公開日:2024年3月11日
更新日:2024年3月19日

【保存版】目黒区のポップアップストア出店ガイド

目黒区は高級住宅街や閑静な住宅街が広がるだけでなく、人気スポットや新旧の商業施設、自然の豊かさを身近に感じられる公園もある、東京都23区内でも人気のエリア。住みたい街ランキングにおいて上位に位置する中目黒や、不動の人気を誇る自由が丘のような魅力的な街も含まれる目黒区について紹介します。


記事のポイント

1.高級住宅地としても知られる北エリア(駒場~中目黒)
2.住宅街と繁華街が接地する東エリア(目黒、不動前)
3.商店街が豊富にある中央エリア(祐天寺、学芸大学駅を含む、駒沢通り)
4.自然や文化も感じられる南エリア(東急目黒線沿い、武蔵小山)
5.緑豊かな西エリア(緑が丘、大岡山)
6.買い物環境が充実!スイーツ激戦区の自由が丘エリア


目次

目黒区とは?
目黒区の成り立ち
目黒区のアクセス
目黒区の特徴
目黒区のまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

目黒区とは?

目黒区の基本データ
総面積14.67平方キロメートル
人口数279,459人(2024年3月1日地点)
世帯数159,634世帯(2024年3月1日地点)
目黒区の各地域北エリア(駒場~中目黒)、東エリア(目黒、不動前)、中央エリア(祐天寺、学芸大学駅を含む、駒沢通り)、南エリア(東急目黒線沿い、武蔵小山)、西エリア(緑が丘、大岡山)、自由ヶ丘エリア

目黒区は東京都の南西部にあり、北に渋谷区、東に品川区、南に大田区、西に世田谷区に囲まれたエリア。JR山手線が通っているだけでなく区の真ん中を東急東横線が走っており、東京の各地や横浜へのアクセスに優れています。

目黒区の面積は14.76平方キロメートルで、東京都23区内においては16番目の広さ。他の区と比べて大きな街ではないものの、目黒川をはじめとした5つの川や緑道が多いことから、自然溢れる地域でもあります。

台地と谷で形成された目黒区は、30種類以上もある名前の付いた坂が風景の一部となっているのが特徴的。バラエティに富んだ坂が、目黒区の景色を彩っています。

目黒区は主に住宅地として発展しながらも、さまざまな側面を持つエリア。高級住宅街やおしゃれな飲食店、小売店が並ぶショッピングエリアとしての一面だけでなく、東京大学や東京工業大学をはじめ数々の大学があることから、学生が通う街としての側面も持ち合わせています。エリア内には12の大使館が点在し、国際交流が活発な一面もあるのが目黒区です。

さまざまな側面を持ち合わせる目黒区ですが、待機児童数の縮小における取組も積極的に実施。お子さんの預け先に困ることがなく、共働き世帯にとっても住みやすいエリアとなっています。

目黒区は季節ごとのイベントも盛り沢山。東京都内でも指折りの花見の名所である目黒川には、桜が咲く時期になると300万人もの人々が訪れ、咲き誇る桜と春の訪れを楽しんでいます。秋になると落語である「目黒のさんま」にちなんだ、さんま祭りが人気。秋の味覚である新鮮なさんまを炭火で焼いて振る舞ってくれるため、多くの方が訪れて賑わいを見せています。

目黒区の成り立ち

目黒の由来

 目黒区の『目黒』という地名の由来には諸説あり、馬に由来(駿馬・馬を『め』、畦道の「あぜ(畔)」を『くろ』と呼び、あわせて馬畔(めぐろ)とするのが由来)する説や、『目黒不動』が由来とした説などが挙げられます。

現在の目黒区となるまでの変遷 

目黒区は区内にある大橋遺跡により、旧石器時代から人々が生活していることがわかっています。江戸時代になると野菜を中心に農産物を生産。また駒場野や碑文谷原など広大な原野に野鳥やイノシシが数多く生息していたことから、歴代将軍の鷹場としても利用されていました。

3代将軍家光が鷹狩の折に、目黒不動として知られる瀧泉寺に立ち寄ったのが縁で、火災の際に焼失した本堂を再建して仏像を寄進。以後、目黒区は江戸庶民の信仰を集め、参詣行楽地として栄えていったのです。幕末期になると目黒区は、幕府における軍事訓練や砲術訓練の場として使用されていました。

