東京都のほぼ中心に位置する武蔵野市は、新宿をはじめ東京23区へのアクセスが良く、住みたい街ランキング上位にランクインする吉祥寺や、市の中心部となる三鷹駅北口エリア、学生の街として親しまれている武蔵境エリアの3エリアで構成されています。自然溢れる閑静な住宅街でありながらも商業施設も充実した武蔵野市について紹介します。
1.繁華街と自然豊かな公園が共在する「吉祥寺エリア」
2.行政、スポーツ・文化施設が集う「三鷹駅北口エリア」
3.学生の街「武蔵境エリア」
武蔵野市エリアとは?
武蔵野市エリアの成り立ち
武蔵野市エリアのアクセス
武蔵野市エリアの特徴
武蔵野市のおすすめスペース
武蔵野市エリアのまとめ
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武蔵野市の基本データ | |
---|---|
総面積 | 10.98平方キロメートル |
人口数 | 147,851人(2023年12月1日地点) |
世帯数 | 78,685世帯(2023年12月1日地点) |
武蔵野市の各地域 | 吉祥寺エリア、中央(三鷹北口)エリア、武蔵境エリア |
東京都のおおよそ中央に位置し、多摩エリアにおいては一番東側にあり東京23区の西側に接しているのが武蔵野市。総面積は10.98平方メートルと多摩エリアにおける面積の順位は下から6番目でありながらも、東京都の市における人口密度の高さは1位。人口は14万人を超え、市の80%以上が住宅地で占められています。
武蔵野市は大正12年(1923年)の関東大震災により、都心部における多数の被災者が現在の武蔵野市に移住し、宅地化が進行。戦後の昭和30年代になると高度経済成長期に大規模な団地ができ、昭和40年代には吉祥寺駅周辺における再開発事業が始まり、東京西部における大都市として今日に至るまで発展してきました。
繁華街と自然が調和する武蔵野市は、大きく分けて3つのエリアがあります。
・吉祥寺エリア
・中央(三鷹北口エリア)
・武蔵境エリア
各エリアは市の南部を走る中央線の駅ごとに別れており、大型商業施設や商店街が並びつつ大きな公園のあるエリアや、行政の中心地、文化施設や医療施設が立ち並ぶエリアと、異なる特徴を持ち合わせているのです。
エリアごとに異なる表情を見せる武蔵野市は全国の自治体よりも一足早く、子育てをはじめ多彩な支援制度も展開している地域。子育てがしやすい環境でもあるため、若い世代だけでなく子育て世代にとっても住みやすい街となっています。年齢別人口では各世代がまんべんなく住みつつ、主に20代半ばから50代までが多いエリアです。
▼ワンポイント:三鷹北口エリアは三鷹市ではない?実は北側のみ武蔵野市の範囲
武蔵野市の中央にある三鷹北口エリアは「三鷹市ではないのか?」と思われるかもしれませんが、実は三鷹駅を挟んで北側が武蔵野市・南側が三鷹市となっています。その理由は市の境界線が三鷹駅の真上にあるため、三鷹駅を挟んで北と南で属する市が異なっていることが挙げられます。
武蔵野市は遺跡や出土品により、旧石器時代から人々が生活していました。歴史に武蔵野市が登場するようになったのは、江戸時代から。相次いで発生した江戸の大火により、焼け出された人たちが移住し、吉祥寺村と西窪村が誕生したのです。その後に関前村と境村が生まれ、4つの村ができました。
昭和3年(1928年)には名称が武蔵野町に変わり、戦後の昭和22年(1947年)11月3日に、武蔵野市が誕生。日本の高度成長により、武蔵野市は都市化が急速的に進展していったのです。
昭和30年には都営住宅や団地が建設され農地の宅地化が進行し、都心から移り住む人々が次から次へと集まって来ました。昭和40年代には吉祥寺に大型店舗が相次いで出店し、さらに活気を見せるようになったのです。
吉祥寺駅再開発とともに武蔵境駅南口広場の計画も決まり、街づくりが進行。平成21年(2009年)にはJR中央線の三鷹~国分寺間の高架化工事が終え、踏切問題がクリアされました。平成26年(2014年)には武蔵境駅の鉄道連続立体交差事業が終わり、同時に北口の駅前広場が誕生。吉祥寺や三鷹も各々の特長を生かしたまちづくりを進め、現在も賑わいを見せています。
