2015年12月3日

「商圏」から考える、出店戦略のポイント

出店戦略を考える際には、エリアの特性だけではなくそのエリアの「商圏」の広さも重要になります。そこでこの記事では、「商圏」の考え方や活用のポイントについて説明します。

ポップアップストアを実施する上で重要な出店戦略。
立地による売り上げと、商品の魅力が高いことによる売り上げとの割合はおおよそ7:3程度という調査結果もあるほど。
つまり、例えば商品の魅力を従来の2倍に高めたとしても全体で見ると30%しか売り上げを伸ばすことができないということです。
魅力ある商品をたくさんのお客様に届けるためにも出店戦略についての知識を正しくつけましょう!
今回は出店戦略を考えるための「商圏」の考え方についてお教えします!

お客様の来店目的を知る

商圏を知る上で重要な視点がお客様の来店目的です。

お客様の来店目的は大きく分けて

  • 目的来店(そのお店に行くことが主目的で来店)
  • 衝動来店(他に目的があり、そのついでに来店)

の2つに分けられます。

集客施策に力をいれることで目的来店のお客様を増やしつつ、
駅やバス停からの動線・距離を調べてついでの来店数を増やすことが重要です。

「商圏」とはなにか

「商圏」とは通常「目的来店する範囲」をさします。
店舗だけではなく、駅やエリアでも
「目的をもって訪れる人が居住している範囲」という意味で使われます。

お客様が来店する距離は、200坪以下の規模の店舗では“5分”が標準と言われています。
例えば徒歩での来店ならば時速4km×5分=300m
自転車での来店ならば時速12km×5分=1km
自動車での来店ならば時速30km×5分=2.5km
を半径とした円内とその周辺が標準的な商圏とされています。

しかし、たとえば商圏外に大きな商業施設がある場合は
200mほど商圏が拡大します。
逆に、円内に河川や線路がある場合には商圏は縮小します。

店舗を起点とした円をベースとしながら、
実際に商圏内に足を運んでみて周りの施設や障害物の有無をチェックしましょう。

「商圏」はなぜ重要?

商圏は「目的来店する範囲」という定義の通り、
特に目的来店のお客様を考える際に重要となります。

短期間の出店であるポップアップストアでは、
特に集客施策を考える際に商圏を把握する必要があります。

集客施策のキホンvol.3 プレスリリースの作り方でも
出店エリアに根ざした媒体へのアプローチをおすすめしましたが、この”出店エリア”こそが商圏といえます。

人が集まるターミナル駅や商業施設に出店する際は鉄道会社や商業施設が公表している資料に主な商圏が記載されていることがあります。

また、各商業施設のHPで紹介されている「アクセス」をチェックすると、商圏として考えられている範囲や来館者の主な居住駅を見てとることもできます。

それを見ればどういったエリアから人が集まっているかが一目でわかるため、商圏とされているエリアに集中して告知することができます。

また、商圏がわかるとライフスタイルや価値観が絞りやすく、アプローチするべき媒体を趣味や興味から探すことも可能です。

逆にエリア自体に強い集客力がない場所に出店する場合は、そもそも商圏が小さくなりがちですので出店場所を考える上での大事な要素になります。

徒歩での商圏は300mほどですが、自転車ならば商圏は1kmまで広がりますので出店候補地で多く利用されている交通手段をよく観察すると意外な掘り出し物のスペースが見つかることもあります。


「商圏」という言葉は聞いたことがあっても、その定義や考え方は知らなかった、という方も多いのではないでしょうか。
ベストな場所に出店できるよう、出店候補地の商圏を正しく把握しましょう!

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