公開日:2023年12月28日
更新日:2023年12月28日

【保存版】墨田区 錦糸町エリアのポップアップストア出店ガイド

 墨田区の南に位置する錦糸町エリアは、総武沿線のなかでも随一の賑やかさを誇る場所です。住宅街が広がる北側と繁華街の名残が色濃い南側では印象が異なり、同じエリアでありながらまったく違う雰囲気を醸し出しています。本記事では、錦糸町エリアの概要やアクセス情報などに加え、おすすめのイベントスペースを紹介します。

3つのエリアで解説!錦糸町エリアの特徴
1.駅周辺の商業施設地帯
2.繁華街と住宅地が駅を境に分化
3.充実した公共施設

目次

錦糸町エリアとは?
錦糸町エリアの成り立ち
錦糸町エリアのアクセス
錦糸町エリアの特徴
錦糸町のおすすめスペース
錦糸町エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

錦糸町エリアとは? 

 錦糸町エリアは繁華街と住宅街が入り混じる一帯となっています。押上駅エリアに近く、錦糸町駅の北口から徒歩で行ける距離に東京スカイツリーがあります。
 南側の一部地域に歓楽街があることから治安の面で不安を感じる人が多かったのですが、再開発が進んだおかげで住みやすくなりました。最近は子育て世帯や若年層の単身世帯などが増加しています。交通のアクセスがよく、東京・神奈川・千葉方面へ通勤通学するのに便利です。駅周辺に商業施設が多く、日用品の買い出しや休日の買い物には困りません。

錦糸町エリアの成り立ち

 錦糸町駅が設置されたのは1894年(明治27年)です。東京・千葉方面をつなぐ総武鉄道(現在の総武線)の開通は、地元住民にとって悲願でした。千葉方面には河川が多かったため、舟を使って荷物を運搬していました。鉄道が発達する以前はそれで事足りていたのですが、近代化が進むにつれて駅の開設を求める声は高まっていきます。そこで地元の有力者たちが協力して総武鉄道を設立しました。
 1915年(大正4年)に改称されるまで、錦糸町駅は「本所駅」と呼ばれていました。開業した当時は市川~佐倉間に留まっていましたが、のちに江戸川を超えて本所まで延伸されています。
 1945年(昭和20年)に東京大空襲によって駅舎が全焼し、その4年後に現在の場所に再建されました。日本の高度経済成長とともに利用者は増加の一途をたどり、1961年(昭和36年)にはテルミナの前身となる「駅ビルきんし町」がオープンしました。その後も「らがーる(現在のテルミナ2)」が開業し、錦糸町エリアは賑わいを増していきます。
 2003年(平成15年)には東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅が誕生し、地下鉄の乗り入れが始まりました。地下鉄が併設されたことでJR総武線の混雑を回避できるようになり、駅の利便性の向上につながっています。

錦糸町エリアのアクセス

 錦糸町駅にはJR総武線・東京メトロ半蔵門線が通っています。
 1日あたりの乗降者数と主要な駅までの所要時間をそれぞれ表にまとめました。

〈錦糸町駅の乗降者数〉

路線人数
JR総武線87,590人
東京メトロ半蔵門線92,013人
合計人数179,603人
(2022年度のデータを参考に作成)

〈主要な駅までの所要時間(目安)〉

駅名所要時間
押上駅約3分
東京駅約8分
品川駅約18分
新宿駅約24分
池袋駅約28分
渋谷駅約29分

 JR総武線(各駅停車・快速)を利用すると、千葉~三鷹間・千葉~久里浜間などにアクセスできます。半蔵門線を利用した場合は東急田園都市線や東武スカイツリーラインに乗り換えられるため、東京都心や埼玉・栃木方面へ行くことも可能です。

