2026年6月8日

アパレル展示会のスケジュールと準備の流れ

アパレル展示会の準備は、場所探しから集客、当日運営、開催後のフォローまで多岐にわたります。本記事では、SS/AW展示会に向けた準備の流れを、開催3ヶ月前から当日後までの5フェーズに分けて解説します。

展示会準備の流れとスケジュール

アパレル展示会の開催にあたっては、場所探しから集客、当日の運営、開催後のフォローまで、進めるべきタスクが多岐にわたります。抜け漏れがあると、せっかくの展示会の効果も半減してしまいます。

この記事では、アパレル展示会の準備の流れとスケジュールを、開催3ヶ月前から当日後までの5フェーズに分けて整理しました。SS/AW展示会の準備を控えたブランド担当者の方が、いつまでに何をすべきかを確認するためのチェックリストとしてご活用ください。


アパレル展示会のシーズンと予約時期

アパレル業界の展示会は、SS(春夏)コレクションのシーズンが9〜11月、AW(秋冬)コレクションのシーズンが2〜3月に集中する傾向があります。中でも9月は、SS展示会の本番月として展示会場への問い合わせが集中しやすい時期です。

ショップカウンターに寄せられる展示会・個展用途のスペース問い合わせを集計すると、開催希望日からおおよそ50日前(中央値)に問い合わせが入る傾向があります。9月開催を想定する場合、7〜8月にかけて問い合わせがピークを迎えることになります。

希望する立地や広さ、什器の有無といった条件に合うスペースは数に限りがあります。条件にこだわりたい場合は、ピーク時期よりも早めに候補を絞り込んでおくと、選択肢が広い状態で検討しやすくなります。


アパレル展示会の準備フェーズ

アパレル展示会の準備は、大きく5つのフェーズに分けて整理できます。

フェーズ時期主なテーマ
1. 検討フェーズ開催の3ヶ月前企画を固め、場所候補を洗い出す
2. 実行フェーズ開催の1ヶ月前会場・什器・集客の手配を進める
3. 準備フェーズ開催の1週間前当日に向けた最終調整
4. 当日フェーズ開催当日来場者対応と当日の記録
5. フォローフェーズ開催翌日〜1週間後お礼対応と振り返り

ここからは、それぞれのフェーズで行うべきタスクを順に解説します。


1. 検討フェーズ(開催の3ヶ月前)

主なタスク

  • 企画書の作成
  • 開催場所候補の洗い出し
  • 予算取り

開催の3ヶ月前は、展示会の企画と開催場所の検討を始める時期です。

SS(9〜11月)/AW(2〜3月)はアパレルブランドの展示会が重なる時期にあたるため、希望条件に合うスペースは早めに候補を洗い出し、空き状況を確認しておくと検討の選択肢が広がります。

この時期に重要なのは、展示会の目的やテーマを固めておくことです。来場バイヤー数や受注額など、数値目標もあわせて設定しておくと、後の振り返り時に費用対効果を算出しやすくなります。

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2. 実行フェーズ(開催の1ヶ月前)

主なタスク

  • 会場の確保
  • 什器・備品の手配
  • 展開商品の整理
  • 案内状(DM)の作成・送付

企画が固まったら、開催の1ヶ月前までに完了しておきたいのが、調整に時間がかかるタスクです。

特に会場の広さや貸し出し什器の有無によってその後のタスクが左右されるため、会場の確保はこの時期までに完了させておくと安心です。アパレル展示会の場合、ハンガーラックやトルソー、棚といった什器の数量が来場者の動線や見せ方を左右します。什器を備えたスペースを選べば、別途レンタル手配の手間を減らせます。

集客施策もこの時期に着手するのが目安です。案内状(DM)はデザインの出し戻しや送付先リストの整理に時間がかかるため、開催の1ヶ月前には送付を開始できるように前倒しで進めましょう。

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3. 準備フェーズ(開催の1週間前)

主なタスク

  • 商品・備品の梱包、配送手配
  • 人員の最終調整
  • 集客のダメ押し(個別連絡)
  • 音響や映像の動作確認
  • 会場準備(前日)

開催まで1週間を切ると、当日に向けた細かいタスクが増えます。

展示会で使用するサンプル・商品・備品の配送手配、音響や映像機器の動作確認など、当日使用するもののチェックを進めましょう。ラインシートやカタログ、ノベルティなど、当日持参するものをリストアップしておくと抜け漏れを防げます。

この時期は、優先度の高い顧客やバイヤーへ個別にメールで来場のリマインドをしておくことも重要です。来場予定の時間帯にあわせて担当者を配置するなど、人員の最終調整もあわせて行いましょう。

前日の会場準備をスムーズに終えるためにも、レイアウト図を使って什器配置・商品展開のイメージをチーム内で事前に共有しておくと安心です。

なお、展示会後はフォロー業務に追われやすいため、お礼メールの雛形やお礼状はこの時期に準備を済ませておくと、開催後の動きが速くなります。

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4. 当日フェーズ(展示会当日)

主なタスク

  • 受付・来場者対応
  • 商談・受注対応
  • 当日の記録(名刺、商談メモ、写真)

展示会当日は、来場者への対応に集中します。受付での名刺の受領、来場記録の取り方、商談時のメモの残し方など、運営ルールは開始前にスタッフ全員で確認しておくと抜け漏れを防げます。

商談の様子や会場の様子は、写真やメモで記録に残しておくと、開催後の振り返りや次回の社内共有資料として活用できます。


5. フォローフェーズ(開催翌日〜1週間後)

主なタスク

  • お礼メール・お礼状の送付
  • ラインシート送付・次回商談の打診
  • 目標に対する振り返り
  • 次回会場の予約検討

展示会終了後は、来場者の記憶が新鮮なうちにお礼メール・お礼状を送付します。ラインシートの送付や次回商談の打診を早めに進めることで、受注につながりやすくなります。

開催前に設定した目標に対する実績を検証し、次回の展示会に活かすための改善点をまとめておきましょう。会場を気に入った場合は、このタイミングで次回の予約まで済ませておくと、次シーズンの準備工数を大幅に削減できます。


アパレル展示会の場所選びで押さえたいエリア

アパレル展示会のスペース選びでは、来場するバイヤーやプレス関係者のアクセスのしやすさが選択基準のひとつになります。ショップカウンターの掲載スペースの中でも、アパレル展示会の開催実績が比較的多いエリアをまとめました。

東京エリア:代官山/表参道/原宿/渋谷/中目黒/恵比寿/千駄ヶ谷/北参道/麻布十番

大阪エリア:本町/心斎橋/四ツ橋

展示会・個展用途のスペースは、以下のページからエリアや広さで絞り込んで検索が可能です。気になるスペースがございましたら、お気軽にお問い合わせください。


まとめ

アパレル展示会の準備は、フェーズに分けてタスクを洗い出すことで、いつまでに何をすべきかが明確になります。やるべきことを早い段階で整理しておくと、社内の役割分担もスムーズになり、限られた人員でも運営しやすくなります。

特にSS(9〜11月)/AW(2〜3月)シーズンは展示会が重なる時期にあたるため、会場の確保は早めの動き出しが選択肢を広げます。事前にタスクを整理した上でスケジューリングを進め、展示会の成果を高めていきましょう。

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