Blog / 2017/01/23

モノではなく、ここにしかない "体験"を売る/体験型DIYショップ tukuriba

最近女性を中心に人気が高まっているDIY。ただ材料を売るだけではなく、ワークショップを通してDIYを "体験"する場を提供しているショップがあります。今回はそんな体験型DIYショップ tukuribaの取り組みをご紹介します!

DIYといえばお父さんの日曜大工というイメージがありましたが、最近では女性を中心に生活をかわいく彩るアイテムづくりなどで注目されています。

しかしせっかく挑戦してみたいと思っても、工具や材料について何の知識もないので二の足を踏んでしまう人も多いはず。

体験型DIYショップtukuribaではそんな人たちに向けて、初心者でも気軽に参加できるワークショップを日々開催しています。

「モノではなく体験を売る」、tukuribaの考え方について店長の掃部関(かもんぜき)さんにお話を伺いました。

ものづくり用のスペースが店内に2箇所!tukuribaが “体験”を重視するワケ


▲木工作業に適したDIY WORKSPACE。ガラス張りのため通りがかりの人の目にもとまりやすい。

- tukuribaでは木工作業ができるワークスペースtukuribaとクラフト作業ができるワークスペースatelierという2箇所のワークショップスペースをお持ちですが、商品の陳列スペースを削ってまでワークショップ用のスペースを作られた理由について教えて下さい。

掃部関さん:オープン前の構想の段階でモノを売るだけでは限界があるという意識があり、DIYを楽しむ体験を提供する場にしたいと思いがありました。

現在も店舗全体で「いかにワークショップを体験していただくか」を重視して発信や見せ方を工夫しています。

ワークスペースtukuribaとワークスペースatelierはそれぞれ用途が異なるためあえて分けてスペースを確保しています。

木工作業では基本的に立って作業することが多いですし、木屑もたくさんでます。

対して小物づくりは座って作業することが多いので、木工作業用のスペースとは別にゆっくり落ち着いた雰囲気の場所が必要だと思い2種類のスペースを運営しています。

それぞれワークショップだけではなく時間単位でレンタルしてお客様が自由に作業することもできるのですが、使える工具も異なるので作りたいものにあわせておすすめしています。


▲レザークラフトやタイル等、小物を作るのに適しているワークスペースatelierでのワークショップの様子。

- 参加者の方はどんな方が多いのでしょうか?

掃部関さん:参加者はほとんどが女性で、9割は女性の方ですね。

最近は結婚式でウェルカムボードなどを手作りされる方も多いようで、その材料を買いに立ち寄られた方がワークショップの様子を見て「やってみたい」と興味を持たれることも多いです。

何回かワークショップに参加してDIYに慣れてきたら、自分のお家にあったサイズのものを作りたいということでスペースを数時間自分で借りて作業する方も多いです。

音やゴミの問題でここまで本格的に作業できる場所は少ないので、電車で2時間近くかけて来店される方もいらっしゃいます。

「東京 DIY」といったワードで検索すると上位にtukuribaがでてくるので、DIYに興味をもった方がはじめて体験する場所としても人気があります。

アットホームなワークショップで「みんなで楽しく何かしたい」気持ちをくすぐる


▲店内の一番目立つところに商品ではなくワークショップの見本や案内を置くという徹底ぶり。

- ワークショップへの集客で工夫していることはありますか?

掃部関さん:1ヶ月で30件ほどワークショップを開催しているので、なるべく早く内容を決めて2ヶ月ほど先の予定まで公開するようにしています。

今まだ1月中旬ですが、すでに3月まで予定を公開しています。

また店頭の一番目立つところにワークショップで作ることができる完成品を展示し、出来上がりをイメージしていただきやすいよう工夫しています。

告知は店頭のチラシやSNSなど様々なツールを利用していますが、最近はやはりInstagramの反応がいいですね。

投稿する際には完成品だけでなく参加者の写真をだすようにしています。

そうすることでワークショップの楽しそうな雰囲気が伝わりやすく、参加のハードルが下がるように思います。


▲tukuribaのInstagramページ。作品だけでなく、ワークショップの様子など人物をだすことでイベントの雰囲気が伝わりやすくなる。

- ワークショップを楽しく過ごしていただくために気をつけていることはありますか?

掃部関さん:私たちの店舗では、スタッフ全員がワークショップの講師ができるようになることを目指しています。

そのためには技術の向上はもちろん、トークスキルも重要だと考えています。

まずはワークショップ前にそれぞれ自己紹介をしていただき、話しやすい雰囲気を作るようにしています。

ワークショップでは大きな工具を使うこともあり最大6〜8名の規模で行っているので、自己紹介を通してお互いのキャラクターがわかるだけでアットホームな空気になります。

またワークショップ中だけではなく、終了後もコーヒーを飲みながら雑談できる時間を設けています。

スタッフは全員女性で主婦が多いので、インテリアや収納の話で盛り上がります。

この雑談を通して次回以降のワークショップテーマが決まることもありますし、参加者同士が仲良くなって次回一緒に参加してくれることもあります。

綺麗な作品を作るだけでなく、参加者の「みんなで楽しく何かしたい」気持ちを尊重してDIY体験が楽しい時間になるよう工夫しています。

よりDIYのよさを体感してもらえる場所へ


▲女性の目線を意識したカラフルな配置と手作り感のある商品説明。什器のほとんどはスタッフの手作り。

- 今後やってみたいことはありますか?

掃部関さん:今後はワークショップに加えてオーダー制作にも力をいれていく予定です。

年配のお客様を中心に、DIYならではの手作り感のある家具がほしいけれど体力的に自分で作るのは難しいというご相談も増えてきたことが背景にあります。

DIYであればサイズも使い勝手も自分にあったぴったりのものを作ることができるので、自力で制作するのが難しい方にもDIYの魅力を伝えていければと思います。

また普段ワークショップの講師はスタッフが中心になって行っているのですが、今後は外部講師も増やしていきたいと考えています。

現在もアクセサリーや革小物などを中心にクリエイターの方をお招きして外部講師として活躍していただいています。

3月にはtukuriba周年祭を予定していることもあり、DIYやクラフト、ハンドメイドなどものづくりを楽しんでいただける体験をより多くの方に提供していきたいと考えています。

【ショップ情報】

店舗名:体験型DIYショップ tukuriba 二子玉川店

HP:http://www.tukuriba.jp/futakotamagawa/

所在地:東京都世田谷区瀬田2-32-14
玉川髙島屋S・Cガーデンアイランド1F

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