公開日:2024年4月3日
更新日:2024年4月3日

白金高輪エリアのポップアップストア出店ガイド【保存版】

白金高輪は東京都港区の高級住宅地として知られています。落ち着いた雰囲気の高級マンションが立ち並ぶ一方、東京タワーや東京プリンスホテルなどの観光名所も近接しています。周辺には港区を代表する高級ショッピングスポットも集まり、洗練された空間が広がっている白金高輪駅エリアを解説します。


記事のポイント

1.歴史的建造物と豊かな自然が残る都会のオアシス
2.有名大学が囲む文教地区
3.商店街とハイブランドショップが共栄するショッピングストリート


目次

白金高輪駅エリアとは?
白金高輪駅エリアの成り立ち
白金高輪駅エリアのアクセス
白金高輪駅エリアの特徴
白金高輪駅のおすすめスペース
白金高輪駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

白金高輪駅エリアとは?

港区の南に位置し、渋谷区と品川区に隣り合う、古くから高級住宅街として知られるエリアです。

港区が定める区内5つのエリア(芝地区、麻布地区、赤坂地区、高輪地区、芝浦港南地区)の中で最も居住人口が多いエリアでもあります。

<白金高輪エリアの基本データ>

総面積3.47平方キロメートル
人口65,168人(2024年3月1日時点)
世帯数36,009世帯(2024年3月1日時点)
対象エリア高輪、白金、白金台、三田4~5丁目

港区といえば大企業の本社オフィスや外資系企業、主要民放テレビ局など、日本を代表するビジネス街として日々最新の情報・文化を発信する街ですが、その中でも白金高輪エリアは一線を画し、ゆっくりと時間が流れるような、落ち着いた雰囲気と歴史を感じることが出来る場所です。
教育施設が多いためファミリー層からの人気も高く、近年はマンションなどの集合住宅も増えています。

白金高輪駅エリアの成り立ち

白金高輪の由来

「白金」という地名は、もともとこの地に白い砂利が多かったことに由来します。一説によれば、この地で金砂を採掘していた際に、その白い砂利から金砂を取り出す作業をしていたことから、「白金」と名付けられたと言われています。

一方、「高輪」という部分は、かつてこの地が東海道の宿場町であったことに由来します。江戸時代には、江戸から鎌倉や京都などに向かう東海道の経路上に位置し、旅人や商人が立ち寄る宿場町として栄えました。その際、この地が海抜の高い場所にあったことから「高輪」と名付けられたと考えられています。

このようにして、白金と高輪という二つの要素が合わさって「白金高輪」という地名が生まれました。

白金高輪駅エリアの変遷

白金高輪エリアの歴史の始まりは江戸時代にさかのぼります。一帯は海を望む景勝地だったことから、大名が下屋敷を構えるようになり、徳川将軍家の下屋敷や遊郭が存在しました。

開国以降は、大名屋敷の跡地に各国公使館など多くの外交施設がおかれ、明治時代になると宮邸や政財官の要人たちの邸宅が建てられるようになります。

旧熊本藩細川家の下屋敷跡地に建てられた高輪御殿と称される宮邸は、現在では高輪皇族邸となっています。この高輪皇族邸は、天皇陛下が退位された後、東宮御所にお移りになるまで仮住まいされる予定であると宮内庁が発表しています。

近年では、2020年に開業した高輪ゲートウェイ駅周辺では2025年3月の開業を目指す大規模再開発「TAKANAWA GATEWAY CITY(タカナワゲートウェイシティ)」が進行しています。
開発区域の広さは東京ドーム約2個分の9.5ヘクタールで、高さ160メートル超を含む4棟の高層ビルや駅直結の空中広場などが整備される予定です。

白金高輪駅エリアのアクセス

東京都の中心にある港区は区内全域に鉄道や地下鉄が整備されており、白金高輪エリアも交通アクセスの良い便利な場所です。

白金高輪エリアにある地下鉄・鉄道の4駅は四角形を描くような立地にあり、エリアのどこからでも不自由はありません。

高輪ゲートウェイ駅の南側には区内最大のターミナル駅である品川駅があり、遠方への移動にも便利なため日々多くの人に利用されています。

品川駅があることで、白金高輪エリアに住む人や、このエリアを目的地とする人だけでなく、遠方移動の経由地として訪れる人へのアプローチが可能です。

<1日の平均乗降人数(2022年度)>

駅名路線名人数
白金高輪駅東京メトロ 南北線
都営地下鉄 三田線
32,521人
20,533人
白金台駅東京メトロ 南北線
都営地下鉄 三田線
14,772人
8,727人
高輪台駅都営地下鉄 浅草線12,110人
高輪ゲートウェイ駅JR東日本 京浜東北線JR東日本  山手線18,494人

