公開日:2024年2月5日
更新日:2024年3月22日

【保存版】港区のポップアップストア出店ガイド

港区は東京都心の一等地に位置し、東京タワーや芝公園など観光名所も多く、高層ビルや豪華なショッピングエリアが立ち並びます。また、六本木周辺を中心にビジネスエリアとしても栄え、多くの企業本社や外国大使館が存在します。本記事では、港区を5つのエリアに分けて解説していきます。


記事のポイント

1.東京タワーとオフィス街「芝エリア
2.高級住宅と各国大使館が集う「麻布エリア」

3.ファッションとグルメの代表都市「赤坂・青山エリア」
4.変わり続ける高級邸宅地「高輪・白金エリア」

4.新鋭のベイエリア「芝浦・港南・台場」エリア


目次

港区エリアとは?
港区エリアの成り立ち
港区エリアのアクセス
港区エリアの特徴
港区エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

港区とは? 

東京都の中央部に位置し、都内屈指のビジネス街である千代田区、中央区、品川区に囲まれる場所にある港区。東京のランドマークである東京タワーを擁し、千代田区、中央区とともに都心3区と呼ばれます。

歓楽街として栄える新宿区、渋谷区とも隣接しており、ビジネス街、歓楽街のどちらへもアクセスの良い場所です。
区内は地下鉄やJRが張り巡らされ、湾岸の一部を除くほぼ全域で徒歩10分圏内に駅があります。

各国大使館、外資系企業の日本支社が集まる国際色豊かな街でもあります。
テレビ放送における主要放送局や高層ビルが林立しビジネス街としての要素が強い一方、青山、六本木、お台場などは商業エリアとして人気があり多くの人で賑わいます。

港区の活動人口(国勢調査による2020年10月1日時点のデータ)

昼間人口972,673人
夜間人口260,486人

ビジネス街、歓楽街として発展を遂げる港区ですが、区全体に公園や児童遊園、児童館が多いのも特徴で、区として子育て世代の支援に力を入れています。地域参画イベントや持続型コミュニティ活動が盛んに行われており、行政と地域住民が連携した街づくりを目指していることがわかります。
そうした背景もあり麻布や高輪、白金といった高級住宅街はさらなる開発が進み、今後はファミリー層を含む人口増加が期待されます。

商業施設のほか、美術館、庭園、路面店舗が多く、マルシェも頻繁に開催されているため散策を楽しむ人で年間を通して賑わいます。

港区の基本データ
総面積20.36平方キロメートル
人口数266,306人(2023年12月1日地点)
世帯数152,545世帯(2023年12月1日地点)
港区の各エリア芝、麻布、赤坂・青山、高輪・白金、芝浦、港南、台場

港区エリアの成り立ち

港区の由来

1947年、旧芝区・旧麻布区・旧赤坂区が合併し誕生したのが現在の港区です。

区名候補は「江戸城の南」を意味する「城南区」と、東京港を起点とした貿易の振興で戦災からの復興に期待する意味を込めた「東港区」に絞られました。
協議の末、発展を願う強い思いを込めて「東港区」が選定されましたが、その後「東京都東港区(トウキョウト トウコウク)」では読みの音が重なるという意見が出たこため、「東」を除いた「港区」に改められ採用に至ったと言われています。

近年では2020年に高輪ゲートウェイ駅が開業したことで話題となりました。
駅周辺は現在も開発が進められており、2025年には大規模商業施設や多目的ホール、居住空間、教育施設などを備えた高輪ゲートシティの開業が予定されておりこれまで以上の賑わいが期待されます。

港区エリアのアクセス

港区には地下鉄、在来線、新幹線、モノレール、ゆりかもめと合わせて33の駅が存在します。

<区内主要駅の1日の平均利用人数>

駅名品川新橋大門三田 泉岳寺
利用者数(人)695,212664,839312,104292,088264,861

品川区に属していると思われがちな品川駅ですが、実際の所在地は港区です。
品川駅は東海道新幹線の全ての営業列車が停車する区内最大のターミナル駅で、日々の利用者は70万人近くにのぼります。

東京駅までは約15分、羽田空港へは約30分、乗り換えなしで行くこともできるため遠方からのアクセスにも長けています。

港区エリアの特徴

都心機能を有し大型の商業施設や超高層ビルが集まるエリアだけでなく、閑静な住宅街があるエリアもあるのが特徴。「港区=繁華街」というイメージがもたれがちですが、5つのエリアに分けるとそれぞれのエリアの特徴が見えてきます。

1. 東京タワーとオフィス街「芝」エリア 

港区の北東部に位置し、新橋、汐留、浜松町など企業オフィスが立ち並ぶビジネス街です。
また東京のシンボル、東京タワーがあるのもこのエリアです。
東京タワーの電波塔としての役割は東京スカイツリーに移行されていますが、東京の観光名所としていまのなお多くの観光客、地元住民に愛されています。

ビジネス街として開発が進められてきた汐留のなかで、複合商業施設「カレッタ汐留」には劇団四季の劇場 や、広告の美術館をテーマにしたアドミュージアム東京などの体験型施設が整備されています。
日本テレビタワー(日本テレビ放送網株式会社本社ビル)もあり、生放送のスタジオ見学や関連グッズのショップなどに訪れる観光客で賑わいます。
なかでも宮崎駿監督がデザインした大時計はフォトスポットとして人気です。

芝公園ではイベントが頻繁に開催され、たくさんの人が集まります。
そのほか新橋SL広場、日比谷神社など近隣住民の集う場所も多く、開発都市としてだけでなく地域の温かさも感じることが出来ます。また新橋には昼間から営業している立ち飲み居酒屋が軒を連ね、以前からのイメージの残る場所となっています。

