魅力的な売場作りに欠かせない「VP(ビジュアルプレゼンテーション)」は、お客様が入店しやすいお店作りにおいて必須の考え方です。この記事では、店内だけでなく外から見たときの店舗の雰囲気づくりも踏まえた「VP」の考え方について解説します。
魅力的な売場作りに欠かせない「VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)」。
その中でも、店舗の外からお店のコンセプトやテーマを伝える「VP(ビジュアルプレゼンテーション)」は、お客様の入店を左右する重要なポイントです。
この記事では、店内だけでなく外から見たときの店舗の雰囲気づくりも踏まえた「VP」の考え方について解説します。
>> vol.1 VMDとは
ビジュアルプレゼンテーションの役割は
「遠くからでもそのお店のコンセプトやテーマがわかるように視覚的に伝えて入店してもらう」
こと。
外から見たお店の雰囲気を作るのはもちろん、道を歩いているたくさんの人がお店に目を向けるきっかけを作る施策の一つにもなります。
効果的にビジュアルプレゼンテーションを使って、たくさんのお客様にご来店いただきましょう!
ポップアップストアの出店先を決める際のポイントにも通じますが、店舗の内装や雰囲気だけではなく、周りに入っているショップや周辺を行き交う人の動きなどお店の外をじっくり観察します。
周りのショップがどういった看板やポスターを使っているのか、周辺を通る人たちは自分たちのブランド・ショップのターゲットに近いのか、どんな動きをしているのかを知ることで、ビジュアルプレゼンテーションのテイストを決めることができます。
また、自分自身もお客様の目線に立って近くを歩いてみて、自分のお店に着くまでの間に目に付いたものや感じたことをもとにビジュアルプレゼンテーションとなるモノを置く場所を決定しましょう。
その際、ターゲットの視点で歩いてみることがポイント。
たとえばママたちはベビーカーを押しやすい大通りから入ってきやすいから、入り口からは逆だけど看板の設置はここにしよう、といった判断をすることができます。
看板以外にも、外側から店内を見ることができる場合はシーズンに合わせた商品や一押しの商品を魅力的に陳列することも必要です。
すでにWeb上でのブランディングが確立していれば、看板やポスターの色合いをサイトで使用している色に合せるといった工夫など、常に店舗の外側から見てみて、お客様が思わず入ってみたくなる外観になっているかどうかを確かめましょう。
せっかく出店するのだからあれも伝えたいこれも見せたいと、全体のトーンを考えずに看板づくりや商品陳列をしてしまうと、はじめて来たお客様は情報がしぼりこめずなにも伝わらなかったという状況になってしまいます。
そこで重要なのがカラーを絞り込むこと。カラーを絞り込むことでお店に入ってきた瞬間にブランドのコンセプトやテーマが伝わりやすくなります。
メインで使うのは原則3色まで、と覚えておきましょう。
特にポップアップストアの場合は什器や看板なども簡易的に作る必要があり、店舗全体の統一感をだすことが難しいため、カラーで自分のお店らしさをだすように心がけましょう。
もちろん、商品展開として3色ではおさまらないことの方が多いと思います。その場合は、お店にはいった瞬間に視界に入る部分はメインの3色を使い、目に付きにくい什器の下段に他の色の商品を陳列するといった工夫をしましょう。
VPの基本は視覚的にブランドとしてのメッセージを伝えること。
そのためには、小手先のテクニックではなく自分たちの伝えたいことを改めて深堀することが必要です。
伝えたいことと伝えたい相手が明確に決まったら、今回のポイント2つを意識してVPを考えてみましょう!
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