地下にある通路と店舗が合わさった地下街は、移動だけでなく買い物も楽しめるスペースです。おしゃれな店舗やグルメなお店が立ち並び、注目を集めています。
各地で賑わいを見せる地下街について、概要や日本に地下街が多く作られた理由、日本の地下街の一覧、ショップカウンターのおすすめ地下街スペースについて詳しくご紹介します。
地下街とは、多くの方が利用する地下の通路と、地下の通路に面した店舗などが一体化した地下施設を指す言葉。特に、公共の道路や駅前の広間に関連した場所が、地下街に当てはまります。
地下街は大都市部である東京や名古屋、大阪といった主要な駅の地下に、巨大な空間が広がっているのが特徴。大都市の中心部では、複数の地下街や近隣の地下鉄駅が地下通路や地下広場などと繋がっており、まるで迷宮のように広がっています。
利用者の数が1日10万人を超える地下街も多数ある日本は、実は世界でも屈指の地下街大国なのです。
地下街の始まりは、1930年に地下鉄上野駅の地下に誕生した「上野ストアー」が最初ともいわれています。上野公園における西郷隆盛像の下にある地下鉄乗車口から車坂までに全長500mの地下道が生まれ、食料品店・雑貨店などが立ち並びました。
その後、1932年以降には銀座線の須田町や室町、日本橋など数々の駅に地下街が誕生していったのです。
1950年代に入ると、地下街は名古屋や大阪にも誕生しました。高度成長期を迎えた名古屋では街の中に車が溢れており、特に駅前のロータリーには車やバス、当時走っていた市電が行き交っており非常に混雑していたのです。
そこで「地上は車・地下は人」に分けるべく、名古屋駅に地下街をつくる計画がスタート。1957年に名駅地下街(現在のサンロード)が名古屋初の地下街として誕生しました。
大阪でも同じく、地上における交通の混雑を緩和するために地下街を形成するべく、1957年に難波地下街(現在のNANBAなんなん)が誕生。その後、1963年になると梅田地下街が誕生したのです。
地下街は大都市から地方の中核都市に広まっていき、1965年から1980年にかけて増加していきました。
地下街が日本の各地に造られた理由の一つが、高度経済成長期になると都心部における地価が高騰し、地下の空間を有効活用せざるを得なくなったからです。さらに店舗需要が加わったことで、地下街は急速に発展していきました。
各地に広がり発展していった地下街ですが、防災上の理由から国は新しい地下街の建設を抑制する方針を打ち出したため、以前のように開発はできなくなってしまったのです。
新規の地下街はできなくても、歩行者優先や天候に左右されないというメリット、多彩なお店が並ぶ地下街には、今もなお多くの人々が訪れています。
日本における地下街を下記にまとめました。
地下街名 | 都市名 |
大通地下街(オーロラタウン) | 札幌市 |
札幌駅前通地下街(ポールタウン) | 札幌市 |
札幌駅南口広場地下街(アピア) | 札幌市 |
めんこい横丁 | 盛岡市 |
八重洲地下街 | 中央区 |
三原橋地下街 | 中央区 |
須田町地下鉄ストア | 千代田区 |
新橋駅東口地下街(ウィング新橋) | 港区 |
渋谷地下街 | 渋谷区 |
浅草地下街 | 台東区 |
新宿駅東口地下街(ルミネエスト) | 新宿区 |
新宿駅西口地下街(小田急エース) | 新宿区 |
新宿歌舞伎町地下街(新宿サブナード) | 新宿区 |
新宿南口地下街(京王モール) | 新宿区 |
池袋東口地下街(池袋ショッピングパーク) | 豊島区 |
池袋西口地下街(池袋東武ホープセンター) | 豊島区 |
地下鉄銀座線地下店舗 | 中央区 |
吉祥寺駅地下街 | 武蔵野市 |
京王モールアネックス | 新宿区 |
エチカ表参道 | 港区 |
エチカ池袋 | 豊島区 |
川崎駅東口広場地下街(アゼリア) | 川崎市 |
横浜駅東口地下街(ポルタ) | 横浜市 |
ダイヤモンド地下街(ザ・ダイヤモンド) | 横浜市 |
横浜中央地下街(マリナード) | 横浜市 |
新相鉄ビルDブロック | 横浜市 |
桜木町ゴールデンセンター | 横浜市 |
小田原地下街施設 | 小田原市 |
西堀ローサ | 新潟市 |
高岡駅前地下街 | 高岡市 |
蒲郡北駅前地下街 | 蒲郡市 |
新幹線地下街エスカ | 名古屋市 |
テルミナ地下街 | 名古屋市 |
ユニモール | 名古屋市 |
大名古屋ビル地下街(ダイナード) | 名古屋市 |
地下鉄名古屋駅地下街(メイチカ) | 名古屋市 |
名古屋地下街(サンロード) | 名古屋市 |
名古屋近鉄ビル地下街 | 名古屋市 |
新名フード地下街 | 名古屋市 |
ミヤコ地下街 | 名古屋市 |
伏見地下街 | 名古屋市 |
サカエチカ | 名古屋市 |
セントラルパーク地下街 | 名古屋市 |
地下鉄栄北地下街(森の地下街) | 名古屋市 |
