【携帯の出張販売向け】開催形式とスペースの選び方【2025年最新】

記事のポイント

1．スーパーマーケット等の小売店は、利用料金もリーズナブル＆認知を取りやすいことが魅力的
2．ショッピングモールは、好立地の催事スペースで出店できる単館施設が狙い目
3．商店街は、1回の会期ではなく、複数会期を通して成果判断すべき

携帯催事とは？

携帯催事とは、ショッピングモールやスーパーマーケット、ホームセンターなどの施設で実施される、携帯・スマホ製品の出張販売イベントのことです。

実施スペース近隣の携帯キャリアショップや携帯電話販売の代理店が、出張販売ブースを施設の入り口や風除室、エスカレーター横にブースを設置し、イベント特別キャンペーンやお子さま向けのアトラクション、プラン相談会といったイベント内容をメインに、携帯・スマホの契約申込みやキャリア乗り換えのPRを実施します。

携帯・スマホの出張販売の開催形式

携帯・スマホの出張販売催事は、新規顧客の獲得のために実施しますが、イベントスペース前を通行している通行客は携帯・スマートフォンのプラン相談や新規申し込みを目的に来店しているわけではありません。

そのため、興味・関心を引き起こすために、イベント限定キャンペーンだけでなく、商品POPで何を訴求するか、ガチャガチャや縁日イベントを企画など様々な入店率向上に向けた施策が開発されています。

代表的な販売促進手法と対象となる顧客ターゲット（年齢や世帯特徴）や催事開催のタイミングを解説します。

期間限定キャンペーンの開催

縁日イベントやガチャガチャ参加券配布＋アンケート調査

スマホのプラン相談会

携帯催事におすすめのスペースタイプ

スーパー・ホームセンター・ディスカウントストアなどの小売店

スーパーやホームセンター、ディスカウントストアはデイリーユースの来店者が多い点が特徴です。

携帯の出張販売のメインターゲットである主婦層・ファミリー層へ、効率よくアプローチできるのは大きな利点と言えます。さらに、地域に密着し住民に信頼されている店舗のスペースを使うことで、お客様に安心感・信頼感をお客様に与えやすいというメリットもあります。

また、ショッピングモールが賃料収入をベースとしたデベロッパー運営である点に対し、スーパーマーケットやホームセンター、ディスカウントストアなどの小売店は、スペースの利用料金もリーズナブルな点もおすすめです。

一方で、催事スペースが屋外や手狭な場所に限られることが多く、天候に左右されたり、大規模な展開が難しかったりする点がデメリットとして考えられます。また、お客様はあくまで買い物が主目的であるため、長時間の説明を敬遠する傾向にあることにも注意が必要です。

ショップカウンターでは、イオン系列やトライアルなどの全国展開から、フレスタやサンデーなどの地域密着型のスーパーマーケット・ホームセンターを多数掲載しています。気になるスペースがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

おすすめの開催形式

料金プラン相談会

単館施設のショッピングモール

ショッピングモールは週末に多くの家族連れが集まるため、携帯催事の出店先として人気です。モール内はフロアごとに客層や目的が異なるため、スペースの選定が重要になります。

例えば、スーパーが併設された1Fは、平日は主婦層、休日はファミリー層や単身者の通行量が多くなります。そのため1Fの入口やスーパー前では、端末の限定価格や料金プランの見直しなど、お得感を訴求すると効果的です。専門店が並ぶ2F以上では、ターゲットを絞り込むのが有効です。子供服売り場の近くでファミリー層向けにイベントを行うなど、場所に応じた企画が求められます。

狙い目は地域密着型の単館ショッピングモール

「イオンモール」のような大型チェーンはスペースが豊富な一方、入口前などの優良スペースは年間契約で埋まっていることが多く、新規参入での確保は困難です。

それに対し、地域密着型の単館モールなら、好立地の優良スペースでも日程に空きがあれば柔軟に対応してくれる上、最短1日から出店できる場合もあります。そのため、試験的な催事にも向いておりおすすめです。

おすすめの開催形式

1Fフロア：期間限定キャンペーン、料金プラン相談会
2F以上（専門店街）：縁日・ガチャガチャイベント

商店街

人通りの多い路面店スペースを構える商店街は携帯催事の穴場スポットです。

ショッピングモールやスーパーマーケットなどの小売店と異なり、テナントバッティングが少ない点や貸出スペース内のレイアウトの自由度が高い点は出張販売におけるブースづくりの幅を広げます。

商店街は最寄り駅と住宅地をつなぐ立地で、日中は主婦・主婦層やシニア層、週末は近隣に住むファミリー層や独身世帯、学生、周辺エリアからの買い物客と様々な客層が店前を通行します。

平日は可処分時間のある主婦・主婦層やシニア層を対象にプラン相談会を実施し、関係性を築いたうえでキャリア乗換えや新規端末購入に向けた提案を実施、週末は縁日イベントでコミュニケーション促進をするなど、催事スペースにおけるブースづくりや訴求を最適化していくことで、効果的な出張販売が可能です。

おすすめの開催形式

縁日・ガチャガチャイベント
料金プラン相談会

携帯催事におすすめのイベントスペース

まとめ

携帯催事の成功は、出店場所とそこで出会える客層で決まります。ターゲットに合わせた開催形式を選び、戦略的に出店することが、これまで以上に重要です。

「大型商業施設に出店できない」
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