公開日:2023年11月27日
更新日:2023年11月27日

【保存版】元町・中華街駅エリアのポップアップストア出店ガイド

  元町・中華街駅エリアは、神奈川県横浜市のベイエリアにある横浜発祥の地です。この記事では異国情緒あふれる元町・中華街駅エリア全体の歴史やアクセス情報に加え、中華街、山下公園、元町・山手の3エリアに区分して、それぞれの特徴や通行者属性、SHOPCOUNTER編集部のおすすめイベントスペースを紹介していきます。

3つのポイントで解説!元町・中華街エリアの特徴

1. 近隣のオフィスワーカーや観光客が同居する中華街エリア
2. 隣県からの観光客や家族連れで賑わう山下公園エリア
3. 高級住宅街「山手町」を擁し、私立学校も立ち並ぶ元町・山手エリア

目次

元町・中華街駅エリアとは?
元町・中華街駅エリアの成り立ち
元町・中華街駅エリアのアクセス
元町・中華街駅エリアの特徴
元町・中華街駅エリアの通行者属性
元町・中華街駅エリアのおすすめスペース
元町・中華街駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

元町・中華街駅エリアとは?

元町・中華街駅エリアは、横浜市中区のベイエリアにあります。

横浜中華街や元町・山手の異国情緒あふれる街並みは観光地としても知名度があり、日々多くの人が往来するエリアです。

中区は横浜市の中で外国人居住者が最も多く、横浜中華街周辺の山下町は、横浜市中区で最も世帯数が多い地域となっています。

横浜市中区の人口データ(2023年9月30日時点)
人口数男女比世帯数0-19歳20-59歳60歳以上
153,811人5:589,989世帯14%56%30%

元町・中華街駅エリアの概要

 元町・中華街駅エリアを大きく分けると、「中華街エリア」「山下公園エリア」「元町・山手エリア」があります。

中華街エリア

 「中華街エリア」は、駅の西側にある世界最大級のチャイナタウン「横浜中華街」を中心としたエリアです。横浜を代表する観光地であり、およそ500m四方の範囲に600店以上の飲食店などが立ち並んでいます。
 山下公園エリアにあるコンサートホールや、近隣エリアである関内の「横浜スタジアム」にも近く、イベント前後の食事に訪れる人も多いのが特徴です。

山下公園エリア

 「山下公園エリア」は、駅の北側にある山下公園を中心としています。近隣は多くのマンションが立ち並ぶ住宅街であるほか、ホテルや博物館、コンサートホールなどが集まり、オフィスビルは少ない傾向です。
 横浜港の「大さん橋 国際客船ターミナル」が徒歩10分弱の距離にあるため、豪華客船などの乗船客も観光に訪れます。

元町・山手エリア

 「元町・山手エリア」は、元町・中華街駅の南側にある坂が多いエリアです。
 横浜中華街と川を挟んで隣り合う「横浜元町ショッピングストリート」や「港の見える丘公園」などは、観光客や地域住民が訪れるほか、「山手町」は横浜屈指の高級住宅街で、周辺には私立学校も多数あるため、学生の姿も多く見られます。
 外国人居留地として拓かれた時代の建物が歴史的建造物として残る、異国情緒あふれるエリアです。

エリアの中心となる元町・中華街駅

 元町・中華街駅は、横浜高速鉄道「みなとみらい線」の終着駅となっています。みなとみらい線は起点となる横浜駅からベイサイドエリアを縦断するように走っており、横浜観光に便利な路線です。

1日あたりの乗降人員
元町・中華街駅45,066人3位(2021年度)