地下鉄栄東地下街(森の地下街) | 名古屋市 |
地下鉄栄地下街(森の地下街) | 名古屋市 |
地下鉄栄中.南地下街(森の地下街) | 名古屋市 |
地下鉄千種地下街 | 名古屋市 |
地下鉄今池地下街 | 名古屋市 |
地下鉄覚王山駅構内売店 | 名古屋市 |
地下鉄東山公園駅構内売店 | 名古屋市 |
地下鉄上前津地下街 | 名古屋市 |
地下鉄金山地下街 | 名古屋市 |
京都駅北口広場地下街(ポルタ) | 京都市 |
御池地下街(ゼスト御池) | 京都市 |
ホワイティうめだ | 大阪市 |
ドージマ地下センター | 大阪市 |
中之島地下街 | 大阪市 |
なんばウォーク | 大阪市 |
NAMBAなんなん | 大阪市 |
あべちか | 大阪市 |
大阪駅前ダイヤモンド地下街(ディアモール大阪) | 大阪市 |
長堀地下街(クリスタ長堀) | 大阪市 |
さんちか | 神戸市 |
メトロこうべ | 神戸市 |
デュオこうべ山の手 | 神戸市 |
デュオこうべ浜の手 | 神戸市 |
名店街 | 姫路市 |
駅東ビル地下ゴールド街 | 姫路市 |
岡山一番街 | 岡山市 |
岡山三番街 | 岡山市 |
中之町地下街 | 岡山市 |
広島紙屋町地下街(シャレオ) | 広島市 |
松山市駅前地下街 | 松山市 |
天神地下街 | 福岡市 |
博多駅地下街 | 福岡市 |
博多駅地下街(ステーションビル) | 福岡市 |
博多駅新地下街 | 福岡市 |
(引用元:国土交通省「地下街について」)
ショップカウンターがおすすめする地下街スペースを3つご紹介します。
東京駅に直結し、日本最大級ともいえる地下街が東京・八重洲の八重洲地下街です。東京駅の八重洲口広場の地下および広場に隣接した道路の地下に伸びる地下街には、グルメだけでなくファッションや生活雑貨などおよそ180の店舗が並び、食事やショッピングが楽しめます。
774台収容できる駐車場や駅チカの好アクセスも相まって、車や電車でも訪れやすい地下街です。
2022年にはグルメゾーンである「TOKYO CURRY QUARTET」や「ラーメン横丁」がオープンし、名店のカレーやラーメンの味を求めて訪れる方々で賑わっています。
八重洲地下街は近隣のオフィスワーカーやOLを中心に通勤などで利用されているだけでなく、皇居外苑を結ぶ立地にあることから国内外の観光客も行き来しているのが特徴。多くの利用客の目に留まることが期待できるため、ポップアップストアの出店先としても考慮したい地下街です。
「イタリアの街並み」をデザインモチーフとし、大理石を使用して明るくオープンな空間を演出している地下街が、大阪・梅田のディアモール。
ファッションをメインに雑貨や飲食店といったおよそ90もの店舗が軒を連ねており、格調の高い景観と空間でショッピングが満喫できます。
ディアモールは各線の梅田駅から訪れられるだけなく、大阪駅前ビルをはじめとした各種ビルや地下街のホワイティうめだなどに繋がっていることから、多くの方の往来がある地下街です。
平日は通勤や通学をする方が、休日はファミリー層や行楽客が訪れるディアモールは、ピークタイムには1時間に5万人も利用する地下街であり、視認性や接触率が高いのが特徴。自社のサービスや商品に関するポップアップストアの出店先として、押さえておきたい場所といえるでしょう。
地下鉄名古屋駅から地下鉄桜通線国際センター駅にかけて展開されている地下街が、ユニモール。2本の通路がまっすぐ伸びているのが特徴です。
ファッションにコスメ、雑貨店など女性客をターゲットにしたお店が軒を連ねているだけでなく、飲食のお店もさまざま揃っています。
ユニモールは愛知県の中でも最も乗降客数が多い名古屋駅から通行客が訪れているだけでなく、女性をターゲットにしたお店が多いことから、女性向けサービスや商品におけるポップアップストアの出店先として検討したい地下街です。
セントラルパークの1日の通行者数は55,000人にもなり、通勤通学利用者や周辺地域住民の方々がご利用され、日常的に幅広い客層かつ多くの方が前を通行されますので物販やプロモーションに適しています。
各地域の主要都市に広がる地下街は、多くの店舗が集まるだけでなく駅と直結していることから、買い物客だけでなく通勤・通学者にもアプローチできる理想的な場所です。
本記事を参考に地下街にポップアップストアを出店することで、自社のサービスや商品の認知度を効果的に向上させることができるでしょう。
2021年10月18日
2016年3月4日
2024年11月25日
2021年1月25日
2019年11月12日
2024年8月4日
2019年9月20日
2016年6月8日
2016年5月12日
2020年2月14日
2024年4月7日
2024年6月23日
2024年10月13日
2024年9月26日
2024年10月14日
2025年1月27日