2023年から2024年にかけて、南関東の各地で続々とオープンする商業施設。ポップアップストアの出店先としても考慮したい、2023年にオープンした商業施設や2024年にオープン予定の商業施設について、開業日やそれぞれの特徴、アクセスに関する情報をご紹介します。
商業施設とは、サービス・商品を提供したり販売したりすることを目的とした施設。顧客の集客を目指しているため、接客導線・作業効率などを検討して造られた建物です。
商業施設は一般的に、複数の店舗が一つの施設に入居して営業しています。明確な定義がないものの、規模や運営の内容により多彩な業態があるのが特徴です。
<商業施設の業態>
業態 | 詳細 |
Dept(Department Store) | いわゆる百貨店。施設側が複数の専門店を運営・集約しており、さまざまな商品を展示して販売する業態。 |
GMS(General Merchandise Store) | 食品だけでなく衣料品売り場も混ざった総合スーパー |
SM(Super Market) | 食料品をメインに扱う大型スーパー |
HC(Home Center) | 家具やインテリアなどをメインに扱う施設。 |
DS(Discount Store) | 食料品に加えて日用雑貨なども扱う。低価格の訴求を重視している大型店 |
Dgs(Drag Store) | 医薬品をメインに日用雑貨も扱う大型店。 |
(参考:貸ビル大百科「商業施設における施設タイプの違い」より)
近年ではさらに、映画館や劇場を備えた複合商業施設のほか、高速道路のSAやPA、道の駅、高架下といった従来の枠を超えた商業施設も、続々と出店しております。
2023年に新規オープンし、南関東エリアで注目を集めた商業施設の開業時期や特徴についてご紹介します。
2023年12月15日(金)に、神奈川県横浜市西区にてグランドオープンしたのが、CeeU Yokohama。
敷地面積はおよそ7,000㎡で地下1階・地上10階建ての商業施設には、スーパーのイオンフードスタイル横浜西口店や大型家電量販店のエディオンをはじめ、専門店やタリーズコーヒー・星乃珈琲店などの飲食店、各種クリニックが勢ぞろい。地域の人々の暮らしを支える商業施設です。
9Fには癒しの空間ともいえるBeaut body Galleryがあり、美や健康に関する専門店が11店舗出店しています。
CeeU Yokohamaの特徴は、近隣にある横浜ビブレ側・パルナード通り側に公開空地を設けている点。公開空地のおかげで歩行者空間にゆとりが生まれ、行き来がしやすいです。また、メインエントランス前にはイベントが開催できるピロティ形状の広場もあります。
アクセス:横浜駅西口徒歩5分
施設URL:https://ceeu-yokohama.aeonmall.com
2023年4月28日(金)に神奈川県平塚市にてグランドオープンしたのが、THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA。神奈川県を南北に結んでいる主要幹線である国道129号に面したTHE OUTLETS SHONAN HIRATSUKAは、首都圏中央連絡自動車道、東名高速道路、新東名高速道路など各所のインターチェンジからアクセスが優れた商業施設です。
敷地面積約131,000㎡の広大なエリアには、地上2階建て・約150店舗を擁するアウトレットモールがあり、お得な価格で買い物が満喫できます。
さらに、本格的なアウトドア体験やライブビューイング、外遊び用アイテムのレンタルができるだけでなく、敷地内には平塚大神THE OUTLET公園や湘南ベルマーレ大神フットサルコートもあり、買い物以外にも多彩な楽しみ方ができるのが特徴です。
THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKAの立体駐車場屋上にはFUJI TERRACEがあり、高さ22メートルの展望台から富士山をはじめとした山々、相模平野を一望することができ、自然の雄大さを肌で感じられます。
買い物を楽しむだけでなく、緑豊かな環境でゆったりと過ごすことも可能な商業施設です。
アクセス
・JR東海道線平塚駅下車、バスにて「ツインシティ大神」下車徒歩すぐ、または「大神」下車徒歩約8分
・小田急線本厚木駅下車、バスにて「ツインシティ大神」下車徒歩すぐ、または「大神」下車徒歩約8分
施設URL:https://the-outlets-shonan-hiratsuka.aeonmall.com
2023年11月29日(水)に千葉県船橋市にグランドオープンしたのが、三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY。