白金高輪エリアから主要駅までの所要時間(目安)

出発駅所要時間
目黒駅4分
日比谷駅10分
大手町駅24分

白金高輪駅エリアの特徴

1. 歴史的建造物と豊かな自然が残る都会のオアシス

白金高輪駅エリアは一般公開されている邸宅跡地が点在しています。

国立科学博物館附属 自然教育園は江戸時代、高松藩松平家の下屋敷の跡地であり、大正時代になって皇室の白金御料地になった後、文部省により天然記念物および史跡に指定され、現在は国立自然教育園として一般公開されています。園内は路傍植物園、水生植物園などエリアごとに四季折々の植物を見ることができるため、来園者も年間を通して訪れます。

特徴的な外観が目を引く東京都庭園美術館は国の重要文化財に指定されており、1933年に皇族朝香宮家の自邸として建てられ、1983年に美術館として開館して以降、幅広いジャンルの展覧会が開催されています。

広く、美しい庭園を擁することで有名な八芳園も、もともとは江戸幕府の大久保家のお屋敷でした。1915年に実業家・久原房之助により建物と庭園が整備され現在の姿となりました。園内には庭園を眺めながら食事ができるレストランや、挙式・披露宴を行うことが出来る会場が設けられており、年間を通して多くの人が訪れます。

2.有名大学が囲む文教地区

港区はオフィス街の特色が強いエリアですが、白金高輪エリアは教育施設が多いためより質の高い教育環境に身を置きたいと考えるファミリー層からの人気を集める場所でもあります。
慶応義塾大学、東京大学医科学研究所や明治学院大学、聖心女子学院などミッションスクールが点在し、それぞれの年代において、どこで、何を学ぶのか、選択肢が充実しています。

また、品川高輪エリアの南側で隣り合う品川区には各国の大使館が置かれています。国際色豊かな住環境となってるため、教育だけでなく生活の中にグローバルな交流を取り入れることができます。

そのような土地柄から都内勤務のビジネスパーソンや、近隣の教育施設へ通う学生、多国籍な居住者など、時間帯によって行き交う人々の特色が異なるため、ニーズ調査にも適しているエリアといえるでしょう。

3.商店街とハイブランドショップが共栄するショッピングストリート

高級住宅街のイメージが強い白金高輪駅エリアですが、下町情緒の残る親しみやすいエリアも存在します。

白金高輪エリアの繁華街としては、プラチナ通りが有名です。ハイブランドショップやハイセンスな雑貨店などが並びます。
話題の洋菓子店やベーカリーなど、洗練されたグルメを楽しむことができる一方、白金高輪駅から歩いてすぐのところには昭和初期から続く白金商店街があります。
最盛期に比べると店舗は少なくなりましたが、現在も60店舗以上が軒を連ねるます。八百屋、鮮魚店、惣菜店、金物屋など最先端の街とは印象の異なる個人商店の温かみを感じることができる空間です。

2025年3月の開業を目指すTAKANAWA GATEWAY CITYにも新たな店舗が入り、多くの人が集まる空間が作られることでしょう。

白金高輪駅エリアの通行者属性

・文教地区に住む教育投資するファミリー層
・近隣のキャンパスに通学する大学生
・美術館、寺社巡りをする観光客
・ショッピングスポットへの来訪客

白金高輪駅エリアのおすすめイベントスペース

白金高輪駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

白金高輪駅4分 | 路面イベントスペース

動画撮影や配信、コスプレのポートレート撮影に適した一軒家スタジオ

東京都港区白金台に位置しているHair make Serenoがプロデュースする古民家風一軒家フォトスタジオです。
ロケや動画配信等の撮影用途やカルチャースクール運営に最適なスペースとなっております。動画撮影や配信、コスプレのポートレート撮影にも活用いただけるロケーション環境です。

白金高輪駅エリアのまとめ

歴史的な建造物や寺院、昔ながらの下町、慶応義塾大学をはじめとした教育施設が立ち並ぶ文教地区、再開発が進む高輪ゲートウェイエリアなど、白金高輪エリアは駅周辺のエリアによって様々な特徴があります。
ぜひお気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

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