2015年10月11日

【展示会のキホン】展示会の種類を理解する

アパレルブランドを中心に開催される展示会は、新規取引先の開拓や新商品の紹介など、目的にあわせて目的や特徴が異なります。この記事では、展示会の種類と効果的な出展のポイントについて解説します。

アパレルやアクセサリーブランドを運営する上で、避けて通れないのが展示会です。
しかし一口に「展示会」と言っても目的にあわせて様々な種類があり、漠然と出展するだけでは期待した効果を得ることはできません。
そこで今回は展示会の種類と効果的な出展のポイントについて解説します!

展示会を開催するのは何のため?

ブランドを立ち上げた場合に避けては通れない展示会ですが、そもそも展示会は何のために開催するのでしょうか。

主な目的は百貨店やセレクトショップで取り扱ってもらうための商品紹介で、アパレルブランドであれば春夏と秋冬の年2回開催が基本です。

また同じ「展示会」でも、その目的によって大きく下記の2種類に分けられます。

1.合同展示会

複数の企業が集まり、企業の担当者向けに開催するスタイルの展示会です。

数百社が出展する大規模な展示会は来場者も多いため、新規取引先獲得のための営業活動に向いています。

来場者の属性や出展条件は展示会によって異なるので、自社に合ったものを選ぶことも重要です。

2.主催展示会

ブランドが自主的に開催する展示会です。

来場者は自社と取引のある企業のみのため、新作紹介やより密な関係構築を目的として開催するのが一般的です。

バイヤーだけでなく、受注会を兼ねて顧客を招待する場合もあります。

次にそれぞれの目的や特徴について詳しく解説します。

1.新規取引先を開拓する「合同展示会」


Photo credit: jdlasica via Visual hunt / CC BY-NC

【目的】

新規取引先開拓

【特徴】

合同展示会は東京ビッグサイトや幕張メッセといった大きな会場で開催され、個別にブース出展するかたちが一般的です。

まだブランドを立ち上げたばかりで認知が足りていない場合、百貨店やセレクトショップなどの新規取引先を獲得するために出展します。

ブランドに興味を持ってもらうためにもブースでブランドらしさを出し、ブース近辺でチラシやショップカードの配布を行いましょう。

1日にかなりの数の担当者と名刺交換が発生するため、余裕をもって多めに名刺を用意し、期間終了後に送るメールやDMまで事前に用意しておくと安心です。

【展示会例】

ファッションワールド東京

アパレルから雑貨まで、ファッションアイテムが豊富に揃う日本最大級のファッション商談展。

4月・10月と年2回開催されています。

rooms(ルームス)

ファッションとデザインを軸にした合同展示会で、シーズンごとにコンセプトが変わるのが特徴。

出展に際してオーディションがあり、厳選された質の高いブランドのみが出展できる点も人気のポイントです。

2月・9月の年2回開催。

PLUG IN(プラグイン)

繊研新聞が主催するファッション・雑貨・ライフスタイルの合同展示会。

期間中は繊研新聞上での特集も組まれます。

3月と10月の年2回開催。

2.既存取引先へ新商品を紹介する「主催展示会」

【目的】

既存取引先への新商品紹介

【特徴】

主催展示会は自社ブランド単独で開催されるのが一般的です。

既存の取引先に新商品を紹介し、取扱量を増やしてもらったり、新しいラインの商品を紹介する目的で開催されます。

アパレルブランドであれば2月〜4月、9月〜11月に1回ずつ開催するのが一般的ですが、新商品発表やアイテム訴求のために年数回開催することもあります。

レンタルスペースやギャラリーを貸し切って開催されるため、ブランドの世界観を出しやすく、ウェルカムドリンクやフィンガーフードなどを提供してゆっくり過ごしていただける空間作りを重視します。

その分スペースや什器の手配から集客、設営、ケータリングや手土産などの準備に手間がかかるのが特徴。

什器の手配や設営の負担を減らすには、什器備え付けのスペースを選ぶとスムーズです。

【東京版】アパレルのポップアップストアや展示会におすすめ!什器ありのレンタルスペース

【展示会事例】

ブランドの世界観に合うセレクトショップの一角で展示会を開催

セレクトショップの一部を使って展示会を開催した事例です。

ショップの雰囲気とブランドの世界観がマッチすれば、什器などもそのまま使用できるため手軽に展示会を開くことができます。

海外メーカーの初来日にあわせて限定イベントを開催

顧客向けに開催された展示会兼ポップアップストアの事例です。

特に高価格帯の商品は、展示会や受注会、オーダー会との相性がよいのが特徴です。

「展示会」の目的を意識して出展を成功させる!

今回ご紹介した合同展示会と主催展示会では目的やターゲット、得られる効果が大きく異なります。

合同展示会に出展する場合も、主催展示会を開催する場合も、十数万円のコストがかかるもの。

それぞれ目的を明確にし、出展効果を高めましょう!