをつけたり、そのエリアにチェックインしてみると、お客様に見つけてもらえる確率が高まります。
自分たちが写真を投稿するだけではなく、お店に来ていただいたお客様に写真を投稿してもらうための工夫も重要です。
事例でご紹介した「世界のおみやマーケット」は人気のフォトプロップスを用意して写真撮影用コーナーを作って訪れた人々の投稿を促した好例です。
「#世界のおみやマーケット」のハッシュタグには、わずか2日間の開催期間で、177件もの写真が投稿されました。
また、Eコマースサイトで販売している商品も、商品を入れる箱にちょっとした工夫をするなどして、思わず撮影してInstagramにアップしたくなるような仕掛けをつくるのもおすすめです。
写真の投稿による発信者としてのInstagramの利用だけではなく、世の中のトレンドを知ることができるのもInstagramの魅力です。
Instagramは写真投稿SNSのため、「どこかに行った」「なにかを食べた」という行動の投稿が多く、話題のスポットやお店を知るための媒体として適しています。
たとえば、「#ハンドメイド」でハッシュタグ検索をするとたくさんのハンドメイドアイテムの写真が表示されます。
それ以外にも「#購入品」「#買った」というハッシュタグの検索を行うことで、リアルでのトレンドを追うこともできます。
特に2015年10月からハッシュタグ検索結果に追加された「人気投稿9枠」は、いいねやコメントなどの反応が多い人気投稿のみが表示されており、自社ブランドに関連するトレンドの把握にはうってつけです。
また、人気急上昇のハッシュタグが紹介されているTOKYO TREND PHOTOというサイトもおすすめです。
毎日1位から10位までの人気急上昇ハッシュタグが紹介されており、世の中全体のトレンドを追うことができます。
▲TOKYO TREND PHOTOのトップページ。毎日人気急上昇のハッシュタグが更新される。
画像出典:TOKYO TREND PHOTO
ハッシュタグによるトレンド把握を応用することで、出店戦略のヒントにすることもできます。
たとえば表参道にチェックインした投稿を見てみると、どんな人が表参道の「どこ」で「なに」をしたのかを知ることができます。
▼表参道にチェックインした投稿の例
出店候補エリアで話題になっているお店やスポット名をInstagramで検索することで、地図や写真・雑誌などの情報だけでは読み取ることのできない、出店戦略を考える上で本当に価値のある情報を知ることができるようになります。
雑誌やテレビでの話題だけではなく、実際に人が訪れている場所を知ることができるのがInstagramの魅力といえ、それらをうまく活用して、出店戦略のヒントにしていきましょう。
ブランドを育てる3つのInstagram活用法はいかがでしたか?
10代の利用率は50%という調査結果もあり、Instagramはこれからますますブランド発信に欠かせない存在となっていくでしょう。
こちらからの情報発信だけではなく、Instagramから得た情報をリアル店舗の運営や商品開発に役立てて、より魅力的なブランドを育てていきましょう!
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2015年11月27日
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