ポップアップで見えた“常設”の手応え。ウクライナ産ハチミツ「Beelio TOKYO」が自由が丘ひかり街に店を構えるまで
ポップアップ出店から常設店舗へ。ウクライナ産ハチミツ「Beelio TOKYO」が自由が丘ひかり街に店を構えるまでの過程と、出店場所選びのポイントを伺いました。

ウクライナ産のハチミツや蜜蝋キャンドル、ハーブティーなどを扱う「Beelio TOKYO」。花や地域によって味、香り、色が異なる自然なハチミツの魅力を、日本のお客様に伝えるため、2021年のブランド立ち上げと同時にイベント出店を始めました。
その後、「ショップカウンター」を通じてさまざまな場所でポップアップを実施。なかでも自由が丘ひかり街では、街の雰囲気やお客様との相性に手応えを感じ、同じ場所で常設店舗を構えることを決めました。今回は代表のヤノフスカヤ イリーナ氏に、ポップアップ出店から常設出店に至るまでの歩みを伺いました。
目次
「本当に自然なハチミツ」を日本のお客様に届けたい
――まず、Beelio TOKYOについて教えてください。
Beelio TOKYOは、ウクライナ産のハチミツを中心に、蜜蝋キャンドルやハーブティー、コールドプレスオイルなどを扱うブランドです。
ブランド名の「Bee」は蜂や養蜂家を意味し、「Lio」は創業メンバーであるレナとイリーナの名前から取りました。そして「TOKYO」は、東京を拠点に活動していることを表しています。
私たちが伝えたいのは、本当に自然なハチミツの味と、その多様性です。日本ではハチミツの種類はまだあまり知られていない印象がありますが、実際には花や地域によって味も香りも色も大きく異なります。

店頭では様々な種類のハチミツを試食することができます

――ハチミツの魅力は、どのような点にあるのでしょうか?
お花が違うと、色も味も全部違います。
ウクライナは領土が広く、さまざまな花が咲くため、多様なハチミツがあります。カルパチア地方のハチミツも扱っていますが、現在は輸送面で以前より難しさがあります。直接輸送が難しく、いくつかの国を経由することもあります。
だからこそ、商品だけではなく、その背景や産地のことも含めてお客様に伝えていきたいと思っています。
――販売はどのようにスタートしたのでしょうか?
約5年前のブランド立ち上げと同時にイベント出店も始めました。オンラインショップも開設し、オンラインとリアルの両方で販売してきました。
東京だけでなく、埼玉や横浜などさまざまな場所で出店してきましたが、その中で少しずつ常連のお客様も増えていきました。
――イベント出店を続ける中で、印象に残っていることはありますか?
リピーターのお客様が、オンラインショップに掲載している出店スケジュールを見て会場まで来てくださることです。
「いつ・どこで出店しています」という情報を見て、わざわざ足を運んでくださる方もいて、本当にありがたいですね。
――リアル出店ならではの価値は、どこにあると感じていますか?
ハチミツは実際に味わっていただくことで魅力が伝わる商品だと思います。
日本のお客様も外国のお客様も、「こんなに味が違うのですね」「花によって香りも色も違うのですね」と驚かれることが多いです。
試食をしながらお話しすることで、お客様がどの味を好まれるのかも分かりますし、商品の魅力もより深く伝えられると感じています。

自然に「ここがいい」と思えた自由が丘ひかり街
――常設店舗の場所として、自由が丘ひかり街を選んだ理由を教えてください。
自由が丘には落ち着きがあり、温かく、どこか居心地の良い空気があります。
いくつか候補はありましたが、最終的には自由が丘の雰囲気が私たちのブランドに合っていると感じました。自然に「ここがいい」と思えた場所でした。
私たちの商品は、説明を聞きながらゆっくり選んでいただくことが多いので、お客様と落ち着いて会話できる環境がとても大切です。その意味でも自由が丘ひかり街は相性が良いと感じました。

――ポップアップ出店を通じて分かったことはありましたか?
実際に出店してみると、その街のお客様の雰囲気や反応がよく分かります。
売上だけではなく、お客様との会話が生まれるか、ブランドとの相性があるかということも見えてきます。そうした意味で、ポップアップ出店はとても大切な機会でした。

2025年5月に開催した「スイーツはしご in ひかり街」での出店風景
「お店はありますか?」の声が、常設出店の後押しに
――常設店舗を持とうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
イベント出店を続ける中で、お客様から「お店はありますか?」と何度も聞かれるようになりました。
イベントの日だけではなく、ご自身の都合の良いタイミングで来られる場所を求めてくださっているのだと感じました。
いつでも商品を見て、試食して、ゆっくり選んでいただける場所が必要だと思い、常設店舗を持つことを決めました。
ポップアップ出店で得た手応えを、次の出店につなげたい方へ。「ショップカウンター」では、短期出店だけでなく、常設出店を見据えたスペース探しもご相談いただけます。
まずは無料登録を。
――店舗づくりでは、どのような点を意識しましたか?
常設出店を決めたのは2026年3月で、その後約1カ月強で準備を進めました。
店内は太陽や自然をイメージしています。壁には自然を感じるオリーブ色を取り入れ、一部の内装は自分たちで考えながらつくりました。
商品を並べるだけではなく、ブランドの世界観を感じていただける空間にしたいと思っていました。

――実際に店舗をオープンしてみて、お客様の反応はいかがでしたか?
常連のお客様はとても喜んでくださいました。
「これから友人にも紹介します」「お店ができたことをみんなに伝えます」と言ってくださる方もいて、本当に嬉しかったです。
私たちだけではなく、お客様も一緒にお店のオープンを喜んでくださっているように感じました。
――今後、店舗をどのような場所にしていきたいですか?
店内ではお茶を楽しんでいただけるようにして、将来的にはウクライナのお菓子やケーキ、クッキーなども少しずつ取り入れていきたいと思っています。
商品を購入するだけではなく、ゆっくり過ごしていただける、小さなカフェのような温かい場所にしていきたいですね。
まず試して、自分たちに合う場所を見つける
――最後に、ポップアップ出店を検討している方へメッセージをお願いします。
ショップカウンターにはさまざまな場所があり、1日だけ、週に1回、数週間など、目的に合わせて出店することができます。
もちろん場所によって価格や客層は異なりますが、まずは試してみることが大切だと思います。
私たち自身も、さまざまな場所で出店したことで多くのことを学びました。場所によってお客様の反応も違いますし、実際に出店してみないと分からないことがたくさんあります。
お客様の反応を直接感じながら、自分たちのブランドに合う場所や形を見つけていくことが大切だと思います。
ブランド情報
Beelio TOKYO
- 店舗所在地:東京都目黒区自由が丘1-27-2 自由が丘ひかり街11号室
- 公式サイト:https://www.beelio.tokyo/
- Instagram:@beeliotokyo
- 取扱商品:ウクライナ産ハチミツ、蜜蝋キャンドル、ハーブティー、コールドプレスオイル など

累計85,000ブランドの出店データと、全国28,000スペースとの取引実績をもとに、出店戦略やオフライン出店における売上最大化に関する実践的な情報を発信中。出店を検討するブランド担当者、ならびに商業施設・レンタルスペース運営者に向けて、再現性のあるノウハウや業界動向をわかりやすく解説することを心がけています。
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