錦糸町エリアの特徴

1.駅周辺の商業施設地帯

 錦糸町駅の近くには6つの商業施設が集中しています。

商業施設の名称概要
錦糸町テルミナ・南口付近にテルミナとテルミナ3、北口付近にテルミナ2がある・駅に直結しており通勤通学の帰りに立ち寄りやすい
錦糸町マルイ・駅の南口付近にある・地下鉄半蔵門線の1番出口から行くと近い・B1Fに「生鮮館ジャパンミート」が入っている
錦糸町駅前プラザビル・駅の南口付近にある・フロア全体が飲食店とカラオケで構成されている
アルカキット錦糸町・駅の北口付近にある・B1Fにスーパー(ライフ)とドラッグストアが入っている
オリナス錦糸町・駅の北口付近にある・隣に禁止公園があるので子供連れで行くのに便利・B1Fにスーパー(フードスクエアカスミ)が入っている
錦糸町パルコ・駅の南口付近にある・地下鉄半蔵門線2番出口から行くと近い

 北口と南口の両方にショッピングスポットがあるので、買い物するのに便利です。商店街や西友なども近く、駅周辺に行けば必要なものが手に入るでしょう。

2.繁華街と住宅地が駅を境に二分されたエリア

 錦糸町エリアの特徴として、場所によって雰囲気がガラリと変わる点が挙げられます。
 北口にはファミリー向けの集合住宅が多く、賑やかな駅前通りから外れると住宅地が現れます。一方の南口は飲食店や娯楽施設が軒を連ねる繁華街となっており、慣れていない人にとっては少し怖く感じられるかもしれません。
 もともと錦糸町の南口は歓楽街だったため、その名残で今でも居酒屋やスナックなどが立ち並んでいます。酔っ払いがトラブルを起こしたり、警察が客引きを取り締まったりしていたことから「治安が悪い」という印象が定着したと考えられます。
 再開発にともない以前より雰囲気は良くなりましたが、女性向けの服飾雑貨やコスメのポップアップストア、ファミリー向けの期間限定ショップを企画する場合、は比較的安全な地域とされている駅の北側で住居を探すのがおすすめです。

3.充実した公共施設

 錦糸町駅周辺には公園・病院・音楽ホールなどの公共施設が集まっています。

・区立錦糸公園
・区立大横川親水公園
・都立猿江恩賜公園
・都立墨東病院
・すみだトリフォニーホール
・墨田区総合体育館

 親子で遊べる公園が3つもあるのは特筆すべき特徴でしょう。錦糸公園や猿江恩賜公園には野球場・テニスコートなども設置されており、老若男女が楽しめるスポットとなっています。
 「すみだトリフォニーホール」は新日本フィルハーモニー交響楽団の本拠地となっており、本格的なクラシック音楽の世界を体験できます。また落語の寄席が開催されることもあり、文化娯楽を楽しむ客層も休日を中心に一定数います。

錦糸町エリアの通行者属性

 錦糸町エリア(錦糸町1丁目~4丁目)の居住者数は、2023年11月時点で5,289人です。
(出典:墨田区世帯人口現況
 交通の利便性がいい上に買い物するにも便利な土地柄ゆえ、近隣エリアから訪れる人が多いと考えられます。錦糸町はサウナ激戦区として知られているので、お風呂屋を目当てにやってくる人もいるでしょう。

【平日】

・近隣住民(ファミリー層、単身世帯)
・都内、千葉、横浜方面に通勤・通学しているオフィスワーカー・学生

【休日】
・墨田区周辺に住民
・墨田区内の近隣住民
・東京23区外の住民
・銭湯やサウナが好きな人

錦糸町エリアのおすすめイベントスペース

 錦糸町エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

錦糸町マルイ 【錦糸町マルイ】1階 カレンダリウム

錦糸町マルイのイベント風景

 錦糸町マルイはファッションやビューティーアイテムの他、レストランや生鮮食品など食関連も豊富なファッションビルです。年間来館数は660万人で、女性を中心とした幅広い年代がご来店されます。

錦糸町エリアのまとめ

 かつて繁華街のイメージがあった錦糸町ですが、現在は再開発によって住みやすい街へと変わりつつあります。駅周辺に商業施設が集まっているため、どこで買い物しようか迷ってしまうほどです。
 東京のベッドタウンとして存在感を発揮する錦糸町エリアで、商材や目的に合ったイベントスペースを探してみてはいかがでしょうか。気になるスペースがあれば、お気軽にSHOPCOUNTERへお問い合わせください。

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