公開日:2023年12月24日
更新日:2023年12月25日

【保存版】練馬区のポップアップストア出店ガイド

 都内でも2番目に人口が多い練馬区は、商業施設だけでなく農地や公園が豊富で、緑が充実したエリア。東京都23区内にありながらも、自然が豊かなエリアとして人気を集めている区域です。都心部へのアクセスにも優れた練馬区について5つのエリアに分け、練馬区の成り立ちとともに、ポップアップストア出店に向けた特徴をご紹介していきます。

5つのエリアで解説!練馬区エリアの特徴
1. 行政の中心地「練馬駅エリア」
2.都内有数の公園を擁し、自然と調和する「石神井公園エリア」
3.買い物の利便性と景観が評判の「大泉学園エリア」
4.ファミリー層が多く居住する光が丘団地がある「光が丘エリア」
5.下町情緒あふれる「東武練馬エリア」

目次

練馬区エリアとは?
練馬区エリアの成り立ち
練馬区エリアのアクセス
練馬区エリアの特徴
練馬区のおすすめスペース
練馬区エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

練馬区エリアとは? 

練馬区とは?

練馬区の基本データ
総面積48.08平方キロメートル
人口数741,820人(2023年12月1日地点)
世帯数389,811世帯(2023年12月1日地点)
練馬区の各地域練馬駅エリア、石神井公園エリア、大泉学園エリア、光が丘エリア、東武練馬エリア

東京都の北西部に位置する練馬区は、周辺が以下の区と市に接しています。

・北東から南:板橋区・豊島区・中野区・杉並区
・西から南西:西東京市・武蔵野市
・北:埼玉県の新座市・朝霞市・和光市

 練馬区の面積は48.08平方メートルで都内23区では5位。その広さは東京都の面積全体のおよそ2.2%、23区内では総面積のおよそ7.7%を占めています。特に農地に関しては、練馬区は23区において最も広大で、総農地のおよそ4割を占めているのが特徴です。

▼練馬区の豆知識:練馬区で一番作られている野菜はキャベツ!?練馬区というと「練馬大根」が有名ですが、実は一番作られている野菜はキャベツなのです。野菜における累計面積11,903aのうち、キャベツはなんと2,738a。(ダイコンは864a)キャベツに関しては練馬区の生産量が、都内1位となっています。

 練馬区の人口は74万人を超え、都内で2番目に多いです。農地以外にも、公園の数が児童遊園と合わせて694カ所もあり、その数は都内で1位となっています。(令和4年4月1日地点)。豊富な自然が広がるため、緑豊かなベッドタウンとしてファミリー層からも人気です。
 自然溢れる練馬区は住宅街と繫華街のバランスにも優れるだけでなく、各路線による都心部へのアクセスの良さも強み。通勤・通学もしやすいエリアです。そんな練馬区の人口構成は0歳から均等に分布しつつ、20代から60代までが多く住んでいます。
 住む環境に優れ、幅広い年代が集まる練馬区は、実は23区において一番新しい特別区なのをご存知でしょうか?もともとは板橋区に属しており、昭和22年(1947年)の8月に分離して、東京都における23番目の区となったのです。

広大な区内は、下記の5つのエリアに分かれています。

・練馬駅エリア
・石神井公園エリア
・大泉学園エリア
・光が丘エリア
・東武練馬エリア

 行政の中心地で利便性に優れるエリアや、都内有数の広大な公園を持つエリア、景観が保たれたエリアなどがあり、ファミリー層から支持を集めているのが練馬区です。

練馬区エリアの成り立ち 

 練馬区の土地に人が住み始めたのは、およそ3万年前の旧石器時代から。14世紀には豊島氏が練馬城や石神井城を築き、1696年には徳川幕府により整備された千川上水から水資源を得たことで、当時の練馬は江戸中に大根やゴボウ、イモなどを供給する一大近郊農村として栄えました。野菜に関しては昭和の初頭まで栽培されていましたが、大干ばつや病気により激減。農村としては衰退していったのです。
 大正4年(1915年)4月15日になると武蔵野鉄道が開通し、練馬駅と石神井駅が設置。さらに昭和初期までに東上鉄道や西武鉄道も開通し、練馬は住宅地として発展していきました。
 昭和7年(1932年)には東京市が35区制となったことで、練馬区は板橋区に編入。当時の区役所は東端にあり不便を強いられていた結果、戦時下・戦後において練馬区の独立運動が起こり、昭和22年(1947年)についに東京都の23番目の区として練馬区が誕生したのです。
 近年ではマンションの開発ラッシュや、としまえんの閉園と跡地に開業されたハリー・ポッターの世界観が楽しめる『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京』がオープンし、注目を集めています。今後は大江戸線の延伸も予定しており、練馬区はますます目が離せないエリアといえるでしょう。

