公開日:2020年6月29日
更新日:2021年9月24日

コロナ禍での出店、どう対策をしたらいい?

緊急事態宣言も明け、ようやく出店を考られるようになった方も多いのではないでしょうか。今回は出店時に対策しておくべき感染予防策を、行政のガイドラインを抜粋してご紹介しています。

緊急事態宣言も明け、少しずつ日常が戻りつつある昨今。
とはいえまだ制限も多く、特に、店舗を持っている方やイベント運営者の方などは「どこまでやっていいの…?」「どのような対策をすればいいんだ…」といった悩みを抱えている方も多いと思います。
また、出店したとしてもお客さんが来ない、もしくは過度に気を遣い、あまりお買い物に前向きではないのでは…?という懸念もあるでしょう。

今回の記事では、行政が出している新型コロナウイルス感染症の事業者向け感染防止ガイドラインを参照しながら、SHOPCOUNTERで考えている対策、その実例を写真を交えてご紹介していきます。

事業者向け感染防止ガイドライン(東京都)

まずは東京都における事業者向け感染防止ガイドライン(第3版)から主な感染防止策を一部を抜粋して記載しています。

(1) 利用者向け対策

  • 入場時等における対策
    • 入場者の列は間隔(できるだけ2m)を空ける。このための従業員による行列の整理、立ち位置の目印を付すなど、入場整理を行うことで混雑を防ぐ
    • 入場者にマスク着用の徹底などの周知を図る(マスクを着用していない方に対してはマスクの配布などに努める)
    • 非接触型機器などを活用し入場者を検温し、発熱者に対しては入場を制限する
    • 施設の規模に応じて入場者数や滞在時間の制限を設ける(とりわけ屋内施設については、3密(密閉、密集、密接)にならないよう入場者数の制限に十分留意する)
    • 入場口や施設内各所に消毒備品等を設置し、入場者の手洗いや手指消毒、靴底消毒の徹底を図る
    • ICTシステム等を活用し、整理券やオンラインチケットの販売、来場時の日時指定予約、時間制来場者システムや完全予約制の導入等による混雑の緩和を図る
  • 施設内における対策
    • 施設内における座席や利用場所の配置を工夫するなど、人と人との間隔(できるだけ2m)を確保する
    • 利用者に対し、手洗い・消毒の慣行に加え、大声の会話を慎むよう適宜アナウンスする
    • 複数の人が使用する場所(トイレなど)、手や口が触れるようなもの(商品やコップ類など)をこまめに消毒・洗浄する
    • 利用者や来場者等に対する紙やチラシ類、販促品などの物の配布は手渡しで行うことは中止し、机等に設置するなど、据え置き方式で行う
    • 喫煙スペースがある場合は、3密(密閉、密集、密接)にならないよう利用者数の制限を設け、利用者に対して周知徹底を図る

(2) 従業員向け対策

  • 従業員の体調管理等
    • 従業員が使用する制服や衣服は、こまめに洗濯する
    • 従業員に対し、出勤前の検温や新型コロナウイルス感染症を疑われる症状の有無を確認させ、毎日の報告を徹底する
    • 体調不良の場合は、休養を促し、勤務中に体調不良となった場合には、直ちに帰宅させ自宅待機とする
    • 従業員や事業の関係者が体調不良を申し出た場合や濃厚接触の疑いがある場合には、必要な検査の受診を勧める。
  • 営業中における対策
    • 従業員に対して、勤務中のマスク着用を促すとともに、各所に消毒備品等を設置し、手洗いや手指消毒を徹底させる
    • 従業員間で、できるだけ2mの距離を保てるよう、人員配置に配慮する
    • 扉や窓などを開けたうえで、扇風機やサーキュレーター等を外部に向けて使用するなど、建物や施設内の定期的な換気を行う
  • 更衣室・休憩時等における対策
    • 更衣室・休憩室の規模に相応しい人数以上の入室を制限し、休憩する際も対面での食事や会話をしないよう徹底する
    • 特に、屋内の休憩スペースについては、座席間のスペースを十分にとり、できる限り常時換気を行う
    • 従業員同士が共有する物品や、手が頻繁に触れる場所をなるべく減らし、共有を避けることが難しい物品等(テーブル、椅子等)は、定期的に消毒する
    • 従業員は、更衣室・休憩室に入退室する前後の手洗い・消毒を徹底する