近年の武蔵野市は三鷹市と合わせ、新事業のモデル都市に。行政サービスやまちづくりに関する新たな試みを取り入れており、市内にとどまらず全国にも発信し注目を集めています。
武蔵野市はJRや京王井の頭線などが通っており、東京の都心部へのアクセスに優れた地域。主な路線であるJRは市の南部を通っており、東京都の東西への移動がスムーズです。市内各所への移動は電車以外に、関東・小田急・京王・西武の路線バスやコミュニティバスなどがカバーしています。
市内主要駅の乗車人数 | |||
駅名 | 吉祥寺駅(※1)(※2) | 三鷹駅(※1) | 武蔵境駅(※1)(※3) |
乗車人数 | 118,865人(JR)+122,831人(京王井の頭線) | 79,415人(JR) | 58,246 人(JR)+26,681人(西武多摩川線) |
(※1:JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」より)
(※2:KEIO「鉄道事業概要:1日の駅別乗降人員」より)
(※3:西武鉄道「駅別乗降人員 年度別のデータ 2022年度」より)
武蔵野市の鉄道路線 | ||||
鉄道会社名 | 路線名 | 吉祥寺駅 | 三鷹駅 | 武蔵境駅 |
JR東日本 | JR中央線 | ○ | ○ | ○ |
JR総武線 | ○ | ○ | – | |
京王電鉄 | 京王井の頭線 | ○ | – | – |
西武鉄道 | 西武多摩川線 | – | – | ○ |
武蔵野市の玄関口ともいえるのが、吉祥寺エリア。都内でも有数の商業エリアであり、大型商業施設と商店街が合わさった繁華街に市内外から多くの人々が訪れています。
街歩きやショッピングが楽しめるだけでなく、駅から徒歩圏内には東京都内でも有数の公園の一つである都立井の頭恩賜公園もあるのが特長。世代を問わず、多くの人々の憩いの場として親しまれています。
武蔵野市の中央に当たるのが、JR三鷹駅北口から広がるエリア。駅から北に進むと市役所をはじめ、警察署や保健所など行政機関が集まっています。
エリア内には武蔵野総合体育館や陸上競技場といったスポーツ施設に加え、コンサートや子供向けのイベントを行う武蔵野市民文化会館などがあるのが三鷹駅北口エリア。スポーツや文化を楽しむため、市外からも多くの方が訪れています。エリア内には約11万平方メートルの広々とした武蔵野中央公園もあり、幅広い年代の方が自然を楽しまれています。
周辺には亜細亜大学や武蔵野大学をはじめ、複数の大学があるのが武蔵境エリアは、学生の街として親しまれています。駅の北口には音楽を中心に利用できる多目的ホールを備えた武蔵野スイングホールや、図書館をはじめ生涯学習や市民活動、青少年活動を支援するひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイスがあり、文化やアカデミックな側面も併せ持つエリアです。
市内で唯一、自然系の資料や展示室のある日本獣医生命科学大学付属博物館もあります。武蔵境エリアは他の武蔵野市のエリアと異なり大きな公園がありませんが、自然も豊富にあり、特に亜細亜大学のイチョウ並木や花の通学路が訪れる人々の心を掴んで放しません。
武蔵野市エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。
吉祥寺駅から数分の好立地なスペースで、展示会や最長1ヶ月までのポップアップショップとしてご利用頂けます。ハンモックも使用可能なユニークなスペースです。
雰囲気にあった展示棚やカウンター、ターンテーブルなどもご用意出来ます。イメージやレイアウトに合わせてハンモックも使用可能です。また、お隣のカフェとのコラボでお祝いやパーティなど飲食も兼ねたご利用も可能です。
個性豊かな3つのエリアで構成されるのが、武蔵野市。吉祥寺駅を中心に商店街や大型商業施設が広がる吉祥寺エリアや市の中心部である三鷹北口エリア、学生をはじめさまざまな方が訪れる武蔵境エリアがあります。本記事を踏まえて、武蔵野市内のお気に入りスペースをSHOPCOUNTERで見つけてみてください。
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