練馬区エリアのアクセス

 練馬区は主に、西武鉄道が複数通っているエリア。東武東上本線や都営地下鉄大江戸線も通っているため、エリアによっては池袋や新宿も出やすいです。また練馬区は世田谷区と並んで、JRが通っていない地域でもあります。
 電車を利用して都心部までの移動はスムーズですが、広大な練馬区を縦に移動できる路線はありません。練馬区内の移動をフォローするため、京王バスや関東バス、都営バスに加えてコミュニティバスが運行しています。

練馬区内主要駅の乗車人数
駅名練馬駅石神井公園駅大泉学園駅光が丘駅東武練馬駅
乗車人数合計180,477人{西武池袋線:110,966人(※1)+大江戸線69,511人(※2)}71,474人(※1)75,513人(※1)52,831人(※2)52,134人(※3)

(※1:西武鉄道『年度別のデータ(2022年度)』より)
(※2:東京都交通局『各駅乗降人員一覧』より)
(※3:東武鉄道『駅情報(乗降人員)』より)

練馬区の鉄道路線
鉄道会社名路線名練馬駅石神井公園駅大泉学園駅光が丘駅東武練馬駅
西武鉄道西武池袋線
西武豊島線
西武有楽町線
東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線
東武鉄道東上本線

練馬区内のエリア別特徴

1.行政の中心地「練馬駅エリア」

 4つの路線が乗り入れる練馬駅は、南側に練馬区役所がある行政の中心地。北側には広い駅前広場や複合施設のCoconeri(ココネリ)、音響が評判の多目的ホールである練馬文化センターがあります。
 駅周辺には数多くの商業施設が立ち並び、便利で賑やかな一方で、少し離れると静かな住宅街が広がっているエリアです。

2.都内有数の公園を擁し、自然と調和する「石神井公園エリア」

 駅の周辺には商業施設やスーパー、商店街が立ち並ぶ石神井公園エリア。駅の近くにはおよそ22.6haもの敷地を持つ石神井公園が広がり、東京都にあるとは思えないほど自然が溢れ、憩いの場として親しまれています。
 石神井公園エリアは公園も含めて自然と調和する街づくりを法律で定めているため、景観の美しさも評判です。

3.買い物の利便性と景観が評判の「大泉学園エリア」

 大正時代に学園都市構想によって開発されたのが、大泉学園エリア。エリアのほとんどが風致地区として指定され景観が守られており、現在も自然溢れる住宅地となっています。駅周辺には商業施設やスーパーがコンパクトにまとまっており、買い物に困りません。足を伸ばせば大泉中央公園があり、アスレチックや芝生で遊ぶ子どもたちもいます。大泉学園エリアは自然の多さや住環境の良さから、ファミリー層にも評判です。

4.ファミリー層が多く居住する光が丘団地がある「光が丘エリア」

 1970〜1980年代において再開発されたニュータウンが広がるのが、光が丘エリア。都営大江戸線の終着駅であり、新宿をはじめ都心部へのアクセスがしやすく通勤や通学が便利です。エリア内にある光が丘団地をメインに、近隣には商業施設や公共施設が揃っています。光が丘は公園が多く、その中でも最も大きいのが光が丘公園。園内には芝生や運動場、BBQ設備もあるため、散策やレジャーのために平日・休日ともに多くの人々が訪れ、賑わっています。
 光が丘エリアは治安の良さや保育園・幼稚園や小学校、児童館、学童クラブもあり、子育てが安心してできるためファミリー層から特に人気です。

5.下町情緒あふれる「東武練馬エリア」

 練馬区の北東にある東武練馬エリアは板橋区に接しており、東武練馬駅を境に北側が板橋区、南側が練馬区となっています。駅の南側には商店街があり、下町情緒と賑やかな雰囲気が特徴的です。さらに南へと進むと、陸上自衛隊練馬駐屯地もあります。
 駅から離れると広がる静かな住宅街が特徴的な東武練馬エリアは、ベッドタウンとしての側面を持っており、ファミリー層からも人気を集める区域です。エリア内には安藤広重浮世絵美術館や徳川綱吉御殿跡をはじめ、文化や歴史を感じるスポットも充実しています。

練馬区エリアのおすすめイベントスペース

 練馬区エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

光が丘IMA 共用部

光が丘IMA(イーマ)

 光が丘IMAは、練馬区にある都営大江戸線光が丘駅直結の大型ショッピングセンターです。
 周辺は光が丘団地に囲まれ、近隣にショッピングセンターがなく、100以上の専門店を有しワンストップショッピングができることから、地域住民のデイリーユースで賑わいます。

練馬区エリアのまとめ

 練馬区の成り立ちとともに、5つのエリアをご紹介しました。行政の中心である練馬駅エリアや、都内でも有数の広大な公園を持つ石神井公園エリア、買い物に便利なだけでなく景観も評判の大泉学園エリア、光が丘団地を中心に賑わいを見せる光が丘エリア、そして下町情緒もある東武練馬エリア。異なる表情と魅力を持つエリアが、練馬区を彩っています。練馬区においてお気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

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