明治18年(1888年)には、山手線における目黒駅が開業。明治29年(1896年)にビール工場が、明治40年(1907年)に競馬場が開設し、目黒区の都心化が進んでいきました。関東大震災後は目蒲線や東横線などの開通に合わせて、宅地化が急速に進行。昭和7年(1932年)になると、区としての目黒区が誕生したのです。

住宅地や商業地として目覚ましく発展していったのは、昭和39年(1964年)に地下鉄日比谷線の開通がきっかけ。駅周辺にはお店やマンション、アパートが次々と誕生していきました。平成に入ると目黒区内には南北線や目黒線、東横線といった路線が開業していき、今日まで発展していったのです。

近年では長年議論をされていた自由が丘駅の再開発事業の目途が立ったため、これまで以上の賑わいが予想されます。

目黒区のアクセス

目黒区は、区内の中心を南北に通る東急東横線がメインの移動手段です。並行して北に東急田園都市線、南に東急目黒線が走っているだけでなく、目黒区の北には京王井の頭線が、南には東急大井町線が通っています。多彩な路線により、区内だけでなく東京都内の各所や横浜などへの行き来がしやすいのが目黒区です。

内主要駅の乗車人数
駅名中目黒駅目黒駅祐天寺駅武蔵小山駅大岡山駅自由が丘駅
乗車人数合計333,861人{東横線155,782人(※1)+日比谷線178,079(※2)}合計479,567人{目黒線223,329人(※1)+南北線91,094人(※2)+山手線83,770人(※3)+三田線81,374人(※4)}27,927人(※1)48,334人(※1)23,368人(※1)合計125,005人{東横線78,634人(※1)+大井町線46,371人(※2)}
目黒区の鉄道路線
鉄道会社名路線名中目黒駅目黒駅祐天寺駅武蔵小山駅大岡山駅自由が丘駅
東急電鉄東横線
目黒線
大井町線
東京メトロ日比谷線
南北線
JR東日本山手線
都営地下鉄三田線

(※1:東急電鉄『2022年度乗降人員』より)
(※2:東京メトロ『各駅の乗降人員ランキング』(2022年度より))
(※3:JR東日本『各駅の乗車人員 2022年度』より)
(※4:東京都交通局『各駅乗降人員一覧』より。乗車+降車人数)

目黒駅は厳密には品川区に属しているものの、目黒区からも目と鼻の先にあります。目黒区民も利用しやすい目黒駅は乗り換えなしで新宿駅まで12分、池袋駅まで20分、東京駅まで21分で行けるため、アクセスに優れたエリアといえるでしょう。

目黒区内には東急バスや小田急バス、京王バスが走っており、区内の行き来もしやすいです。

目黒区の特徴

1.高級住宅地としても知られる北エリア(駒場~中目黒) 

駒場から中目黒を対象とするのが北エリア。渋谷区や世田谷区に隣接しており、都心部の近くにありながらも閑静な住宅街が広がり、昔から高級住宅地として知られています。

エリア内には京王井の頭線や東急田園都市線が通っており、渋谷や三軒茶屋へのアクセスにも優れているのが強みです。

駒場には東京大学の駒場キャンパスがあるだけでなく、旧前田候爵邸洋館や日本近代文学館といった名所があり、歴史や文化にも触れられます。

中目黒には、駅近くにあるシンボルともいえるタワーマンションが特徴的。エリア内にはおしゃれなカフェやお店が立ち並ぶだけでなく、ニトリや目黒銀座商店街があり、買い物にも困りません。メディアで取り上げられる飲食店や洋服店が立ち並ぶだけなく、区政の中心である目黒区役所もあります。

平成28年(2016年)に、中目黒駅の高架下に生まれた全長700mにも及ぶ中目黒高架下が誕生。芸術的な雰囲気とともに個人経営の飲食店や花屋などが並び、散策にももってこいです。

2.住宅街と繁華街が接地する東エリア(目黒、不動前)

JR目黒駅西口や東急東横線の不動前を含むのが東エリア。渋谷区や品川区に隣接していることから東京の主要な都市へのアクセスに優れるだけでなく、閑静な住宅地に繁華街が隣接しているのが特徴的です。

