記事のポイント

1．ファミリー層が多く住む浮間エリア
2．買い物環境と自然が充実した赤羽エリア
3．行政の中心地、王子エリア
4．新選組や桜の名所が観光客に人気の滝野川エリア

目次

北区とは？
北区の成り立ち
北区のアクセス
北区の特徴
北区のまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

北区とは？

東京都23区において北部に位置するのが、北区。北側には荒川を挟んで埼玉県の川口市が、東側には足立区と荒川区、南に文京区と豊島区、西側には板橋区が接しています。

縦長の形をした北区の面積は20.61平方キロメートルで、東京23区において11番目の広さ。再開発が進みつつも下町ならではの雰囲気があるエリアです。

北区には桜が綺麗に咲くことで有名な飛鳥山公園や、荒川の水辺をはじめとした自然に恵まれています。これらの場所は憩いの場であると同時に、ドラマや映画のロケにも活用されるほど人気です。

北区は交通アクセスにも優れており、JRの駅がエリア内に都内最多の11駅もあるのが特徴。
住みたい街ランキングで上位にランクインする赤羽駅や、北区の中でも有数の商店街である東十条商店街などもあり、各地で賑わいを見せています。住宅街や繁華街がありつつ、北区は公園も適度に点在しているエリア。近年では大型マンションの建設も多く、ベッドタウンとしての発展を遂げています。そのため、ファミリー層に人気のエリアです。

子育てに関する支援も充実しており、下記の実績を挙げてあファミリー世帯からも支持を集めています。

・2023年（令和5年）に保育園入所における待機児童を解消
・妊娠から出産、お子さんの就学までサポートする子育て応援団事業
・周囲に頼れる人がいなくても育児について相談できる安心ママパパヘルパー事業
・8カ月から12歳までを対象にした一時預かり制度の充実

北区の成り立ち

北区の由来

昭和22年（1947年）に、旧王子区と滝野川区が合併することで誕生したのが北区。東京都23区における北の中心地となるべく、名付けられました。

名称としては京北・城北といった候補が上がったものの、「簡潔に表せられる方が良い」ということで、『北区』になったのです。

現在の北区となるまで

明治時代に王子や赤羽に駅が設置され周辺地域が工業が発達。さらに関東大震災後は都心部から人口が流入することで、少しずつ都市化が進行していきました。

戦後は軍事施設の跡地に大規模な集合住宅が造られ、戦災や疎開により減っていた人口が急上昇。高度経済成長に伴い働く人々が流入していったことで、さまざまな商店街も誕生しました。

昭和60年（1985年）には埼京線の開通が、平成3年（1991年）には地下鉄南北線が開通され、交通利便性が高まったことと合わせて、工場跡地に大規模なマンションが次々と建設。北区は、住宅地域として発展を遂げていきました。

近年、工場跡地に大規模なマンションが引き続き建設されいるほか、JR赤羽駅周辺では商住複合施設の建設の再開発が進行しています。

北区のアクセス

北区はJRの路線数が非常に豊富。山手線や京浜東北線などが通っており、なおかつ徒歩で移動できる圏内に利用できるJRの駅が11カ所もあります。JR以外にも東京メトロ南北線や都電荒川線などが通っており、東京の各主要駅や埼玉へのアクセスにも優れた地域です。

｛※1：JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度（駅別ベスト100）」より｝
｛※2：JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度（駅別ベスト100以下）」より｝
｛※3：東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング（2022年度）」より｝

JR赤羽駅からは乗り換えなしで池袋駅まで8分、新宿駅まで13分、東京駅まで17分、渋谷駅まで21分、品川駅まで28分でアクセス可能です。

バスに関しては都営や国際興業バスなどが運行しながらも、「Kバス」の愛称で親しまれているコミュニティバスが2ルートで走っており、交通網が充実しているのが北区です。

北区の特徴

北区といえば交通アクセスに優れ、居酒屋が軒を連ねる赤羽の印象が強いですが、自然が溢れる地域や落ち着いた雰囲気のあるエリアもあり、地域によって様々な顔を持ち合わせています
北区の各エリアの特徴を、4つに分けてご紹介します。

1．ファミリー層が多く住む浮間エリア

北区の最北端にある浮間エリアは、JR埼京線の北赤羽駅から浮間舟渡にかけて広がっているエリア。マンションや戸建て住宅が立ち並ぶだけでなく公園の数も多く、多くのファミリー層が住むエリアです。

