公開日:2023年12月9日
更新日:2023年12月11日

【保存版】みなとみらい駅エリアのポップアップストア出店ガイド

みなとみらい駅エリアは、再開発によって生まれた横浜のビジネス・観光の中核を担うエリアです。本記事では、国際文化都市としての街づくりが進められているみなとみらい駅エリアのアクセスや特徴などとともに、みなとみらい駅エリアでの出店に適した商材や、おすすめイベントスペースを紹介していきます。

3つのポイントで解説!みなとみらい駅エリアの特徴
1.エリア全体が商業地域
2.文化芸術と国際交流の街
3.回遊性を高める街づくり

目次

みなとみらい駅エリアとは?
みなとみらい駅エリアの成り立ち
みなとみらい駅エリアのアクセス
みなとみらい駅エリアの特徴
みなとみらい駅エリアの通行者属性
みなとみらい駅のおすすめスペース
みなとみらい駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

みなとみらい駅エリアとは? 

 みなとみらい駅エリアは、横浜市の再開発地区「みなとみらい21」にあります。
 みなとみらい21は横浜の商業・業務の中心地で、横浜市西区に属する「中央地区」「横浜駅東口地区」と、横浜市中区に属する「新港地区」があります。
 西区は横浜市の中で最も面積が小さいですが、今後も人口は増えていくと推計されている区です。

横浜市西区の人口データ(2023年9月30日時点)
人口数男女比世帯数0-19歳20-59歳60歳以上
105,157人5:560,537世帯14%61%25%

 みなとみらい21の中央地区には約9,000人・4,351世帯が在住しており、単身世帯と2人世帯が多い傾向で、高齢者は他区と比べてやや少ない地域となっています。

 みなとみらい21の「中央地区」と「新港地区」が、みなとみらい駅エリアにあたります。

中央地区

「中央地区」の大部分は1983年以降に埋め立てられた土地で、1989年に街開きされました。
「みなとみらい駅」は中央地区にあり、「クイーンズスクエア横浜(みなとみらい東急スクエア・横浜ベイホテル東急・横浜みなとみらいホールなど)」と「MARK IS みなとみらい」が駅直結の商業施設です。
 周辺は大型商業施設やイベントホール、高層のオフィスビル・ホテルが集まる近代的な街並みとなっており、国内外から多くの人々が訪れます。

新港地区

「新港地区」は、歴史ある保税倉庫を生かしてリニューアルした「横浜赤レンガ倉庫」を中心としたエリアで、1999年に街開きされました。
 「新港ふ頭客船ターミナル」には国内外からの大型客船が寄港するため、みなとみらい21地区の海の玄関口でもあります。遊園地やショッピングモールなどの商業施設、公的機関、結婚式場などが集まっていますが、一般のオフィスビルはありません。
 一帯はウォーターフロントであるだけでなく、緑地も多く設けられているため、人々の憩いの場所になっています。

エリアの中心となる「みなとみらい駅」

 みなとみらい駅は、みなとみらい21地区のほぼ中心にある「横浜高速鉄道 みなとみらい線」の駅です。みなとみらい線は横浜都心部のベイサイドエリアを走る路線で、横浜駅から元町・中華街駅までを結んでいます。
 横浜の主要な観光スポットへアクセスしやすいため、地域住民だけでなく観光客にも多く利用される路線です。

1日あたりの乗降人員
みなとみらい駅60,292人2位(2021年度)

 中央地区の北端にある「Kアリーナ横浜」まで徒歩14分、新港地区の南端にある「象の鼻パーク」までは徒歩18分ほどの距離です。

みなとみらい駅エリアの成り立ち 

 1859年に横浜が開港、みなとみらい駅エリアは造船所や貨物ヤードとして利用されていました。その後、1889年に横浜市が誕生し、1944年には中区の一部が西区となりましたが、1945年の横浜大空襲で西区のほとんどが焼失してしまいます。
 終戦後は米軍に接収されるなどの影響によって復興が遅れていたものの、横浜市が政令指定都市となった1956年ごろから、再び開発が行われるようになったのです。
 そして、横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町周辺の2つに分かれてしまっていた横浜都心部を強化するため、1983年に「みなとみらい21事業」がスタートしました。
 1990年代には「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」が完成し、国連防災世界会議や第10回国際エイズ会議が開催されました。
また、「横浜みなとみらいホール」や「横浜ワールドポーターズ」などの大型商業施設も次々とオープンしていきます。
 2000年代に入ると、みなとみらい線の開業によって観光客の利便性が高まり、現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」の開催や、保税倉庫を保存・活用した「横浜赤レンガ倉庫」、横浜港客船ターミナルのひとつ「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭)」のオープンなどにより、国内外からの来街者が更に増えました。
 2023年には、JR桜木町駅前から横浜ワールドポーターズ前を結ぶ都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」や、音楽に特化した「Kアリーナ横浜」の開業、2024年には店舗・オフィス・ホテルの複合施設「横浜シンフォステージ」の開業が予定されているなど、さらなる発展が見込まれるエリアです。

