ポップアップストアやプロモーションの手法として注目されるコラボカフェ。そのメリットや取り組みの種類、おすすめのスペースについてまとめました!
ここ数年でキャラクターやブランド、アーティストタイアップなどコラボカフェの開催が増えてきました。
そこで今回は改めてコラボカフェのメリットや種類についてまとめました。
コラボカフェは通常のレンタルスペースで開催されるポップアップストアと比較してどういった点がメリットなのでしょうか?
食品からアパレルまで、コラボカフェを開催するメリットは下記の3つにまとめられます。
何より一番のメリットはカフェの集客力。
有名なカフェであればあるほど、カフェ目的で来店した自社ブランドを知らないお客様にアプローチしやすくなります。
カフェでサンプリングしたり、棚の一部や壁を使った展示が人気なのもこの集客力が大きな理由。
ただし来店されるお客様は買い物を目的に来店しているわけではないため、物販には直接繋がらないことが多くあくまでプロモーションとして捉えることが重要です。
あまり知名度が高くない場合も、カフェは路面にあることが多く、立地がいいため集客しやすいのもポイントです。
レンタルスペースやギャラリーで開催する場合はいちからブランドイメージを作り上げる必要がありますが、カフェやレストランはすでに世界観が出来上がっているため自分たちのブランドイメージに合う場所を選べばほとんど内装費がかかりません。
ポップアップストアは開催日に加えて搬入・搬出の際もスペース利用料が発生するため、内装にあまり手をかけずにすむと費用を大幅に抑えることができます。
またコラボメニューを開発する際もベースになるメニューがあればお互いのイメージに合うものを開発しやすくなります。
お客様の滞在時間を伸ばすために軽飲食をふるまうポップアップストアも増えてきましたが、飲食を提供するためには細かな食器や備品が必要となり、場合によっては保健所への申請などが必要になります。
コーヒーや軽食を販売・サンプリングで不特定多数に食品を提供する場合は、蛇口の数などの衛生基準を満たす場所でなければなりません。
その点、普段カフェとして運営している場所であれば当然営業基準を満たしているので安心です。
ただし衛生管理責任者の取得や保健所への申請は自社で行う必要がありますので、事前に必要事項を確認しておきましょう。
【参考】フードイベント開催の前に 食品営業許可のキホン
ひとくちに “コラボカフェ”といっても取り組み方はさまざま。
主なコラボカフェの種類をまとめてご紹介します!
一番低予算で手軽に相談できるコラボカフェの手法。
店内の棚や机の一部、壁などを使って作品や商品を展示することで来店したお客様に見てもらうことができます。
この場合カフェの営業に影響はないため、1日数千円〜数万円程度の予算で開催することができます。
実施イメージ:カジュアルに作品に親しんでもらえる場を / ARTS&CINEMA
カフェ内での商品展開に加え、ブランドをイメージしたメニューやプロモーションしたい食品を使ったメニューの提供を相談することも可能です。
お客様にとっても期間限定で普段は食べられないメニューを体験することで、ブランドや商品に愛着を持ってもらうことができます。
スペース利用料とは別にメニュー開発費が発生し、コラボメニューの売り上げもすべてカフェ側の収入となる形態が一般的です。
この場合もカフェは通常どおり営業できるため営業補償が発生することはほとんどありませんが、コラボメニューの単価が低い場合はその分の補填が必要になる場合もあります。
通常のカフェ営業をすべてストップし、ブランド仕様に作り変える形態です。
この場合コラボカフェ期間中の売り上げはブランド側が取得して代わりに指定の営業補償料をカフェに支払うかたちが一般的です。
スペースの利用料に加えて営業補償料も支払う必要があるためやや割高ですが、まるで自分たちのカフェのように自由に利用できるのがポイントです。
実施イメージ:思わず写真を撮りたくなる仕掛けで話題の拡散を/ BEANS & ROASTERS CAFÉ
エリア | 広さ | 利用料金(1日あたり) |
---|---|---|
原宿 | 130㎡ | 12万円/日〜 |
明治神宮前駅、表参道駅、原宿駅の3駅からアクセスしやすい好立地な人気カフェ。
壁は全面白に統一されており、使いやすいシンプルな空間です。
席数は55席、立食形式で70名ほど収容可能な広さです。
コラボメニューの提供から完全貸切のコラボカフェまで、幅広い用途に対応可能です。
※このスペースは現在は貸し出しをおこなっておりません
エリア | 広さ | 利用料金(1日あたり) |
---|---|---|
表参道 | 180㎡ | 5万円/日〜 |
朝のワンシーンを一日中楽しめるカフェ&ダイニング。
普段は世界18カ国の華やかで豪快なホテルテイストの朝食メニューを楽しめるカフェとして運営しています。
お店は路面ガラス張りの空間で、テラス席も人気があります。
夜だけのイベントや午前中限定のマーケット開催など様々な用途でお使いいただけます。
エリア | 広さ | 利用料金(1日あたり) |
---|---|---|
市ヶ谷 | 200㎡ | 15万円/日〜 |
市ヶ谷と四ツ谷の真ん中、神楽坂近くにある人気の路地裏一軒家ダイニング。
1階:着席41名、立食60名、2階:着席26名様、立食40名の収容が可能です。
天井が高く広いスペースとアンティークなインテリアがゆったりした雰囲気の空間に2Fにも簡易キッチンがあり、食関連のイベントやマーケットイベントを開くことも可能。
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