公開日:2024年3月19日
更新日:2024年3月22日

江東区のポップアップストア出店ガイド【保存版】

河川に囲まれた江東区は、清澄庭園や亀戸天神社といった自然や歴史を感じるスポットに加え、再開発により、近代的なタワーマンションや商業施設が立ち並ぶ豊洲や有明といったベイエリアが区内に同居します。本記事では、東京23区で最大の面積を誇る江東区を3つのエリアに分けて紹介します。


記事のポイント

1.江戸や下町の雰囲気が漂う深川エリア
2.歴史ある名所や買い物スポットが充実した城東エリア
3.再開発により近代的で人気のベイサイド(湾岸)エリア


目次

江東区とは?
江東区の成り立ち
江東区のアクセス
江東区の特徴
江東区のまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

江東区とは?

江東区の基本データ
総面積42.99平方キロメートル
人口数538,918人(2024年3月1日地点)
世帯数290,115世帯(2024年3月1日地点)
江東区の各地域深川エリア、城東エリア、湾岸エリア

東京都23区において東南部にあるのが江東区。北に墨田区、東に江戸川区、西に中央区や港区、台東区が接しているエリアです。江東区は江戸時代に入ってから埋め立てと新田開発により発展していき、開発が続けられた結果現在の形に至りました。

江東区内には歴史を感じるエリアや最先端都市ならではの未来さを感じられるエリアがあるため、新旧の対比と調和も楽しめる地域です。特に湾岸エリアでは、科学館や美術館といった文化施設に加えて近代的な商業施設やエンターテイメント施設も建設され、今後も観光やお出掛けスポットが続々増えていくと予想されています。

見どころが満載の江東区は、区内に運河や内部河川が走っていることから「水彩都市」とも評されており、水が身近に感じられるエリア。整備された水辺の公園や大規模な公園もあり、水と緑による癒しの空間が広がっています。

自然だけでなく江東区は大型の商業施設に加えて昔ながらの商店街もあり、買い物や散策を楽しむ方で賑わっています。

大規模なマンション増設により2000年ごろから人口が増え続けている江東区は子育ての支援制度が整備され、待機児童はゼロに。子育て情報を発信するSNSアプリの「PIAZZA」も提供しており、子育てにも力を入れている地域でもあります。

人口に関しては子どもの数(0歳から19歳)は、各年齢で4,000人前後いるのが江東区。全体でみると25歳から59歳までが多く、特に40歳から54歳までの方がたくさん住んでいます。

江東区の成り立ち

江東区の由来

江東区は、隅田川の東にあるという地理上の意味合いから付けられた名称といわれています。「江」は深川という意味が、「東」は城東という意味が含まれています。「江東」という地名は現在の江東区が出来た時に生まれたものではなく、江戸時代から存在し利用されていた地名です。

現在の江東区となるまでの変遷 

江東区が発展したのは、江戸時代初期の埋め立てによるものです。現在の深川エリアが倉庫業や米、油、木材などを扱う問屋街として発展。城東エリアは農地として繁栄しつつ、行楽地として人気を博していました。

明治に入ると江東区は広々とした土地と水運を活用することで工業地帯となり、日本の近代化を大きく支えることに。関東大震災後は甚大な被害を被ったものの大規模な区画整理を行い、少しずつ復興してきました。

第二次世界大戦後となる昭和22年(1947年)には35区あった区画が整理され、深川と城東の2つの区が合併することで、現在の江東区が生まれたのです。

江東区は戦後の復興が著しく、都営住宅が次々と建設されていきました。堤防の工事により水害に弱いという点を克服し、地下鉄や首都高速も建設され利便性もアップ。現在では湾岸エリアにさまざまな施設が建設され、豊洲市場も開設されました。

その他にも工場の跡地に大規模な商業施設を作ったり、新たなマンションが建設されたりと、進化を続けるのが江東区です。今後の発展からますます目が離せません。

江東区のアクセス

江東区は区内をJR・地下鉄などを合わせて10の路線が走っており、区内だけでなく新宿駅や渋谷駅、東京駅など東京都内の主要な都市へのアクセスがしやすいです。また東京ディズニーリゾートや浅草など、各地の観光地や郊外へも行きやすくなっています。

江東区内主要駅の利用者数
駅名門前仲町駅亀戸駅豊洲駅
利用者数合計160,871人{東西線92,275人(※1)+大江戸線68,596人(※2)合計73,269人{総武線49,618人(※3)+亀戸線23,651人(※4)}合計204,425人{有楽町線176,881人(※1)+東京臨海新交通臨海線27,544人※5}
江東区内主要駅の利用者数
駅名門前仲町駅亀戸駅豊洲駅
利用者数合計160,871人{東西線92,275人(※1)+大江戸線68,596人(※2)合計73,269人{総武線49,618人(※3)+亀戸線23,651人(※4)}合計204,425人{有楽町線176,881人(※1)+東京臨海新交通臨海線27,544人※5}

豊洲駅から東京駅までは乗り換えありで18分、渋谷駅まで乗り換えありで27分、新宿駅までは乗り換えて29分で訪れられます。

江東区の鉄道路線
鉄道会社名路線名門前仲町駅亀戸駅豊洲駅
JR東日本総武線
東京メトロ東西線
有楽町線
都営地下鉄大江戸線
東武鉄道亀戸線
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線

(※1:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング 2022年度」より)
(※2:東京都交通局「各駅乗降人員一覧」より)
(※3:JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」より)
(※4:東武鉄道「駅情報(乗降人員)」より)
(※5:ゆりかこめ「豊洲」より)