2階建ての商業施設では36もの店舗が出店しており、日常生活を支えるスーパーのワイズマートやドラッグストアのマツモトキヨシ、各種飲食店にアパレルのお店、ダイソーや書店といったショップが勢ぞろい。その他にも、ジムにヘアカット、学習塾にクリニックなど多彩なお店が軒を連ねている商業施設です。
施設内には約320席を備えたフードコートがあり、屋外テラスも完備。フードコート内にある、5店舗が手掛ける多彩なグルメを楽しめるのも魅力です。
三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAYは店舗以外にも、開発敷地面積のおよそ3分の1を占めている約5,000㎡にも及ぶ、大規模な広場のMIXI FUN PARKもあるのが特徴。天然芝生広場や遊具広場、ドッグランエリアを備えており、家族やペットと遊ぶことも可能です。
MIXI FUN PARKはグルメに関するイベントやパブリックビューイングといったイベントにも対応しており、多様な楽しみ方ができるスペースでもあります。
近隣には2024年に開業する大型多目的アリーナのLaLa arena TOKYO-BAYもあり、ますます賑わいを見せるのが三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAYです。
アクセス:JR京葉線・武蔵野線南船橋駅直結
施設URL:https://mitsui-shopping-park.com/lalat-tokyobay
2023年3月16日(木)に千葉県船橋市にてリニューアルオープンし、順次開業していったのが津田沼ビート。元々は津田沼パルコのB館でした。
地下1階・地上6階に屋上を加えた津田沼ビートは、既存の建物を活用してリニューアル。最初はパルコ時代から続く約10店舗が、2023年7月には新たに約20店舗がオープンしました。施設内にはスーパーマーケットのベイシアの新業態であるスーパー Beisia Foods Park津田沼店や津田沼パルコ時代から出店していた無印良品をはじめ、ファッションや雑貨、クリニックなど生活に便利なお店が出店しています。
長年親しまれていたパルコの後継施設として、津田沼ビートはさまざまな年代の方々が足を運ぶ商業施設です。
アクセス:JR津田沼駅北口から徒歩2分
施設URL:https://tsudanuma-viit.jp
2023年3月30日(木)に埼玉県草加市にてグランドオープンしたのが、2階建てのTOBU icourt/トーブ イコート。
路面に開かれているオープンスタイルの商業施設ではスーパーマーケットのヤオコーやダイソー、大戸屋やタリーズコーヒーなどをはじめ、訪れる方のさまざまなライフスタイルを満たす24店舗が出店しています。
松原団地記念公園に隣接しているTOBU icourt/トーブ イコートは、下記の3つのゾーンを形成。
・心地よいテラスがある「ピクニックテラスゾーン」
・食を中心とした「クオリティマルシェゾーン」
・くらしを充実させる「ウエルネスリビングゾーン」
TOBU icourt/トーブ イコートでは買い物だけでなく、テラスでのんびりと過ごしたり、毎日の生活を豊かにしたりする体験もできます
アクセス:東武スカイツリーライン 獨協大学前<草加松原>駅から徒歩12分
施設URL:https://www.tobu-icourt.jp
南関東で2024年に新規オープンし、注目を集めている商業施設についてご紹介します。
2024年5月9日(木)に神奈川県横浜市西区にて、順次オープンしていったのが横浜シンフォステージ。総延べ面積はおよそ18万㎡を超える横浜シンフォステージは、オフィスとホテル、店舗などで構成された2棟のタワー(ウエストタワーとイーストタワー)による大規模な複合施設です。
ウエストタワーはオフィス用途が主で、上層部には京急 EXホテル みなとみらい横浜が、低層部にはヤマハの数々の店舗(ブランドを体験できるお店やライブ&カフェなど)にクリニックなどがあります。イーストタワーは数々の企業における本社や研究開発拠点としての利用を視野に入れたオフィスをメインに、低層部にはコワーキングスペースのchilink WORKSITE MINATOMIRAIや店舗を構えています。
横浜シンフォステージは5カ所のプラザ(広場)が設置されており、各プラザではランチやイベント、アクティビティなどが楽しめるようになっているのも特徴です。
横浜シンフォステージは憩いの空間やイノベーション、賑わいが交差する複合施設となっています。
アクセス
・京浜急行本線/JR各線/東急東横線/相鉄本線/みなとみらい線/横浜市営地下鉄ブルーライン横浜駅東口から徒歩8分
・みなとみらい線新高島駅3番出口から徒歩1分、みなとみらい駅1番出口から徒歩7分