 駅構内には横浜開港当時の風物を焼き付けた陶板を使用し、「グラフィカルな本(ガイドブック)」となるようなイメージでデザインされています。

元町・中華街駅エリアの成り立ち

 元町・中華街駅エリアのうち、「中華街エリア」は江戸時代に埋め立てられた土地、「山下公園エリア」「元町・山手エリア」は元々の地形を生かした土地となっています。
 1859年に開港した横浜は、山手に外国人居留地が設けられアメリカやイギリスから多くの商人が移り住みました。元町の商業エリアは、外国人居留地から行政の中心であった関内へ向かう外国人を対象に商売を始めたのが始まりです。
 横浜中華街は、華僑人口が約1,000人となった1868年ごろから徐々に築かれていきました。1889年に横浜市制が施行され、1923年には関東大震災に見舞われましたが、そのがれきを利用して埋め立てた地に「山下公園」が開園、1935年に復興記念横浜大博覧会が開催されました。
 第二次世界大戦が1945年に終戦すると進駐軍が横浜に上陸し、最高司令官のマッカーサー元帥が最初に滞留したのが、山下公園前の「ホテルニューグランド」です。その後、米軍による接収が徐々に解除されるにつれて、横浜の復興が進んでいきました。

1960年代から1970年代にかけては、「横浜マリンタワー」「横浜大さん橋 国際旅客ターミナル」「神奈川県民ホール」などが完成し、国内外からの観光客が増えていきます。
 そして、2004年に横浜高速鉄道「みなとみらい線」が開通、2013年には東急東横線・東京メトロ副都心線と直通運転を開始したことで、東京都や埼玉県からのアクセスが飛躍的に向上しました。
 山下公園に係留されている「氷川丸」は2016年に国の重要文化財に指定され、今もなお横浜のシンボルとなっています。

元町・中華街駅エリアのアクセス

 元町・中華街駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線の終着駅です。「Fライナー」と呼ばれる、みなとみらい線・東急東横線・東京メトロ副都心線・西武池袋線・東武東上線の5社による相互直通運転により、川崎市や東京都、埼玉県までアクセスしやすくなっています。
 また、土曜や休日には全席指定の「Sトレイン」が運行しており、最長で「西武秩父駅」から「元町・中華街駅」まで座ったままアクセス可能です。

元町・中華街駅からのアクセス時間
みなとみらい駅約5分
横浜駅約10分
武蔵小杉駅約25分
自由が丘駅約30分
             元町・中華街駅から主要駅へのアクセス時間

 元町・中華街駅から徒歩13分ほどの距離にはJR京浜東北線の「石川町(元町・中華街)駅」もあります。電車以外の交通手段として、元町・中華街駅エリアはサイクルポートの設置場所が多数あるためシェアサイクルの利用者も多い環境です。
 また、首都高速道路の出口「横浜公園」「新山下」が近く、中華街周辺にはコインパーキングも多くありますので車でもアクセスしやすいでしょう。
 横浜中華街の「ローズホテル横浜」から羽田空港まで、羽田空港からは「山下公園前バス停」までのリムジンバスもあります。それぞれ約1時間に1本ほど発着しているため、羽田空港へのアクセスも手軽です。

元町・中華街駅エリアの特徴

 元町・中華街駅エリアは、全体として観光地としての役割が大きいエリアです。
 「中華街エリア」「山下公園エリア」「元町・山手エリア」のエリアごとに特徴を解説します。

1.中華街エリア

 年間来場者数(推計)約1,139万人の中華街エリアは、とくに日中が混雑します。観光客や近隣のオフィスワーカーなどが昼食のために訪れる12時ごろが混雑のピーク時間となっており、休日の来街者は観光客を中心に平日の約3倍です。
 毎年11月ごろからイルミネーションやランタンで街が彩られ、年末年始にはカウントダウンイベント、閑散期の2月ごろは春節(中国の祝日)に合わせて「横浜春節祭」などのイベントが行われています。