2.高級住宅と各国大使館が集う「麻布」エリア 

港区の東側に位置するビジネス街と繁華街の特徴をあわせ持つ麻布エリア。
六本木ヒルズ、泉ガーデンタワーといった複合型商業施設のほか、テレビ朝日の本社ビルが立ち並びます。六本木ヒルズ周辺はみどりが多く住宅街としても整備が進み、麻布十番とともにエリアの一角が高級住宅街となっています。

国立新美術館や国際文化会館(旧岩崎邸庭園)、森アーツセンターギャラリー、六本木 蔦屋書店といった芸術、文化、エンタメに触れる施設が揃うほか、有栖川宮記念公園、毛利庭園などの公園・庭園が多く、曜日を問わず観光や散策を楽しむ人で賑わいます。

麻布十番、六本木といえばセレブの街や華美な空間を連想されがちですが、以外にも庶民的な価格帯の飲食店や生活必需品、生鮮食品が手頃に購入できるお店も多く住みやすさには定評があります。
江戸時代から栄える麻布は、都心の中でも下町情緒の残るエリアの1つとなっています。

3.ファッションとグルメの代表都市「赤坂・青山エリア」

区の北側に位置するのは赤坂、青山エリア。
東京ミッドタウン、虎ノ門ヒルズ、赤坂サカスといった複合型商業施設のほか、皇居付近は高級住宅街としても著名なエリアです。有名な料亭やレストランが多いため、都内屈指のグルメタウンとしても知られています。

迎賓館赤坂離宮や檜町公園、赤坂御苑といった庭園や公園のほか、アークヒルズや青山霊園の桜並木、神宮外苑の銀杏並木など四季折々の自然を楽しむことのできるスポットが豊富で、シーズンには遠方からも多くの人が訪れます。

東京ミッドタウンには4つのテーマに基づいて作られた広大なミッドタウン・ガーデンが整備されており、自然と戯れながらショッピングを楽しむことができるため周辺地域の居住者、なかでもファミリー層からの人気を集めています。

一方、青山エリアはファッションストリートとして有名です。
表参道には世界でも有名な一流ブランドショップが立ち並びますが、大人向きの高級ブランド街である銀座と比較すると、若年層の買い物客が多い印象です。
原宿(渋谷区)とともに日本を代表するファッションエリアといわれており、軒を連ねるセレクトショップや路面店はウインドウショッピングを楽しむ人々で年間を通して賑やかです。
お正月には明治神宮へ初詣に出かける人々で一層賑やかさを増しています。

4.変わり続ける高級邸宅地「高輪・白金エリア」 

高輪・白金エリアは港区の南西に位置し、由緒ある高級邸宅地として知られており、その歴史は江戸時代まで遡ります。

住宅街ではありますが、品川駅とその北側に建設された高輪ゲートウェイ駅の開業より、駅一帯は人通りが多く賑やかです。高輪ゲートウェイ駅の周辺は「TAKANAWA GATEWAY CITY」という再開発計画が進行中で、今後さらなる発展に注目が集まっています。またエリア全体に歴史ある建造物や寺院が多いのが特徴です。

目黒通りと外苑西通りを結ぶ、通称「プラチナ通り」にはおしゃれなカフェや洗練されたレストラン、インテリアショップが数多く並びます。

高輪、白金エリアはアクセス利便性も高く、東京23区内の各主要駅までは約30分、六本木や千代田区大手町などの主要ビジネス街までは約15分といった好立地で、オフィスワーカーにとっても魅力的な住宅エリアです。また、インターナショナルスクールが点在しておりグローバルな教育を受けられるほか、ハイレベルな教育施設も多いためより優れた教育環境を与えたいと考えるファミリー層からも支持されています。

5.新鋭のベイエリア「芝浦・港南・台場」エリア 

区の南東に位置し、芝浦港南地域はオフィス街、台場地区は大型商業施設やレジャースポットが豊富な観光エリアとなっています。

2つの地域の間には東京湾がありレインボーブリッジで繋がっていますが、東京湾クルーズを楽しみながら水上バスで移動することも可能です。
レインボーブリッジからはエリアのシンボル的存在になっているフジテレビ本社の球体展望室を望むことが出来ます。

台場は「お台場」の名称で親しまれ、ダイバーシティ東京、デックス東京ビーチといった商業施設や併設する豊富なアクティビティを楽しむ人でいつも賑わっています。

港南は品川駅の東側に位置する新興の大規模ビジネス街、芝浦は企業の倉庫街となっており1つのエリアの中で対照的な役割を果たしています。2008年に始まった芝浦アイランドなどのマンション開発の影響で観光エリア、オフィス街、倉庫街それぞれで開発が進み、商業施設に加えて、ゆったりと過ごせるお台場海浜公園など快適な住環境の整備により、ファミリー世帯は増加傾向です。

港区エリアのまとめ

オフィス街、歓楽街、高級住宅街がエリアに連なる港区エリア。お気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

この記事を読んでくれた方におすすめ

出店場所をお探しの方へ

SHOPCOUNTER」は、ポップアップストア・催事・展示会などの出店/出展場所の予約がオンライン上でできるプラットフォームです。ショッピングモール、スーパーマーケット、百貨店、商店街、駅ナカ、オフィスビル、撮影スタジオ、展示会場など様々な商業スペースの検索・予約が可能です。

今すぐお探しでない方もアカウント作成 することで、新着やおすすめスペース等のお役立ち情報を受け取ることができますので、ぜひご登録ください。

RELATED

POPULAR