公開日:2024年4月1日
更新日:2024年4月1日

田園調布駅エリアのポップアップストア出店ガイド【保存版】

田園調布駅エリアは、大正時代に開発された歴史ある高級住宅街です。区画整備と植栽による美しい景観が特徴の街並みは国内でも知名度が高く、落ち着いた静かな環境を求める人々に人気があるエリアとなっています。この記事では、閑静で緑豊かな田園調布駅の特徴とともに、田園調布駅エリアのおすすめイベントスペースを紹介していきます。


記事のポイント

1. 田園調布商店街のある地域のショッピングスポット「東口エリア」
2.イチョウ並木が美しい高級住宅が軒を連ねる「西口エリア」
3.憩いの場やスポーツ向けの施設が充実した「南側エリア」


目次

田園調布駅エリアとは?
田園調布駅エリアの成り立ち
田園調布駅エリアのアクセス
田園調布駅エリアの特徴
田園調布駅のおすすめスペース
田園調布駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

田園調布駅エリアとは?

田園調布駅エリアとは、東京都大田区にある東急電鉄の田園調布駅を中心としたエリアです。

大田区の北側は世田谷区・目黒区・品川区、西側から南側にかけては多摩川を挟んで神奈川県川崎市と隣接しており、東側は東京湾に面しています。

田園調布駅エリアの概要

田園調布駅エリアは駅を中心として東側エリア、西側エリア、南側エリアに分けられます。

東側エリアは商業地や集合住宅、西側エリアは戸建てが多い住宅地、南側エリアは公園や多摩川河川敷など緑地が多いのが特徴です。

エリアの大部分は第一種低層住居専用地域で、高層の建物がありません。

さらに、田園調布地域の町会により新築建築時のルールが定められており、「1つの土地は最低165平米を確保」「地上3階以上の建物やワンルームの集合住宅の建築を避ける」など、環境と景観を維持するように働きかけられています。

エリア北側から東側にかけては環状八号線(東京都道311号)が通り、世田谷区・杉並区方面や羽田空港へのアクセスしやすいエリアです。

東京都大田区の人口データ(2024年1月1日時点)
人口数男女比世帯数0-19歳20-59歳60歳以上
733,634人5:5410,030世帯14%58%28%

東京都大田区の人口数は23区で第3位、田園調布駅エリアの人口と世帯数は大田区全体の2%ほどとなっています。大田区の面積は61.86平方キロメートルで23区第1位の広さです。

一帯は起伏が激しい地形で坂道が多く、とくに標高が高い西側エリアの海抜は40メートルを超える地点もあります。

田園調布駅エリアの成り立ち

田園調布の由来

田園調布駅エリアは、明治時代ごろに「調布村」と呼ばれていた農村地帯です。

1918年、実業家である渋沢栄一が設立した「田園都市株式会社」によって、田園調布駅エリアを含めた一帯を日本で最初の住宅専用市街地とするべく開発が開始されました。

19世紀末にイギリスで提唱された都市と農村の魅力を兼ね備える「田園都市」、この理念やデザインを取り入れた日本型田園都市を目指したのが始まりです。

田園調布駅エリアの変遷

1923年に「多摩川台住宅地」という名称で分譲開始されたのち、同年に関東大震災が発生しました。

このとき、壊滅的被害を受けた都心部に対して被害が少なかった郊外住宅地の人気が高まり、都心から田園調布駅エリアに移り住む人が増えました

1923年には東急電鉄の前身である目黒蒲田電鉄の「調布駅」が開業、1926年に現在の「田園調布駅」に改称されました。

1925年に遊園地の「多摩川園」、1936年には多目的スタジアムの「田園コロシアム(旧田園読売スタンド)」などの施設が建設され、地域住民だけでなく近隣エリアからも娯楽を求めて多くの人が訪れるエリアとなっていきます。現在はどちらも閉鎖されて、跡地はマンションや公園になりました。

1932年には東京市に編入、1943年に都制が敷かれ東京都大森区となった後、1947年に蒲田区と合併して誕生したのが現在の大田区です。

1990年になると目蒲線が目黒線と東急多摩川線に分けられ、田園調布駅の地下化工事が開始されます。

2000年に駅のリニューアルが完了し、復元された旧駅舎は駅舎としては使用されないものの田園調布駅前の新しいシンボルになりました。

近年では、2023年3月から相鉄線と東急線の相互直通運転が開始され、新横浜を経由して海老名方面や湘南台方面とのアクセスが便利になりました。

また、2024年に発行される新紙幣には、日本の近代化に大きく貢献した「日本資本主義の父」として、田園調布駅エリアの開発に携わった「渋沢栄一」が肖像に描かれます。

田園調布駅エリアのアクセス

田園調布駅は、東急鉄道の2路線が乗り入れています。

1日あたりの平均乗降人員は多くありませんが、路線バス数が少なく近隣に他路線の駅もないため、田園調布エリアの住民にとって欠かせない公共交通機関です。

1日あたりの平均乗降人員
田園調布駅(東横線)18,507 人18位(2022年度)
田園調布駅(目黒線)10,148 人11位(2022年度)

「東横線」の上りは中目黒・渋谷を経由して東京メトロ副都心線と相互直通運転されています。
池袋からはさらに埼玉県川越方面へ向かう東武東上線と、埼玉県所沢方面へ向かう西武池袋線が直通運転です。