目黒区の東エリアも目黒川が流れており、桜並木があることから自然や四季の移ろいを感じられる場所として有名。エリア内には千と千尋の神隠しにおける湯屋のモデルにもなったといわれる、ホテル雅叙園東京もあります。

宿泊や食事に加えて、東京都指定有形文化財である百段階段を見ることで、日本の文化とともに積み重ねてきた歴史を体感できるでしょう。

閑静な住宅街が広がる不動前には、不動前駅前通り商店街があり、買い物がしやすいです。日本三大不動の目黒不動尊もあり、正月や縁日の日になると多くの方が訪れています。

3.商店街が豊富にある中央エリア(祐天寺、学芸大学駅を含む、駒沢通り)

祐天寺や学芸大学、駒沢通りが含まれるのが中央エリア。落ち着いた雰囲気の住宅地でありながらも、新しい部分と古き良き部分が合わさった街並みが人気となっています。

祐天寺は5つの商店街があり、さまざまなお店が揃っていて買い物をするにも打ってつけです。街にはどこか懐かしい雰囲気も漂っており、居心地の良さも評判となっています。

学芸大学は駅の東西に広がる商店街が6つあり、活気に溢れるだけでなくお店が勢ぞろい。近年では路地裏や高架下にお店がオープンし、ますます目が離せなくなっています。

4.自然や文化も感じられる南エリア(東急目黒線沿い、武蔵小山)

東急目黒線沿いや武蔵小山を含むのが、目黒区の南エリア。商店街に加えて緑も多く、目黒区と品川区に渡って広がる林試(りんし)の森公園が有名です。林試の森公園は「都心に広がる樹林帯」とも呼ばれており、1週およそ45分で歩て回れる広さ。地域の人々のくつろぎの場として親しまれています。

目黒区の南エリアは神社や仏閣、教会も数多くあり、厳かな雰囲気もあるのが特徴。時代の流れや文化も感じられるでしょう。

武蔵小山駅の近隣にはパークシティ武蔵小山 ザ モールやエトモ武蔵小山といった商業施設があるだけでなく、東京都内でも指折りの長さを誇る商店街の武蔵小山商店街パルムがあるため、買い物環境が充実しています。

5.緑豊かな西エリア(緑が丘、大岡山)

目黒区の西エリアは駒沢オリンピック公園の一部と、南に緑が丘や大岡山があります。エリアの一部に含まれる駒沢オリンピック公園はおよそ41.3haの広大な敷地があり、四季の移ろいやスポーツが楽しめるだけでなく、多彩なイベントも開催されている憩いの場です。

緑が丘は自由が丘駅の1つの隣にありながらも、落ち着いた雰囲気があり静かな住宅街が広がる地域。小さな商店街や緑があり、ゆったりと暮らせます。

大岡山は駅と病院が一体化している、希少な駅が特徴的。活気あふれる商店街が2つあるだけでなく豊富な緑があるため、自然も感じられるでしょう。駅から離れると 静閑な住宅街が広がっており、落ち着いた環境が年代を問わず支持されています。

6.買い物環境が充実!スイーツ激戦区の自由が丘エリア

目黒区の中でも屈指の人気を誇るのが、自由が丘エリア。駅から離れると広がる落ち着きのある高級住宅地や、おしゃれなカフェなど数々のお店が立ち並び、注目を集めています。

トレンドのスイーツが集まる自由が丘スイーツフォレストをはじめ、数々のスイーツ店が軒を連ねる自由が丘は、スイーツの激戦地。自由が丘は甘いもの好きの舌と心を掴んで放しません。

エリア内には水の都で有名なイタリア・ベニスの街並みを再現したラ・ヴィータもあり、多くの方が訪れています。

自由が丘には自由が丘東急ビルをはじめ以前から存在する商業施設だけでなく、自由が丘 デュ アオーネなど新しい商業施設も誕生。ますます目が離せないエリアとなっています。

目黒区のまとめ

6つのエリアで構成される目黒区は、どこか懐かしい雰囲気のある街や自然も溢れるエリア、新旧のお店が軒を連ねるエリアなどがあり、個性豊かです。区内だけでなく東京の各地や横浜などのアクセスに優れ、注目度の高い目黒区エリアにおけるお気に入りのスペースを、ぜひSHOPCOUNTERで探してみてください。

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