施設URL:https://www.yokohama-symphostage.com
神奈川県横浜市西区にあるマークイズみなとみらいは開業10周年により、大規模なリニューアルに着手。2024年4月26日(金)にオープンしたローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいをもって、リニューアルが完了しました。
リニューアルにより、装いを一新した地下1階の食品館 まいにちマルシェ(全15店舗で構成)や数々の店舗が新たにオープン。中でも目玉となるのが、横浜初出店となるローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいです。
フィンランド生まれの世界初没入音響体感シートを全12スクリーン・全1,050席に導入。
まるで映画の主人公になったような臨場感を楽しめる映画館で、映画をとことん満喫できます。
アクセス
・みなとみらい駅(みなとみらい線)直結
・桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道を使って徒歩8分
施設URL:https://www.mec-markis.jp/mm
2024年7月25日(木)に神奈川県横浜市泉区にてオープンしたのが、ゆめが丘ソラトスです。
地上3階建てと地上1階+屋上駐車場、そして立体駐車場棟で構成されているゆめが丘ソラトスは、関東や横浜市に初出店の20店舗も含め、129店舗が出店。
スーパーマーケットのそうてつローゼンをはじめ、日常生活に必要な買い物ができるお店や、ファッションにライフスタイルのお店、フードコートが勢ぞろいです。
施設内には関東で初となる最新の設備「ScreenX」を備えた、全部で10スクリーンを有する大型シネマコンプレックスの「109シネマズ」もあり、映画も楽しめます。
ゆめが丘ソラトスには大きな吹き抜けや屋上公園、催事や展示も行えるコミュニティスペースなどがあるのも特徴。お子さんを連れて遊びに来たり、催事や展示を堪能したりと、買い物以外の体験も自由に楽しめる商業施設です。
ゆめが丘ソラトスは開業時に新設されたソラトス改札口がオープンしたことで駅直結となり、雨の日でも濡れずに訪れることができます。
アクセス
・相鉄いずみ野線ゆめが丘駅直結
・横浜市営地下鉄ブルーライン線下飯田駅から徒歩1分
施設URL:https://www.yumegaoka-soratos.com
2020年に千葉県市原市に開業したもりまち ちはら台モールは、スーパーのヨークフーズやスターバックス、マツモトキヨシにファッションのお店、クリニックなどが集結した複合商業施設。
敷地内には2024年3月13日(水)に温浴施設の天然温泉 湯舞音ちはら台がオープンし、買い物と合わせて天然温泉やサウナ、食事などが楽しめ、ゆったりとくつろげます。
もりまち ちはら台モールは生活に欠かすことができないお店が軒を連ねており、地域の方々の暮らしを支える商業施設です。
アクセス
・京成電鉄千原線ちはら台駅から徒歩10分
施設運営元の施設紹介URL:https://fudousan.shinshowa.co.jp/blog/1564/
2024年7月19日(金)に千葉県成田市にオープンしたのが、そよら成田ニュータウン。1992年に開業したボンベルタ成田が全館リニューアルして生まれ変わった、商業施設です。
そよらは2020年からイオンが展開している都市型のショッピングセンター。千葉県において初出店となり、旗艦店としてオープンしました。
そよら成田ニュータウンは本館5フロアと別館3フロアで構成されており、専門店がおよそ80店舗集結。そよらとしては最大規模を誇るそよら成田ニュータウンでは、スーパーのイオンスタイル成田ニュータウンや各食物販のお店、スターバックスをはじめとしたカフェにレストラン、ファッションのお店などが勢ぞろいしており、買い物や食事に便利です。
その他にも、各種スクールやボーリング場もあるため、学びや遊びにも利用できます。日常生活に必要なお店が揃うのが、そよら成田ニュータウンです。
アクセス
・JR成田駅から徒歩29分、車で6分
施設URL:https://www.aeon.jp/sc/soyora-naritanewtown
南関東における2023年にオープンした商業施設と、2024年にオープンする商業施設についてご紹介しました。
近年オープンした商業施設は、南関東エリアにおいて特に注目を集めています。本記事を参考に、ポップアップストアの出店先として一度考えてみてはいかがでしょうか。
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