江東区内には都営バスや京浜急行バスに加えて、区の南側にはコミュニティバスの「しおかぜ」が走っており、電車がカバーしていない地域にも訪れやすいです。

江東区の特徴

1.江戸や下町の雰囲気が漂う深川エリア

江東区において北西部にあるのが深川エリア。
江戸時代に数々の寺社や武家屋敷が建てられ、江戸市民の遊興地として賑わいを見せており、観光スポットや飲食店などが立ち並びます。

深川エリアにある清澄白河は、下町情緒が感じられつつ東京でも指折りのカフェの激戦区。ブルーボトルコーヒーの日本第1号店をはじめ、有名なカフェが勢ぞろいしており、コーヒーやカフェ好きで賑わっています。

エリア内には清澄庭園や、現代アートも楽しめる東京現代美術館もあるのが深川エリアです。清澄庭園は東京都から名勝第1号として指定され、景観の美しさや四季折々の自然を感じられる憩いの場として親しまれています。

同じく深川エリアにあり、「門仲(もんなか)」という愛称で慣れ親しまれている門前仲町は、江戸を彷彿とさせる雰囲気を堪能できる地域。寺社の門前が発展した街らしく、地元民に親しまれている富岡八幡宮や成田山 東京別院 深川不動堂があります。

富岡八幡宮では、江戸の三大祭りである深川八幡祭りが毎年8月に開催。担ぎ手と観客が一緒になって盛り上がっている祭りを見に、多くの見物客が訪れています。

門前仲町には人情深川ご利益通り(深川不動尊商店会)や深川仲町通り商店街といった商店街だけでなく、足を伸ばした先にコーナン江東深川店や複合施設である深川ギャザリアもあり、買い物環境も充実しています。

2.歴史ある名所や買い物スポットが充実した城東エリア

江戸時代は農地として江戸に住む人々に野菜を供給しつつ、江戸近郊において行楽地として繁栄していたのが城東エリア。江東区の北東部に位置しております。

城東エリアは亀戸天神社をはじめ歴史のある地域と、再開発されたベッドタウンとしての地域が隣り合っているのが特徴です。

城東エリアにある亀戸は、繁華街やオフィス街、商店街に住宅街と多彩な面を持ち合わせたエリア。個人経営のお店や居酒屋などが立ち並ぶ亀戸十三間通り商店街などの商店街や駅チカのショッピングセンターであるカメイドクロックがあり、買い物や散策を存分に楽しめます。

また亀戸といえば、菅原道真公を祀った亀戸天神社が有名。亀戸天神社は歌川広重の「名所江戸百景」に書かれているだけでなく、現代では新東京百景の1つにも選出された神社です。

梅や藤の風景が美しい名所であり、その季節になると多くの方が訪れ、花の魅力を楽しんでいます。

城東エリアにある北砂は、全長670mを誇りおよそ180の店舗が立ち並ぶ砂町銀座商店街が有名。お財布に優しい価格なだけでなく、人情味と温かさに触れながら地元民になったような気分でショッピングができる点も人気です。足を伸ばした先には総合スーパーであるイトーヨーカドー北砂店をメインに100以上の専門店が並ぶアリオ北砂があり、買い物環境が充実しています。

3.再開発により近代的で人気のベイサイド(湾岸)エリア

江東区の東南部にある湾岸エリアは、臨海副都心として再開発されてからはタワーマンションや公園、大型の施設が建ち並び、未来感のある景観が広がります。湾岸エリアの中でも注目を集めているのが、豊洲と有明です。

豊洲は1930年代に埋められたことでできた、人工の島。今では人気の住宅地でありながら、商業施設やレジャースポットも充実しています。

平成30年(2018年)には豊洲市場が移転し、令和6年(2024年)には豊洲市場に隣接した形で豊洲 千客万来が誕生。買い物やグルメだけでなく温浴もできるスポットとして、多くの観光客が訪れ賑わいを見せています。

近隣にある都内屈指の大型商業施設・アーバンドックららぽーと豊洲には、映画館やキッザニア東京をはじめおよそ210のお店が入っており、買い物やグルメ、レジャーを満喫することが可能。アーバンドックららぽーと豊洲は海に面していることから、解放感のある風景も評判です。

関東大震災の瓦礫で埋め立てられた有明は再開発により、今ではタワーマンションが並ぶ住宅街となっています。

有明の南地区は、がん研究会有明病院や東京ビックサイト、TOC有明を中心に整備されているのが特徴。北地区はマンションが多く、有明テニスの森公園や有明アリーナ、有明体操競技場といった東京五輪における競技会場も集まっていることから、有明レガシーエリアとも評されています。

北地区には2020年6月に、およそ10.7haの敷地を持つ有明ガーデンが誕生。200店舗以上のお店を持つ大型商業施設のショッピングシティ有明ガーデンをはじめ、有明四季劇場やイベントホールである東京ガーデンシアターなど数々の施設があり、買い物だけでなく文化や芸術面も満喫できます。

江東区のまとめ

江東区は歴史を感じるエリアと未来的なエリアが隣り合っており、日本における新旧の魅力が楽しめる場所です。
歴史や下町を感じたり、最先端スポットで新しさや未来を感じたりするのも良いでしょう。

さまざまな面を持ち合わせる江東区において、お気に入りのスペースをSHOPCOUNTERで探してみてください。

この記事を読んでくれた方におすすめ

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