DX化で業務を月100時間以上も削減!? リーシングの「請求管理」をミスなく効率的に進めるコツ

商業施設の空室率の低下やにぎわいの創出のために欠かせないのが「リーシング」。

しかし、物件調査やテナントとの交渉、契約業務に至るまで、アナログかつ煩雑な作業がどっさり。「もっと効率化できないものか…」と頭を抱えつつ、何から改善すればいいかわからずに悩んでいる方も多いのでは。

そこで本企画では、商業施設向けリーシングDXシステムを提供するカウンターワークスが、リーシングの基本的な知識やDX化のポイントをご紹介。これさえ読めば、リーシングの手間や失敗を減らすためのヒントが見つかるはずです。

第8回では、リーシング関連業務の中でも特に負荷の大きい「請求管理」にフォーカス。手間はかかるものの、お金に関わる重要な業務である以上、いい加減に済ませるわけにもいきません。効率よく、かつミスなく進めるための最適解とは…?

請求管理のDX化なら「ショップカウンターエンタープライズ」

テナント募集から管理までをワンストップで実現できるリーシングDXシステム「ショップカウンター エンタープライズ」。

請求書発行から決済・入金確認まで、業務のオンライン化と一元化が可能。書類作成や確認の手間を大幅に削減できます。

毎月末に襲ってくる膨大な請求業務に頭を抱えている方はぜひ、「ショップカウンター エンタープライズ」でDX化を進めてみてはいかがでしょう?

リーシングの「請求管理」を効率化するには?

タスク管理画面のイメージ

出店準備が完了し、店舗がオープンした後のもっとも重要な業務のひとつが、毎月の請求管理。基本的な流れは、契約条件に基づき請求額を算出し、請求書を発行してテナントに送付、所定の期日までに入金を確認するといった手順になります。

催事の場合は会期終了ごとに精算処理が必要となり、常設店舗の場合は毎月の精算が求められるため、その業務負担は大きくなります。

さらに、リーシング担当者から経理部門への引き継ぎが必要なため、連携ミスが発生しやすいという課題も抱えています。

主な請求のパターン

請求管理の方法は多岐にわたり、テナント・施設の業務体制やシステム、契約内容などによって変わります。区画ごとに管理方法が異なる場合もあるため、各情報を集約し、効率的かつ正確な管理が求められます。

  • テナント側が売上を回収するパターン
    店舗で発生した売上全額を一旦テナント側で回収し、後日、あらかじめ契約で定められたマージンを施設に報告・精算する方式
  • 施設側が売上を預かるパターン
    売上の全額を施設側が預かり、テナントの取り分や自社マージンを差し引いた上で精算を行う方式
  • 固定売上歩合パターン
    あらかじめ決めた一定の歩合を、売上に対して毎月計算し、その金額を施設からテナントに請求する方式
  • 日割り清算パターン
    実際の営業日数や時間帯に応じた売上や利用料を日割りで清算する方式。催事などの短期出店に多い
  • 前払いパターン
    マージン分に相当する金額をあらかじめ施設側が預かり、後日実際の売上との差額分を精算する方式

ココが大変!

  • 紙の請求書でのやりとりが多く、紛失や住所記載ミスなどのトラブルが起こりやすい
  • 処理する請求書の量が多く、業務負荷がかかる。大型施設では、100件近くを1人で処理するケースも
  • 営業担当から経理担当に引き継ぐ課程で、入金確認漏れや請求書発行漏れが起こりやすい
  • 入金消込(売掛金と入金の照合)のプロセスで混乱が生じることも多く、振込元が不明な入金が発生することも

POINT!

月末月初の貴重な時間を割くことになる上に、人的ミスも発生しやすい請求書管理は、DX化によるメリットが大きい領域のひとつ。

請求書の発行から着金確認までをデジタルで一元化することで、発行や支払い状況の確認にかかる手間を削減し、トラブルの防止にもつながります。業務の効率化が進むことで、営業活動など本来注力すべき業務に集中しやすくなります。

請求管理のDX化なら「ショップカウンターエンタープライズ」

「ショップカウンター エンタープライズ」は、リーチ・顧客獲得・マネジメントに必要な機能が搭載されたリーシングDX支援ツール。見込顧客獲得から契約・決済、出店者・催事管理まで、ワンストップで行えます。

できること①:請求書をカンタンに発行&送付

請求書発行の画面イメージ

契約情報が入力された状態で管理画面から「請求書発行」ボタンをクリックするだけで、宛先テナント・利用料金・利用内容が自動でセットされた請求書の下書きの作成が可能。 作成した請求書は、そのまま管理画面上からメールでテナントに送付・共有できます。

できること②:決済・支払いリマインドも自動化

決済・支払いリマインド画面のイメージ

決済機能を利用すると、テナント側は共有された請求書に対し、マイページからクレジットカードまたは銀行振込で決済を行うことができます。

また、決済機能を利用した場合、未払いのテナントには支払期日の7日前、3日前、前日時点で自動的に支払いリマインドメールが送信されます。入金の確認や領収書の発行もすべて自動で行われるため、請求や入金管理の業務を大幅に削減できます。

さらに、決済後の入金確認も一目瞭然。すべての入金が契約と紐づいた状態で確認できるため、入金漏れや振込元が不明な入金の発生を防ぐことができます。

※決済機能は有料オプションとなります。ご利用にはお申し込みが必要です。

導入企業の声

経理でいえば、催事の請求書も入金の問い合わせもバラバラだったのが一本化されて消し込み作業が楽になりましたね。売上・賃料を確認し、請求書を先方へ発行・郵送し、また期日には着金確認をして……という作業が1件当たり少なくとも10〜15分かかっていましたから、先述した事例なども合わせるとトータルで月100時間以上は減っているんじゃないでしょうか。(株式会社京王SCクリエイション様)

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リーシングの"本丸"とも言えるプランニングや営業活動にきちんと時間をかけるためにも、煩雑な請求管理のDX化が急務。詳しく知りたい方は、ぜひ下記のボタンから資料をご請求ください!

公開日:2025年2月28日

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