公開日:2023年11月28日
更新日:2024年10月22日

【保存版】銀座駅エリアのポップアップストア出店ガイド

 銀座駅エリアは東京23区内の都心3区と呼ばれる中央区に位置し、有名百貨店や老舗宝飾店の他、国内外のハイブランド店が軒を連ね、日本有数の歓楽街として多くの人で賑わうエリアです。本記事では常に時代の中心に位置する銀座駅エリア全体の歴史や特徴に触れながら、SHOPCOUNTER編集部のおすすめイベントスペースを紹介します。

4つのポイントで解説!銀座駅エリアの特徴
1. 充実したショッピング環境
2.「最先端」と「古き良き日本」が共存する観光地
3. ビジネスパーソンの社交場
4. 2000年代に入り、拡大した銀座の客層

目次

銀座駅エリアとは?
銀座駅エリアの成り立ち
銀座駅エリアのアクセス
銀座駅エリアの特徴
銀座駅エリアの通行者属性
銀座駅エリアのおすすめスペース
銀座駅エリアのまとめ
この記事を読んでくれた方におすすめ

銀座駅エリアとは?

 銀座駅エリアでは有名百貨店や老舗宝飾店の他、国内外のハイブランド店が軒を連ね、日本有数の繁華街の名の通り、きらびやかな空間が広がります。小売店だけでなくハイクラスなクラブやバーも多いため、昼夜を問わず高品質な商品・接客が提供されています。
 銀座が位置する中央区はオフィス街、歓楽街として栄え、夜間人口に対して昼間人口が多い地域で、特に銀座エリアは居住者数が少なく、商業地域として人気があることが伺えます。
 土曜日、日曜日、祝日には銀座名物の歩行者天国が実施されます。実施エリアは銀座通りと銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点までの約1,100mで、このエリアのランドマークとなっている銀座和光の時計台が目印です。
 実施時間は時期によって異なります。
 ・4月~9月‥12:00~18:00
 ・10月~3月‥12:00~17:00

 小さな子どもやペットを連れても安心して歩くことが出来るため、歩行者天国によって観光客・買い物客の人通りは一層賑やかさを増します。

<活動人口と居住者数>(令和2年時点)

中央区 昼間人口633,390人
中央区 夜間人口169,179人
銀座エリア 居住者    3,479人

銀座駅エリアの成り立ち

 「銀座」という地名は、江戸時代に銀貨幣の鋳造所(=銀座)が置かれたことに由来すると言われています。その昔、江戸幕府をひらいた徳川家康が、現在の静岡市にあたる駿府にあった銀貨鋳造所を現在の銀座へ移設しました。当時の正式な町名は「新両替町」だったようですが、通称として「銀座」と呼ばれるようになったものがそのまま定着し、現在に至ります。
 以前から百貨店、ハイクラスなブランド店が立ち並ぶ高級商業地域として人気を集めていた銀座ですが、ファストファッションやファストフード、ドラックストアが続々と参入したことで客層は一層広がりました。
 2021年以降は100円ショップのワッツ、ダイソー、セリアや3COINS+plusといったプチプライスショップといわれる店舗の参入が進んでいます。

銀座駅エリアのアクセス

 銀座周辺には地下鉄の駅である銀座駅と東銀座駅があります。銀座エリアにJRの駅はありませんが、地下鉄を利用して乗り換えをせずに都内主要部へ移動できるため不便はありません。また東京駅、有楽町駅が徒歩圏内の距離にあるため、目的地や天候によって移動手段を選択することが可能です。

駅名路線
銀座駅銀座線、丸ノ内線、日比谷線
東銀座駅日比谷線

<東京メトロ銀座駅から都内主要駅までの所要時間>

東京駅約2分
渋谷駅約15分
新宿駅約16分
池袋駅約19分

<東京メトロ銀座駅から主要繁華街、観光地、オフィス街までの所要時間>

日本橋駅約2分
大手町駅約4分
六本木駅約10分
恵比寿駅約15分
浅草駅約20分

 地下鉄などの公共機関を利用しての移動はもちろんですが、銀座駅から東京駅までは徒歩でも約13分(約1km)ほどで移動することができます。散策やウィンドウショッピングを体験することを目的にしながら。近隣の駅間を歩いて移動する人も多く見受けられます。

銀座駅エリアの特徴

1.充実したショッピング環境

 銀座中央通りには百貨店やハイクラスのブランド店が建ち並び、グローバルなショッピングを楽しむことができます。銀座三越、和光本店、松屋銀座といった老舗百貨店の他、GINZA SIX、東急プラザ銀座、GINZA TIMELESS 8、Ginza Placeなど、最先端のファッションやカルチャーを発信する商業施設が続々と誕生しています。
 多くの店舗が徒歩圏内に立ち並ぶことに加えて週末や休日は歩行者天国が実施されるので、人目につくブースで出店すれば、ウィンドウショッピングを楽しむ人々に足を止めてもらいやすい環境が整っています。

 飲食店においても老舗の名店や人気のレストラン、カフェが点在しており、軽食やドリンクを提供するカフェから和食、洋食、中華とジャンルを問わず一流の味を堪能できるのも魅力です。
 同じ区内でも築地方面へ向かえば活気溢れる築地場外市場、日本橋方面へ足をのばすと、高級感溢れるラグジュアリーな雰囲気から一転し古き良き日本の親しみやすさが残る商店街を楽しむことができます。