2.山下公園エリア

 山下公園の年間来場者数は推計で約544万人となっており、休日は国内外からの観光客や、ピクニックを楽しむ家族連れなどでにぎわう公園です。重要文化財に指定された「氷川丸」の見学者や、春と秋はバラ園を目当てに訪れる人も多く、夕方から夜は夜景が楽しめるためデートスポットとしても人気があります。
 近隣には「横浜マリンタワー」や「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」などの観光施設や、コンサートなどが開催される「神奈川県民ホール」「KAAT神奈川芸術劇場」、ハイクラスホテルの「ホテルニューグランド」や「ハイアットリージェンシー横浜」などがあり、大人からこどもまで多種多様の人が集まるエリアです。

3.元町・山手エリア

 開港当時に外国人居留地として拓かれたエリアで、「港の見える丘公園」(推計年間来場者数:約128万人)や「横浜外国人墓地」「横浜山手西洋館」などを観光する人が集まります。
 「横浜元町ショッピングストリート」は、地域住民や観光客でにぎわう商店街です。ファッション店やジュエリー店など女性向けの店舗が多いことから女性中心の客層となっており、授乳室とおむつ替えスペースを併設したパウダールームなども用意されています。
 また、犬専用の水飲み場を用意しているショップもありますので、愛犬と一緒に訪れる人も多い地域です。
 「山手町」は丘陵地にある高級住宅街で、駅からの距離がやや離れているため、自家用車やタクシー・ハイヤーで移動する人も多い地域となっています。
 近隣には私立学校(小学校・中学校・高校・大学)が多いため、学生の往来も多いエリアです。

元町・中華街駅エリアの通行者属性

 元町・中華街駅エリアの通行者は、主に観光客や地域住民です。全体としては、12月の平日・5月の休日がとくに混雑する傾向にあり、2月は閑散期となっています。
 また、横浜市中区は世帯年収1,000万円以上の世帯が全体の10%以上あり、高所得者層が多い地域であることも特徴です。

中華街エリア

・横浜中華街での食事や食べ歩き、買い物を楽しむ観光客
・平日のランチに訪れる周辺企業や官公庁のオフィスワーカー
・ホテルやホステル、ゲストハウスの宿泊客
・市立学校(中学校・高校)の学生
・横浜スタジアムで観戦前後の観客

山下公園エリア

・街歩きや観光施設を目的とする観光客
・コンサートホールで開催されるイベントなどの来場客
・ハイクラスホテルの宿泊客
・オフィスワーカー
・豪華客船での渡航客やクルーズ船の乗客

元町・山手エリア

・異国情緒ある街並みや歴史的建造物を目的とする観光客
・買い物を楽しむ観光客や地域住民
・シェアオフィスやコワーキングスペースを利用するノマドワーカー
・高級住宅街「山手町」に居住する高所得者層
・私立学校(小学校・中学校・高校・大学)に通学する学生

元町・中華街駅エリアのおすすめイベントスペース

 元町・中華街駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

横浜中華街 キッチン付き路面スペース

中華街の中心に位置する路面スペース

 元町・中華街駅から徒歩6分、横浜中華街の路上に面したイベントスペースです。1Fの路面フロアを中心にポップアップストアや商品プロモーションにご利用いただきやすいスペースとなっています。

元町ショッピングストリート 路面スペース

バーチャル内見が可能

 元町・中華街駅9分、みなとみらい線日本大通り駅13分。元町ショッピングストリートに位置する1F91.67㎡のスペースです。
 元町通り・本枚通り近くの人通りの多いスペースは、長期利用の物販店などに適しています。通行する方に向けた販売・イベントに是非ご利用ください。まずは一度お気軽にお問い合わせください。

元町・中華街駅エリアのまとめ

 中華街、山下公園、元町・山手エリアの3エリアでそれぞれエキゾチックな空間が広がる元町・中華街駅エリア。オフィス街、観光地、高級住宅街と異なるバックグラウンドを持つ多様な人々が集まる神奈川屈指の観光エリアでお気に入りの出店スペースを見つけてください。

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「関内駅」の解説記事はこちら
「川崎駅」の解説記事はこちら

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