下りは神奈川県の武蔵小杉・日吉を経由して横浜高速鉄道みなとみらい線と直通運転されており、みなとみらいや元町・中華街など横浜ベイエリアへ手軽にアクセスできます。

「目黒線」の上りは東京メトロ南北線や埼玉高速鉄道線との直通運転により、麻布十番・後楽園・埼玉県浦和方面、さらに都営三田線との直通運転で日比谷・大手町を経由して板橋方面へのアクセスも可能です。

下りは日吉が終点となっていましたが、2023年に開業した東急新横浜線により、新幹線の停車駅である新横浜や、相鉄線を経由して神奈川県海老名方面・湘南台方面へアクセスしやすくなりました。

田園調布駅からのアクセス時間
渋谷駅15分
中目黒駅10分
日比谷駅26分
大手町駅28分
日吉駅9分
新横浜駅15分
横浜駅20分

電車以外の交通手段としては、自由が丘駅や駒澤大学駅、蒲田駅などへ向かう路線バスがあります。
自家用車での移動は、エリア内のコインパーキングが少ないものの、第三京浜道路「玉川インターチェンジ」がほど近く、横浜方面へのアクセスが容易です。

田園調布駅エリアの特徴

1.田園調布商店街のある地域のショッピングスポット「東口エリア」

東口エリアは主に商業地として開発されたエリアです。
西口エリアよりも標高が低く、駅から南東に向けて緩やかな下り坂となっています。

駅前の「田園調布商店街」には、田園調布エリアにある商業店の大多数が集まっています。
飲食店・小売店・サービス業など、多様な商業店があり、駅直結のショッピングセンター「東急スクエアガーデンサイト」と合わせて、地域住民の生活に欠かせないスポットです。

総合病院やクリニック、調剤薬局なども東口エリアにあります。
また、区立小学校・中学校、私立中学校・高校などもあり、子どもや学生の姿も見られるエリアです。

駅周辺の建物はほとんどが3階建て程度の低層で、住宅は西口と比べると戸建てだけでなくマンションやアパートなどの集合住宅も見られます。
駅から離れた地域やエリアの北側から東側にかけて走る環状八号線沿いには、5階建て以上のマンションもありますが、都心部のような高層マンションはありません。

2.イチョウ並木が美しい高級住宅が軒を連ねる「西口エリア」

西口エリアは東口エリアよりも高台にある高級住宅街です。
噴水がある駅前広場を中心として、放射状に伸びるイチョウ並木の街路が美しい街並みの象徴となっています。

ほかにも自然林を生かした「宝来公園」や、線路沿いの桜並木、敷地を区切る生け垣など、緑豊かなエリアです。
このエリアは敷地の広い戸建てが多いため、人口と世帯数は東口エリアの半分ほどとなっています。

芸能人や大企業の社長などの富裕層も多く住居を構えているほか、アフリカの大使館や大使公邸などもあるのが特徴です。

3.憩いの場やスポーツ向けの施設が充実した「南側エリア」

南側エリアは、3つのエリアのなかで最も標高が低いエリアです。隣駅の多摩川駅が徒歩12分ほどの場所にあります。

多摩川台古墳群などがある「多摩川台公園」や、大きな湧水池がある「田園調布せせらぎ公園」、多目的室や休憩スペースを備えた「せせらぎ館」など、地域住民や近隣エリアから訪れる人の憩いの場所が多くあります。

また、南西を流れる多摩川の河川敷には「多摩川緑地広場」があり、野球場・サッカー場・テニスコートを利用してスポーツを楽しむ人も多く訪れるエリアです。

野球場はかつて、プロ野球球団「読売ジャイアンツ」の練習グラウンドとして使用されていました。

人気映画のロケ地にもなった「多摩川浅間神社」では、初詣や七五三などの参拝客のほか、富士山が望める見晴らしの良さから観光に訪れる人も多くいます。

大聖堂がある「カトリック田園調布教会」には、週末を中心に礼拝に訪れる人の往来があります。

田園調布駅エリアの通行者属性

・地域住民
・近隣の学校に通学する学生
・商店街や複合商業施設などの買い物客
・神社の参拝客や教会の礼拝に訪れる人
・公園を利用するファミリー層
・河川敷などでスポーツを楽しむ人

住宅街のため繁華街ほどの通行量はありませんが、美しい街並みであることから散歩を楽しむ人が多く見られるエリアです。

田園調布駅エリアのおすすめイベントスペース

田園調布駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

田園調布駅エリア | 住宅街内のカフェスペース

小規模な展示会やポップアップショップに適したスペース

東急東横線多摩川駅、田園調布駅からアクセス可能。閑静な住宅街にある16席の小さなCafeです。
入り口は開放的なので換気もばっちりできます。16席のレイアウトは変更自在。ワンちゃんもご利用いただける店内です。
お手洗いにはおむつ替えシートも完備。入り口とお手洗いに段差はありますが、店内のベビーカー持ち込みもOK!ピクチャーレール完備なので写真展や絵画展にもおすすめです。
現在はランチ営業のみなので夜時間帯の間貸し大歓迎です。

田園調布駅エリアのまとめ

田園調布は東京の住宅地として知られる閑静な街です。緑豊かな環境と落ち着いた雰囲気が魅力で、多くの家族層に人気があります。深大寺や等々力渓谷など、歴史的な名所や自然スポットも点在しています。一方で、生活利便性の高い商業施設も充実しており、住みやすさと快適性を兼ね備えたエリアだと言えます。都会的な利便性と自然環境の調和が、田園調布エリアの大きな特徴となっています。

高級住宅街の住民向けに商品やサービスを知ってもらいたいときは、SHOPCOUNTERで田園調布のポップアップストアにおすすめのスペースを探してみてください。

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