(3) 施設環境整備

  • レジ・窓口等
    • レジや窓口など人と人の対面が想定される場所に、アクリル板や透明ビニールカーテンなどを設置し遮蔽する
    • レジ前など利用者の列が想定される場合には、立ち位置の目印を付すなど行列の整理を行うことで混雑を防ぐ
    • チケットレス、キャッシュレスなど、非接触によるやり取りが可能な手法をできる限り導入し接触機会を回避する
  • トイレ
    • 適時、手袋・マスク着用の上、定期的に拭き上げ消毒を行う
    • ハンドドライヤー利用や共用タオルの使用は中止し、できる限り、ペーパータオルを設置する
    • 個室ではない便器(男性用小便器など)の利用に当たっては、一つおきに使用するよう、利用者に対して周知を図る
  • ごみの廃棄
    • 鼻水、唾液などが付いたマスク等のごみは、ビニール袋に入れて紐を縛るなど密閉した上で捨てるよう表示する
    • ごみを回収する従業員は、収集の際に手袋・マスクを着用するとともに、手袋・マスクを脱いだ後は、必ず石けんと流水で手を洗ったうえで、手指消毒を徹底する
  • 清掃・消毒
    • 不特定多数の人が触れる場所・器具等(ドアノブ、タッチパネル、ベンチ、エレベーターのボタン等)は、それぞれの器具類にあう消毒液等を用いてこまめに清掃・消毒を行う

SHOPCOUNTERにおいても、上記のガイドラインを参考にしつつ、ポップアップストアに出店される皆様に向けて、下記のような呼びかけをして参りました。

  • 集客時
    • マスク着用必須などの事前呼びかけ
    • 店舗内での人数制限などの事前呼びかけ
    • 店頭商材の事前周知
  • 店頭準備
    • マスク着用必須のpop
    • 咳エチケットのpop
    • レジ列ソーシャルディスタンスのpop
    • レジ前ビニールシートなどの設置
    • 事前予約制
    • 入店時のアルコール消毒の設置
  • 運営中
    • レジ金受け渡し時のトレー利用
    • キャッシュレス推奨(特に交通系ICやQR決済等がなおよし→クレカは結局触れ合う)
    • 入店制限/整理券配布
    • スタッフのマスク着用必須
    • 定期的換気
    • 袋詰はセルフサービス

一例ではありますが、実際の対策している様子も併せてご紹介します。

■レジ前のビニールシートの設置

■入店時のアルコール消毒の設置

■床などの消毒

※画像はいぬねこサプリさんの出店時の様子です。

お客さまはどう考えているのだろう…?

SHOPCOUNTERを通して出店されている方に直近、お客さまはどんな方が来られているか尋ねてみました。

  • 愛用しているもの(基礎化粧品とか薬とか)などをまとめ買いをしている方は多い印象
  • 滞在時間自体はコロナ前よりも短くなっている
  • ポップアップストアは、ファンと口コミでご来店される方が多い
  • 布マスクのときとかは、結構明確にものを触りたくて来たという人が多かった(TVで水着素材は見てたけど触ってみたかった需要)

以前よりもお客さまの数自体は増えているものの、できるだけ滞在時間や来店頻度を少なくして、リスクを減らそうとしている意識のようでした。

お客さまの需要の参考情報としてはGoogleが発表している「リテール版トレンドクエリ」もチェックしてみてもよいかもしれません。リテールカテゴリーの中で、Google 検索上で検索数が急上昇しているクエリなどをピックアップしてくれています。

また、代表的なエリアの客足の戻り(2020年6月第4週の速報値)は下記のような形になっていますので、こちらも参考にしてみてください。

  • 郊外 / ローカル消費は強い。
    • 相模大野 / 茅ヶ崎 / 千葉ニュータウンは昨年より日中帯に人が多い。
  • 東京は都心エリアの戻りが悪く、戻りの良い「池袋 / 吉祥寺 / 横浜」などでも夜の伸びが減って、17時ごろから減少傾向に。
    • 一方で、大阪は新規感染者が東京都と比較して少ないからか、駅近・都心エリアでも、人の戻りが昨対 8~9 割程度
  • 外出時間を気にして回遊が減っているのか、ターミナル駅 / コアエリアからの混雑の広がりが薄まっている。
    • 逆に、郊外は近隣住民の方の散歩や買い物商圏が広がり、人が少ないところも昨年より人通りが増えている傾向に。

特集:コロナ後の客足はどれだけ戻ったか?(2020年6月第2-4週 週末)

まとめ

今回は東京都の事業者向けガイドラインを参考に、SHOPCOUNTERを通しての実際の事例、来客の様子がどうか、という部分についてまとめました。まだまだ制限の多い中、出店される事業者・来店される方、それぞれが前向きにお買い物ができるよう、我々としても頭を捻っていく所存です。
ぜひ、今回の記事も参考にしていただきながら、一緒に工夫を凝らせていけたら幸いです。

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