公開日:2021年3月8日
更新日:2023年11月30日

デパートや百貨店などの商業施設で実施されたポップアップストア開催事例

デパート、百貨店、ショッピングモールとさまざまな呼び方のある商業施設。ここでは商業施設で実施されたポップアップストアの紹介をしていきます。

毎週出店しているブランドが変化するデパートや百貨店での催事イベント。

何度も出店している方もいれば、出店しようと考えているがまずはどんな風に行っていたかを知りたい方もいることでしょう。

こちらの記事ではSHOPCOUNTERを利用して商業施設で催事イベントやポップアップストアを開催してくれたブランドの情報をまとめました。

関東の商業施設、催事、ポップアップ開催事例

東急プラザ表参道原宿

【Little Forest】
『世界にひとつを、届けます。」というコンセプトのもと、ハンドメイド作家様へ別注した「世界にひとつ」の一点ものアクセサリー、雑貨を販売しているブランド。お客様へオンラインストアOPENのご挨拶とともに、接客を通じて自社と取り扱い商品についてご案内させていただくことを目的として、都内ショッピングモール内でポップアップショップを開催。

実施前と後でオンラインストアへのアクセス数が倍になったことから、オフラインへの露出を増やすことで材質やサイズ感を知った上でのオンラインへの送客が可能になります。また、ポップアップストアはブランド自体のブランディングを強めることができる手段でもあるため、Instagramなどのブランドの世界観を伝えやすいSNSとの相性も良さそうです。

@ChouChou
フィンランドの伝統工芸“ヒンメリ”をベースに多様な素材を使ってアクセサリーを「シンプルかつ個性的に」をコンセプトに制作している。今回はファッションに敏感な場所で20代〜40代の女性の方、又外国人旅行者の方に広くアピールする為、ポップアップを企画した。

商品を見やすく、手に取ってもらいやすいようなディスプレイを意識して作ったこともあり、ブランドの認知の向上ができ、実施後はSNSのフォロワーが増えたことから身につけるような商材を取り扱う際にはブランドの世界観を作りつつもお客様にでに取ってもらいやすい雰囲気やレイアウトを考えるのがとても重要なことになってきます。

コレド室町

次は、別でインタビュー記事としても紹介している、日本酒応援団ポップアップストアの事例です。

日本酒応援団
日本酒はすべてこだわりの純米・無濾過生原酒。スタッフ全員が米造り・酒造りの現場を経験するという徹底ぶり。
今回ポップアップストアを開催した日本酒応援団は「日本酒のあるライフスタイルを世界中に。」をミッションとしてこだわりの日本酒を販売しています。

普段はWebとファーマーズマーケットでの販売をメインにしていますが、今回はじめて商業施設に出店。

「お酒と器と日本のこころ」をテーマに、酒器のブランドさんとコラボレーションした酒器セットは特に人気で、購入者の多くがボトルにかけられるメッセージカード(50種類)を見てからギフト用にと考えた方が多かったようです。

期間限定ショップでの酒器ブランドとのコラボ商材やポップアップで重要なコミュニケーションのきっかけにしやすいギフトカードなど、出店する上で大切な戦略をしっかりと抑えたポップアップストアなのでとても参考になると思います。

新宿アルタみゆき口

マリオンアパレル
Tシャツ、パーカーをメインとしたストリートファッション、ロックテイストなTシャツなどをEC上で販売している。知名度が弱く、PR活動として開催したいと思いスペースを利用した。

知名度が弱いというのを課題にポップアップの実施を行った。そのためとにかく通行量が多い場所で、目立つ、印象に残るようなフォトスペースを設置することをポップアップストアの施策として用いた。結果として、ブランドを全く知らない人に購入してもらうこともでき、SNSのフォロワーも増えた。このことから知名度が弱いことを課題にしているブランドでも人通りの多さと、印象に残るような施策(フォトスペース)を実施することでポップアップストアとしては成功に大きく近づくことができると考えられます。

WHITE AVENUE

㈱ドゥッシュドゥッスゥ
DDオリジナルバレエウェアは、国内自社ファクトリーにて敢えて少数生産され、 限定生産にすることで、人と重ならないコーディネイトを楽しんでいただける。大阪に1万人の顧客がおり、お客様より大阪出店の要望があったため、ポップアップを行なった。

高級感あふれる店内で行われた、バレエウェアのポップアップ。セールとして実施はしていないため従来のレイアウトと同じように空間を作り、新規の顧客獲得を狙いました。

ピオレ姫路

SELENE
“make your life brighter” 「女性であるからにはいつまでも輝きを放ち続けたい」をコンセプトに 20・30代の女性へ向け、上質でありながらお手頃、大人らしさも保ちながら可愛さもあるアクセサリーを販売している。今回は新規のお客様に触れてもらうため、SNSで様々な地域で開催してほしいという要望に応えるためにピオレ姫路でポップアップストアを開催した。

木組をうまく活用し、立体的に高さのある空間を作るなど、ブランドの世界観を表現することができているポップアップストアの事例になります。またこのポップアップでは購入者の数が1000人を超えるなど当初の狙い通りの新規のお客様に触れていただく機会といったものも提供できていると思われます。

【AcureZ】
わたしはキレイもラクもあきらめない。~凛とした女性の毎日に、装いとリラックスを。~ AcureZとは、すべて(A~Z)を癒す(Cure)の造語です。
社会で戦う女性に向けて、接客を通じて癒すことのできる空間を提供したい。このようなブランドコンセプトをもったカジュアルシューズブランド。

多くの広告費をかけられない中で、まずは1人でも多くのお客様に見てもらい、触れてもらうことで接点や知名度を広げていきたい、そんな考えで開催された姫路ピオレでのポップアップストア。アンバサダーやPRインフルエンサーさんに来店していただき、情報発信をしてもらうことや店舗でEC送客に向けたクーポン配布だったりをしていきオフラインとオンラインどちらのチャネルでも購入者を増やせていけるような取り組みを今後は行っていきたいとのことでした。(インタビュー記事より

ルクアイーレ 9F蔦屋書店

【新潟県胎内市】
胎内市では、山間部の集落活性化を支援しており、市内の「坂井集落」がECサイトを立ち上げ、間伐材を活用した商品開発や集落内で栽培されたお米のブランディングに取り組んでいる。4月まではお米の販売のみだが今後は販売商品を増やす予定であり、先だって大都市圏でお米&ECサイトの認知度を高めるためにプロモーション活動を行った。

出店はしたいけども販売スタッフをポップアップストアに常駐させると従来営業している自分のお店のスタッフがいなくなってしまう。オンラインショップをメインでやっているから実際の接客には不安がある。そんな方でも安心して開催できる委託販売が可能なスペースになっております。また、実施前と実施後ではECサイトの閲覧数が10%増えたことからオンラインをメインに行っており、近年急激に増えているデジタルネイティブブランドと呼ばれるD2C(DtoC)企業などもこのような形であれば安心してポップアップストアに出店ができるのではないでしょうか?


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