みなとみらい駅エリアのアクセス

 みなとみらい駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線の主要駅のひとつです。

みなとみらい駅からのアクセス時間
横浜駅約3分
川崎駅約20分
武蔵小杉駅約20分
自由が丘駅約30分
品川駅約30分

 同じみなとみらい線の新高島駅まで徒歩9分、JR東日本(東日本旅客鉄道)の桜木町駅は徒歩11分、JR横浜駅までは徒歩20分の距離です。リムジンバスで空港へのアクセスも可能で、JR横浜駅東口にある横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)から成田空港まで約90分、羽田空港まで約30分となっています。 また、羽田空港からはみなとみらい21地区へ直通するリムジンバスもあり、「横浜ロイヤルパークホテル」を中心とした主要ホテルや、「赤レンガ倉庫」などの観光施設までの所要時間が約30~50分です。

みなとみらい駅エリアの特徴

1.エリア全体が商業地域

 みなとみらい21地区は、2023年1月時点で開発が完了しているのは約91%となっており、これからも開発が続けられます。みなとみらい21地区は全体が商業地域となっており、多くの商業施設やオフィスビルが集まっているのが特徴です。
 進出企業は約1,890社あり、就業者数・事業所数は年々増加しています。

ショッピングモール

・ランドマークプラザ
・みなとみらい東急スクエア
・MARK IS みなとみらい
・クイーンズスクエア横浜
・マリン アンド ウォーク ヨコハマ
・横浜ワールドポーターズ
・横浜赤レンガ倉庫
・横浜ハンマーヘッド

主な企業

・日産自動車株式会社 グローバル 本社
・オーケー株式会社 本社
・京急グループ 本社
・横浜銀行 本店
・富士ソフト 本社
・株式会社コーエーテクモゲームス本社
・日本KFCホールディングス株式会社
・富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(旧:富士ゼロックス)

企業の研究開発拠点

・資生堂 グローバルイノベーションセンター(S/PARK)
・LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER
・村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター
・野村総合研究所 横浜総合センター

2.文化芸術と国際交流の街

 文化芸術施設が多いのも、みなとみらい駅エリアの特徴です。
 「DOCKYARD GARDEN(ドックヤードガーデン)」は横浜ランドマークタワーの敷地内にある、1896年に竣工した商船用石造りドックを解体・復元した広場です。国の重要文化財、横浜市認定歴史的建造物に指定されています。
 「パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)」の国立大ホールは東日本で唯一の国立会議場で、過去11回もの国際会議が行われました。そのほかにも、学会やシンポジウム、展示会などのイベントで多く利用されています。

イベント施設

・横浜みなとみらいホール
・はまぎんホール ヴィアマーレ
・ピアアリーナMM
・KT Zepp Yokohama
・Kアリーナ横浜

美術館・博物館

・横浜美術館(2024年3月まで改修中)
・日本丸メモリアルパーク(帆船日本丸・横浜みなと博物館)
・カップヌードルミュージアム横浜
・横浜トリックアートクルーズ
・海上保安資料館横浜館
・京急ミュージアム
・三菱みなとみらい技術館

3.回遊性を高める街づくり

 みなとみらい地区周辺は、さまざまな工夫で街歩きを楽しめるように造られています。主な商業施設は連絡橋などで接続され、ペデストリアンデッキ(高架型歩道)により歩行者と車両の動線を分けるなど、歩行者空間の整備に力を入れています。たとえば、ランドマークタワーからJR桜木町駅まで、屋根のある歩行者専用通路や商業施設を経由すれば雨に濡れずに歩いて行くことも可能です。
 みなとみらい地区は全ての建物において低層階にアクティビティフロアを設置するよう定められており、店舗やショールームなど、通行者が自由に出入りできる空間が設けられています。
 また、全ての敷地にはアクティビティフロアと公共空間をつなぐコモンスペースがあり、パブリックアートが60点以上設置されるなど、道行く人を楽しませる工夫がされています。

みなとみらい駅エリアの通行者属性

 みなとみらい駅エリアは、主に観光客とみなとみらい21地区で働く人々が往来します。
 みなとみらい21地区の来街者数は年間で約6,680万人となっています。事業所は約1,890社、約131,000人が働いており、どちらも年々増え続けているのが特徴です。
 新港地区にある「赤レンガパーク」で行われた歩行者流動量調査では、平日は14時台、休日は15時台の流動量が多く、推計来場者が少ないのは6月・7月、多いのは12月という調査結果が出ています。

みなとみらい駅エリアのおすすめイベントスペース

 みなとみらい駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

造船ドック跡地のイベントスペース(キッチン設備付き)

スマートロック付きイベントスペース

 横浜みなとみらいの造船ドック跡地にできた最大40名収容可能なキッチンスペースです。広さ約60㎡の本格的なキッチン付きのスタジオスペースは着席で最大24名、立食で最大40名利用可能。IHコンロやオーブン、電子レンジはじめ厨房機器は各2セットを完備。広々としたレンタルスペースと清潔感ある白を貴重としたキッチンスペースを使って料理教室や試食会などを開催いただけます。

みなとみらい駅エリアのまとめ

 21世紀に入り、積極的なエリア再開発によって多くの企業誘致を推進するみなとみらい駅エリア。国際文化都市として商業地域とビジネス街の両面で進化し続けるみなとみらい駅エリアで、商材や目的に合ったイベントスペースを探してみてはいかがでしょうか。お気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

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