商業施設の空室率の低下やにぎわいの創出のために欠かせないのが「リーシング」。
しかし、物件調査やテナントとの交渉、契約業務に至るまで、アナログかつ煩雑な作業がどっさり。「もっと効率化できないものか…」と頭を抱えつつ、何から改善すればいいかわからずに悩んでいる方も多いのでは。
そこで本企画では、商業施設向けリーシングDXシステムを提供するカウンターワークスが、リーシングの基本的な知識やDX化のポイントをご紹介。これさえ読めば、リーシングの手間や失敗を減らすためのヒントが見つかるはずです。
第8回では、リーシング関連業務の中でも特に負荷の大きい「請求管理」にフォーカス。手間はかかるものの、お金に関わる重要な業務である以上、いい加減に済ませるわけにもいきません。効率よく、かつミスなく進めるための最適解とは…?
第1回の記事はこちら。「テナントリサーチ〜契約」までをDX化するメリットを解説しています
第2回の記事はこちら。契約後のテナント(取引先)管理をDX化するメリットを解説しています
第3回の記事はこちら。成約率を高める「リスト作成&アプローチ」の秘訣を解説しています
第4回の記事はこちら。営業台本付きで、「商談」の極意を解説しています
第5回の記事はこちら。「施設・区画・スケジュール管理」のDX化のコツを解説しています
第6回の記事はこちら。契約書の種類や、「契約業務」をDX化するメリットを解説しています
第7回の記事はこちら。何かと手間がかかる「タスク管理」を効率化するコツを解説しています
テナント募集から管理までをワンストップで実現できるリーシングDXシステム「ショップカウンター エンタープライズ」。
請求書発行から決済・入金確認まで、業務のオンライン化と一元化が可能。書類作成や確認の手間を大幅に削減できます。
毎月末に襲ってくる膨大な請求業務に頭を抱えている方はぜひ、「ショップカウンター エンタープライズ」でDX化を進めてみてはいかがでしょう?
出店準備が完了し、店舗がオープンした後のもっとも重要な業務のひとつが、毎月の請求管理。基本的な流れは、契約条件に基づき請求額を算出し、請求書を発行してテナントに送付、所定の期日までに入金を確認するといった手順になります。
催事の場合は会期終了ごとに精算処理が必要となり、常設店舗の場合は毎月の精算が求められるため、その業務負担は大きくなります。
さらに、リーシング担当者から経理部門への引き継ぎが必要なため、連携ミスが発生しやすいという課題も抱えています。
請求管理の方法は多岐にわたり、テナント・施設の業務体制やシステム、契約内容などによって変わります。区画ごとに管理方法が異なる場合もあるため、各情報を集約し、効率的かつ正確な管理が求められます。
月末月初の貴重な時間を割くことになる上に、人的ミスも発生しやすい請求書管理は、DX化によるメリットが大きい領域のひとつ。
請求書の発行から着金確認までをデジタルで一元化することで、発行や支払い状況の確認にかかる手間を削減し、トラブルの防止にもつながります。業務の効率化が進むことで、営業活動など本来注力すべき業務に集中しやすくなります。
「ショップカウンター エンタープライズ」は、リーチ・顧客獲得・マネジメントに必要な機能が搭載されたリーシングDX支援ツール。見込顧客獲得から契約・決済、出店者・催事管理まで、ワンストップで行えます。
契約情報が入力された状態で管理画面から「請求書発行」ボタンをクリックするだけで、宛先テナント・利用料金・利用内容が自動でセットされた請求書の下書きの作成が可能。 作成した請求書は、そのまま管理画面上からメールでテナントに送付・共有できます。
決済機能を利用すると、テナント側は共有された請求書に対し、マイページからクレジットカードまたは銀行振込で決済を行うことができます。
また、決済機能を利用した場合、未払いのテナントには支払期日の7日前、3日前、前日時点で自動的に支払いリマインドメールが送信されます。入金の確認や領収書の発行もすべて自動で行われるため、請求や入金管理の業務を大幅に削減できます。
さらに、決済後の入金確認も一目瞭然。すべての入金が契約と紐づいた状態で確認できるため、入金漏れや振込元が不明な入金の発生を防ぐことができます。
※決済機能は有料オプションとなります。ご利用にはお申し込みが必要です。
経理でいえば、催事の請求書も入金の問い合わせもバラバラだったのが一本化されて消し込み作業が楽になりましたね。売上・賃料を確認し、請求書を先方へ発行・郵送し、また期日には着金確認をして……という作業が1件当たり少なくとも10〜15分かかっていましたから、先述した事例なども合わせるとトータルで月100時間以上は減っているんじゃないでしょうか。(株式会社京王SCクリエイション様)
リーシングの"本丸"とも言えるプランニングや営業活動にきちんと時間をかけるためにも、煩雑な請求管理のDX化が急務。詳しく知りたい方は、ぜひ下記のボタンから資料をご請求ください!
公開日:2025年2月28日