2.「最先端」と「古き良き日本」が共存する観光地

 最新のアイテムや情報と明治・大正時代のレトロモダンな伝統が交じり合う銀座は観光地としても人気です。
 近年建設された百貨店は特徴的な外観がフォトスポットとして人気を集めています。
 東急プラザ銀座は江戸切子をモチーフとした造りになっており、周囲の景色を取り込みながら、昼夜で雰囲気の異なる美しさを放っています。その他、KIRARITO GINZA、GINZA SIX、銀座ベルビア館といった個性豊かな外観の百貨店が並びます。

 そして伝統のある銀座エリアの観光スポットの代表といえば歌舞伎座です。歌舞伎座は明治22年(1889年)に誕生した由緒ある劇場です。舞台の進行に合わせて、歌舞伎初心者にも分かりやすく解説してくれる有料のイヤホンガイドもあり、外国人観光客からも人気を集めるエンターテインメントの1つとなっています。特徴的な装飾が分かりやすくインパクトの強い歌舞伎関連のグッズは、人気の東京土産です。
 銀座から少し足をのばした築地も国内外から人気の観光スポットです。活気ある店舗が並ぶ築地場外市場でショッピングをしたり、食べ歩きをしたりと、様々な楽しみ方があり多くの情報サイトで紹介されています。

3.ビジネスパーソンの社交場

 商業施設として人気の銀座ですが、多くのビジネスパーソンも行き交います。その最大の理由は立地の良さといえるでしょう。
 銀座が位置する中央区は、日本銀行本店や東京証券取引所、大手企業のオフィスビルが林立しています。隣接する千代田区には皇居や国会議事堂、内閣総理大臣官邸のほか、最高裁判所や中央省庁、港区には各国大使館、外資系企業の日本支社が複数置かれています。銀座エリア周辺は多くの鉄道路線が交差するため、都内へも地方へもアクセスしやすさは抜群です。また飲食店においても老舗の名店や洗練されたレストランはビジネスランチにも活用することが出来ます。

 会員制高級クラブやバーも多く、国営に携わる要人や一流企業のビジネスパーソンが社交場として利用するのに最適で、昼夜を問わず買い物客、観光客に混じって多くのビジネスパーソンが銀座に足を向けています。
 明治時代から続く歴史と伝統の街 銀座は、国内外の要人、重役と交流をもつビジネスパーソンにとっても魅力的なようです。

4.2000年代に入り、拡大した銀座の客層

プチプラ、ファストファッションブランドの相次ぐ出店

 これまで大人の街、セレブの街として一定の年齢層以上からの人気を集めてきた銀座ですが、商業施設を目的に銀座を訪れる客層をみると、近年、その客層は拡大しています。 
 2003年に世界的ファストファッションブランドであるZARAの出店を皮切りにユニクロ、H&M、GAPなどが続々と進出し、近年では100円ショップやワークマン(Workman Colors)も出店したことで若年層の買い物客が飛躍的に増加しました。
 一部陳列する商品を地方店と差別化することで、ファストファッションの手頃さと銀座という特別感が両立されています。

インバウンド需要

 出店ブランドが変化したことに加え、近年の円安やLCCと呼ばれる格安航空会社の増加、観光ビザの取得条件が緩和したことで、インバウンド需要も拡大しています。
 外国人観光客による高級ブランドや免税店での高額な買い物を表す「爆買い」というワードが流行しました。

若年層の働き方における変化

 銀座を訪れる若年層が増えた背景には、国内における働き方の変化も影響しています。
 大学卒業後に一流企業で経験と実績を積み、昇進していくことが高収入を得るスタンダードな路線だった時代が長く続きましたが、時代は変わり、学生が起業することも珍しくなくなりました。SNSの普及により新たな職種や流行の発信ツールが誕生したことで、収入を得る方法も大きく変化したのです。インスタグラマーやティックトッカーと呼ばれる発信する情報に影響力をもつ人々は、自らの発信が収入に繋がります。
 時代が変化する中でも人々を魅了し、惹きつけ続けることこそが銀座という地のブランド力の偉大さともいえるでしょう。

銀座駅エリアの通行者属性

昼間
・買い物客
・国内外の観光客
・ビジネスパーソン

夜間
・飲食店客
・ビジネスパーソン

銀座駅エリアのおすすめイベントスペース

 銀座駅エリアのSHOPCOUNTER編集部おすすめの出店スペースをご紹介します。

東急プラザ銀座 3Fインフォメーション前スペース

インフォメーションデスク前イベントスペース

 銀座駅直結の東急プラザ銀座はファッション・雑貨・レストランなどが13フロアに渡り、100店舗以上が出店しています。ライフスタイルと本質を見極める方に贅沢なショッピング体験を提供する商業施設で、DUTYFREEもあり海外のお客様も多く訪れます。3Fは地上からの直通エスカレータもあり、物販やプロモーションイベント、サンプリングなど他多彩なイベントが過去に開催されています。

銀座駅1分 路面ギャラリースペース

あらゆるアート展示が可能な路面スペース

 地下鉄「銀座駅」から徒歩1分、銀座和光の裏手で半世紀以上続いている映画館〈シネスイッチ銀座〉が2023年10月オープンから新しく始めたギャラリーです。ガラス張りの外観と、白を基調とした壁、板張りのフロア空間で、絵画、彫刻、美術工芸、写真、書などの作品の展示会場としてご利用いただけるほか、レンタルスペースなどとしてもご利用いただけます。 

銀座駅エリアのまとめ

 東京23区の中でも都心3区と呼ばれる中央区に位置し、歓楽街として多くの人で賑わう人通りの多い銀座駅エリア。歴史と伝統を継承しつつ、常に時代の中心に位置する銀座駅エリアでぜひお気に入りの出店スペースを見つけてください。

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