東京23区の中央部に位置し、日本を代表する多くの企業が本社を構えるオフィス街として知られる「中央区。
本記事では、京橋、日本橋、月島の3地域の主要エリアに触れながら、中央区区の概要や成り立ち、特徴、主要施設に触れつつ、ポップアップストアや短期出店においておすすめのポイントとスペースについて紹介していきます。
中央区エリアとは?
中央区エリアの成り立ち
中央区エリアのアクセス情報
中央区エリアの特徴
中央区エリアのおすすめスペース
中央区エリアのまとめ
中央区は、日本銀行本店や東京証券取引所、多数の企業オフィス、大型商業施設を擁し、日本の金融・経済の中心地といえるでしょう。
隣り合う千代田区には皇居がおかれ、多くの皇居ランナーがランニングを楽しむ姿が見受けられます。
オフィス街の特徴でもあるように昼間人口が約63.3万人、夜間人口は約16.9万人と昼夜の人口に差がありますが、近年は大型マンションの建設が進み近隣居住者も増えてきました。
また中央区は大きく分けて京橋地域・日本橋地域・月島地域の3つのエリアで構成されており、それぞれに異なった魅力のある街です。
京橋地域には歌舞伎座や百貨店、築地場外市場があり国内外問わずショッピングや観光を楽しむ人々で賑わいます。特に銀座周辺は有名ブランド店や料亭、バーが多く点在し、都心屈指の繁華街となっています。
日本橋地域には日本銀行本店や東京証券取引所の他、多くの企業がオフィスを構えており行きかう人が絶えません。一方で「デパート発祥の地」ともいわれており、日本橋高島屋や三越日本橋本店といった老舗デパートは根強い人気をもつ商業施設です。
京橋地域、日本橋地域とはガラリと雰囲気が変わるのが月島地域です。
昔懐かしい下町情緒が残り、名物の「もんじゃ焼き」は70店舗以上が軒を連ねます。
古くからの歴史と共に新しい時代の中心として日本を牽引し続ける東京都中央区。
平日はオフィス街として、週末はショッピング街や観光地として年間を通して多くの人々で賑わっています。
江戸時代、現在の中央区周辺には金貨の発行機関である金座や、多くの両替商が存在し金融の中心として栄えてきました。その名残として残るのが日本銀行本店や東京証券取引所です。
当時「江戸本町」と呼ばれ江戸で最初に整備された街であり、江戸の町人文化が生まれ、根付いたのもこの頃です。
1953年以降は地域の催しや銀座での歩行者天国をスタートさせ、広域からの集客にも力を入れてきました。人を集めることで街を活性化してきたことが分かります。
1954年の高度経済成長期には商業ビルや地下鉄、首都高速道路の建設が進み、集客力はさらに増しました。
近年では晴海に2020東京オリンピックの選手村が設置され、今後は特別出張所等の複合施設や晴海西小・中学校の整備が行われる予定です。
高層マンションも多く建設され居住者の増加も見込まれており、ますます賑やかになることが予想されます。
東京駅に隣り合う中央区は都内からの移動はもちろんのこと、首都圏以外からもアクセスしやすいエリアです。
中央区内にはJR路線が乗り合わせており、馬喰町、新日本橋、八丁堀があります。
駅が少ないように感じられるかもしれませんが、徒歩圏内に東京駅があるためどの方面からもスムーズに移動することが可能です。
また地下鉄は東京メトロ銀座線、日比谷線、丸ノ内線、半蔵門線、東西線、有楽町線、都営新宿線、都営浅草線、都営大江戸線など多くの路線が走っており、いたるところに駅があります。
JRや地下鉄のみでも多くの人々が利用していることが分かりますが、東京駅に近いことで新幹線や羽田空港、成田空港を利用しての集客にも期待が出来ます。
大型イベントともなれば地方からの来客も多くなるため、アクセスの良さは集客力を上げる大切な要素と言えるでしょう。
中央区の特徴としては以下の3点があげられます。
中央区にはオフィスと商業施設が多数共在しており、曜日に関わらず、年間を通して多くの人で賑わいます。
日本橋地域のオフィス街では、ランチタイムになると休息を求めるオフィスワーカー向けのキッチンカーに代表される移動販売フードは様々なジャンルで需要があります。