豊富な自然に囲まれた浮間エリアの人気スポットは、浮間公園。面積のおよそ4割が池となっており、水を身近に感じられるだけでなく池のほとりに造られた風車により、絶景も楽しめる公園として人気です。

エリア内にある浮間ケ原桜草圃場では、毎年春になると浮間さくら草祭りを開催。色鮮やかな桜草を楽しむため、多くの方が集います。

浮間エリアは自然に加えて、買い物環境も充実。ホームセンターのホームズ 北赤羽店や数々の専門店が軒を連ねるセブンタウン小豆沢、コモディイイダ 北赤羽店やライフ アクトピア北赤羽店といったスーパーマーケットもあり、買い物がしやすく住みやすい空間としてファミリー層に支持を得ています。

2．買い物環境と自然が充実した赤羽エリア

北区において南側にある赤羽エリアは、中心となる赤羽駅にJR埼京線や湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れており、新宿や池袋へのアクセスに優れています。
赤羽駅はJR東日本のみが通っており、他社線への乗り換えがない駅として乗降客数が1位となるほど、多くの方が利用。数多くの人が行き交うエリアです。

赤羽エリアといえばテレビでも取り上げられるほど人気の飲み屋街・一番街があるだけでなく、買い物環境が充実しているのも特徴的。赤羽東口商店街・赤羽西口商店街など活気のある商店街やビーンズ赤羽、赤羽アピレといった商業施設もあるため、買い物に困ることがありません。その他にもイトーヨーカドー 赤羽店やダイエー赤羽店といったスーパーもあります。

駅周辺は賑やかながらも、少し離れると穏やかな住宅街が広がる赤羽エリアには、さまざまな公園も点在。108本の桜が植えられ散歩にも最適な荒川赤羽桜堤緑地や、5.4haの敷地には森や池に加えてバーベキューもできる赤羽自然観察公園があり、憩いの場として多くの方から愛されています。

3．行政の中心地、王子エリア

北区の南に位置する王子エリアは、北区役所や複合文化施設の北とぴあもある、行政の中心地。都会ならではの便利さと豊かな自然もあるため、子育てがしやすいエリアでもあります。

王子エリアにある王子駅は東側に商業施設などが揃い、西側には自然とともに住宅街が広がっているのが特徴。王子駅の東側からは90以上の店舗が軒を連ねる王子銀座商店街や複合施設のサンスクエア、スーパーの東武ストア 王子店、ヨークフーズ 王子店などがあるため、ショッピングも存分に満喫できるでしょう。

王子駅の人気スポットは、渋沢栄一ゆかりの地であり、日本で最初に公園として認定された飛鳥山公園が有名。江戸時代から桜の名所として親しまれており、春になると咲き誇る満開の桜が、訪れる人々の心を掴んで放しません。園内には無料で乗れるうえに「アスカルゴ」の名前で愛されているモノレール、飛鳥山モノレールもあります。

同じく王子駅の近隣にある北区立音無親水公園は、「日本の都市公園100選」にも選ばれた公園。江戸時代には歌川広重が名所江戸百景として描いた景勝地です。夏になると水遊びができるため、子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきます。

4．新選組や桜の名所が観光客に人気の滝野川エリア

北区において南西にある滝野川エリアは、都心にありながら昔から現代にいたるまで落ち着いた雰囲気が漂う地域です。

JR板橋駅（板橋駅の名称は「板橋」ですが住所は北区滝野川）に直結したJR板橋東口ビルがあり、スポーツ施設やクリニック、ベーカリーなどが入っている複合型商業施設として機能しているほか、滝野川エリアにはその他にも、コモディイイダ滝野川店やサミットストア 滝野川紅葉橋店といったスーパー、今もなお活気のある滝野川市場通り商店街もあり、買い物がしやすいエリアとして認知されています。

滝野川エリアの名所は、近藤勇と新選組隊士の墓。地元の方以外にも数多くの人が、訪れて新選組を偲んでいます。その他にもおよそ100本の桜が沿道に並び、地元の人々に「桜通り」として親しまれている滝野川桜通りが評判。北区景観百選にも選ばれた通りは、春になると桜を見に多くの方が足を運んでいます。

北区のまとめ

4つに分かれた北区は、ファミリー層が多く住むエリアや商店街・商業施設も充実した人気のエリア、行政の中心地でもあるエリア、落ち着いた雰囲気が漂うエリアがあります。

各エリアで雰囲気や魅力が異なる北区において、お気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

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