2025年9月26日

ホームセンターのイベント出店メリットと活用事例【2025年最新】

ホームセンターは、商品PRや体験販売、キッチンカー出店の“穴場”スポット。実用性のある商品を求めて来店する客が多く、体験型の販促プロモーションとの相性が抜群。この記事では、ホームセンター出店の特徴や出店メリット・デメリット、2025年以降の最新事例を紹介します。

ホームセンターのスペースの出店メリットと活用事例【2025年最新】

ホームセンターとは?

ホームセンターは、DIY用品・工具・園芸・建築資材・日用品など、生活に関わる実用商材を幅広く扱う大型小売店です。
多くは郊外に立地し、広大な駐車場を備えているため、自家用車で来店するファミリーや職人、ガーデニング愛好家などが主要顧客層。近年ではペット用品やアウトドア商品、インテリア雑貨などのライフスタイル提案型の売場も充実し、「モノを買う」だけでなく「暮らしを楽しむためのヒントを得る場所」として支持を広げています。

その性質上、目的買い(=欲しいものを決めて来店)の比率が高いのも特徴で、商品理解や使用体験を重視する来店者が多く、販促との相性も良好です。

ディスカウントストアとの違いは?

ディスカウントストアとの違いは、「価格訴求の強さ」よりも、「実用性・専門性・提案性」に重きを置いている点です。
ディスカウントストアが“とにかく安く早く”を重視するのに対し、ホームセンターは“目的を持ってじっくり選ぶ”買い物体験が中心

この「じっくり派」来店者に向けた体験型プロモーションは、商品理解と購買意欲の両方に作用するため、店頭販促の効果が出やすい環境だと言えます。

ホームセンターの出店メリット

ユニディの外観

① 「体験」を受け入れやすい来店客層

ホームセンターに訪れる来店者は、「○○を買う」と目的を持って来店する層が多く、購入意欲が高いのが特徴です。
DIY好きな中高年層、ガーデニングやペット用品を目当てに訪れる家族連れ、工具・資材を調達する職人層など、実用性重視で“商品の良さをしっかり知って選びたい”人たちが中心です。

このような客層は、体験型のセールスプロモーションや試食・実演販売との相性が非常によく、足を止めて話を聞いてくれる確率も高め。
キッチンカーも「今日はどんな店が来てるかな」と期待されやすく、目的買い+ちょっとした楽しみの要素が加わることで、満足度も高まります。

② セールスプロモーション効果が高い

ホームセンターでは、「店頭で見かけた商品をその場で購入する」来店者が6割以上にのぼり、体験型の販促との相性が抜群。実演販売、サンプリング、DIYワークショップなどは、集客・商品理解・購買促進の三拍子が揃う有力手法です。

さらに、ホームセンターは地域密着の信頼感があるため、企業やブランドのイメージアップにも貢献します。

③ キッチンカーとの親和性が高い

駐車場スペースや店舗前の屋外空間を活用しやすく、飲食や軽食との相性も良好です。 実際に週末を中心に、ホームセンターへ「食」を楽しみに訪れるファミリー層も増加中。
気軽な出店が可能なうえ、平日の集客施策としても注目されています。

④ 他業態より費用対効果に優れる

駅前・ショッピングモールに比べて出店料が低く抑えられ、1日あたり数千円程度のケースもあります。それでいて来店数は安定しており、コストパフォーマンスの高い出店が実現可能です。

HIヒロセの外観

ホームセンター出店の注意点とデメリット

① アクセスや搬入出に手間がかかるケースがある

駅ビルや商店街などの駅周辺のスペースと比べて、ホームセンターは郊外立地が多く、自家用車や商用車でのアクセスが前提になります。
そのため、車両がないと搬入出が難しい、スタッフの移動が不便といった課題が発生する可能性があります。
特にキッチンカーの場合、発電機・給水タンク・ガス設備などの持ち込み要件も多く、現地の設備環境との調整が必要です。

②  商材によってはミスマッチが起きやすい

来店者はDIY用品・園芸・住まいの修繕など「実用目的」が中心。
そのため、ファッション雑貨や高価格帯の嗜好品、都市型トレンド商品などは、訴求が難しく販売に結びつきにくいケースがあります。

ホームセンターに来る人は「情報収集」より「解決したい生活課題がある」ことが多いため、エンタメやトレンド系商材は出店目的を慎重に検討する必要があります。

③ 出店場所や時間帯によって集客にムラがある

土日祝は集客力が高い一方、平日昼間は来店数が少なく、反応が鈍いこともあります。また、出店場所の位置(入口正面/駐車場奥/通路脇など)によっても、通行量や視認性が大きく異なります。

「人通りが少なかった」「思ったより目立たなかった」といったミスマッチを防ぐためには、事前に現地の動線やピークタイムを確認することが大切です。

ホームセンターでおすすめの商材、開催形式

おすすめの商材

焼き菓子、ジャム、調味料などの加工食品(要許可)
地元食材やギフト向け商品は高い関心を集めやすいです。出店には営業許可が必要な場合がございますので、事前に店舗の方とご相談ください。

■コーヒーやスイーツなどを提供するキッチンカー
ホームセンター内で購入できる軽食のジャンルが少ないため、買い物ついでの休憩・飲食目的で立ち寄る方を集客しやすい環境です。

■地元企業や自治体によるPR・啓発ブース
リサイクル啓発、防災PR、献血キャンペーンなど。公共性が高く、ホームセンター側からの受け入れも比較的スムーズです。

貴金属・ブランド品の出張買取
不要品整理や資産活用ニーズに対応。自家用車での来店が多いため、顧客が買取品を持ち込みやすい点が魅力です。

サンデーの外観

おすすめの開催形式

■実演販売
商品の効果や使い方をその場で使いながら紹介する形式です。実用性重視で購買する顧客が多いため、目の前での実演販売は、顧客の目を引きやすく商品への信頼感を醸成しやすい方法です。

■試食・サンプリング
食品や飲料などを少量提供し、その場で味や使用感を伝える形式です。買い物中でも気軽に立ち寄ってもらいやすく、購入にもつながりやすい方法です。 

■キッチンカーの出店
店舗前や駐車場スペースを活用し、飲食販売や移動型のサービスを展開します。店舗側も話題性づくり・集客効果を期待して積極的に受け入れている場合も多いです。

催事の様子

まとめ

ホームセンターは、生活に密着した買い物を目的に来店する人が多く、体験型プロモーションやキッチンカー出店と相性の良い出店先です。
特に、店舗の取扱商品と競合しない商材を選べば、販売だけでなく認知獲得やブランドの印象づけにもつながります。

一方で、出店には内容や場所に応じた制限や調整もあるため、事前の確認と計画が欠かせません。
来店客の特徴や目的、開催時期との相性を見極めながら、自社に合った出店形態を検討することが成功への第一歩です。

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