また、知名度の高い定番のお土産ももちろん人気ですが、目を引く一品や話題になりそうな品は「ここでしか買えない」という特別感から購買意欲を高めるため、地域特産品や海外の名産品のポップアップストアはよいテストマーケティングのエリアとなるでしょう。
中央区には観光名所やイベントを開催する施設が多く、広域からの集客にも期待できます。人気の観光地として、京橋地域にある歌舞伎座と築地場外市場が挙げられます。
また日本の伝統文化である歌舞伎は言葉や表現が独特なため日本人でも敷居が高く感じる人が少なくありませんが、歌舞伎座周辺には長年の歌舞伎ファンに混ざって多くの外国人観光客が訪れます。
そして歌舞伎座から徒歩数分で移動できるのが築地です。
2018年に築地場内市場が豊洲(江東区)へ移転しましたが、その後もこれまでと同じ場所で営業を続ける築地場外市場。こちらも国内外から多くの人が訪れ、定番の観光地となっています。
歌舞伎で日本の伝統文化に触れ、築地場外市場で食を楽しんだ後にのんびり過ごせる浜離宮恩賜庭園は人気の観光ルートです。
古き良き東京の雰囲気を味わいたい人からは、日本橋地域の人形町商店街、横山町問屋街、月島地域の月島中西通り(月島もんじゃストリート)も人気で、区内に点在する大きな公園やイベント会場、商店街では多数の催しが開催されており、観光とは違った客層へのアプローチも可能です。
株式会社グローバルプランニングの調査によると、中央区は以下の2部門において東京23区中2位となっています。
・商業・にぎやか地区ランキング
・子育てファミリー人気地区ランキング
注目したいのが子育てファミリー層からの人気です。
観光地でありながらファミリー層からの人気も高く、子ども向けのイベントも多く実施されています。
中央区一帯は道が平坦で歩きやすいうえに週末は銀座の一部が歩行者天国になり、ベビーカーや小さな子どもを連れていても安心して歩けます。
各地域で大きな公園も整備されているため、コンパクトな移動距離で大人も子どもも楽しめるのも魅力のひとつでしょう。
今後は月島地区(晴海)にある2020東京オリンピック選手村跡地が小・中学校として整備される予定です。子育て世帯への支援施策も増えており、居住者としてファミリー層の獲得に力を入れていることが分かります。
中央区エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。
ポップアップストアの出店が「初めての方々向け」、「出店経験ありの方々」それぞれに適したスペースをぜひご覧ください。
ポップアップストアを1度やってみたい、低予算で出店してみたい方々向けのおすすめスペースです。
「築地」駅駅徒歩3分、「築地市場」駅徒歩4分、「東銀座」駅徒歩6分の3駅からアクセス可能な1階路面スペースが誕生しました。人通りの多い晴海通り沿いの好立地です。コンパクトなスペースで、食品販売やプロモーション催事、販売会等にご活用いただけます。
ポップアップストアの運用体制が整っていて、月1回以上のペースで短期出店している方々向けのおすすめスペースです。
銀座駅直結の東急プラザ銀座はファッション・雑貨・レストランなどが13フロアに渡り、多くの店舗が出店しています。ライフスタイルと本質を見極める方に贅沢なショッピング体験を提供する商業施設で、DUTYFREEもあり海外のお客様も期待できます。
B2Fエントランスホールのイベントスペースは、交通量が多く物販やセールスプロモーション、展示会などに適したスペースです。
中央区エリアはオフィス街の顔を持つ一方で近年はファミリー層、伝統芸能を中心とした観光資源を目的とした海外観光客も多く訪れる商業エリアに発展しています。
エリアごとのおすすめスペースとして紹介したスペース以外にもお気に入りのスペースを見つけてみてください。
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