公開日:2020年2月14日
更新日:2020年12月21日

レジに革命が起きている?旧来的なレジと最新のレジの違い

旧来のレジと言えば、多くの人にとっては「お店でお会計をする際に、金額を計算してくれる機械」というイメージではないでしょうか。しかし、今やレジに求められる機能はそれだけではなくなってきました。

商品の販売情報を管理するPOSシステムやスマホ・タブレットの普及などによって、レジを取り巻く状況は一昔前とは随分違ったものになりつつあります。今回は小規模物販・飲食を考えている方に向けて、現在使われているレジやお勧めのレジアプリについてご紹介します。

◆軽減税率でより利便性が求められるように

2019年10月に消費税が10%になり、それに伴い8%の軽減税率が導入されました。このため、事業者によっては10%と8%の税率を使い分ける必要が生じ、対応できるレジが求められるように。増税を機に新しいレジの設置を行った事業者も少なくないと思います。

政府は軽減税率への対応が必要となる中小企業・小規模事業者に対し、その経費の一部を補助する補助金制度を施行。レジの買い替えなど、軽減税率への対応をサポートしました。この制度は一定の申込み期間が設けられていましたが、現在は受付が終了しています。

このような事情もあり、旧来型のレジからより機能を備えたレジへのニーズが高まりました。

◆レジの種類は?

レジはキャッシュレジスターの略で、日本語では「金銭登録機」と呼ばれます。レジの歴史は意外と古く、世界初のキャッシュレジスターは1878年にアメリカのジェームズ・リティによって生み出されたものでした。

長い歴史の中でレジは改良され様々なタイプのものが登場しましたが、現在はPOSシステムとの連携やタブレットの登場で、新しい潮流へと変化しつつあります。以下にて、現代の日本で使われている代表的なレジをみていきましょう。

■ドロア(売上金保管スペース)一体型レジスター
ドロアとは、紙幣や硬貨を収納しておく部分の名称です。これがレジと一体となっているものをドロア一体型レジスターと呼びます。お店でお会計をする際に、目にすることの多い機種ではないでしょうか。「旧来的なレジ」というと、この機種をイメージする方も多いはず。最低限の機能を備えたレジです。

・電子レジスター
電卓としての機能とドロアのみのシンプルなレジです。売上集計は紙で行います。導入する際の価格は1~10万円が一般的です。

・システム型レジスター
売上情報をパソコンに取り込めるレジです。SDカードを使うものやインターネット回線を使うものなど、様々な種類があります。導入する際の価格は1~10万円が一般的です。

【メリット】
必要なコストは、レジ購入時の支払いのみで、基本的にランニングコストはかかりません。使える機能もシンプルなため、レジの中では安価な部類になります。

【デメリット】
最低限の機能しかないため、販売情報の収集や分析といったことはできません。また、シンプルなレジの場合、アナログに帳簿をつける必要が出てくるため、人為的なミスが起こりやすい点もデメリットです。

■オンライン連動型レジスター
レジがオンライン接続されているタイプのものです。売上や販売情報などのデータはネットワーク上で管理することができます。必ずしも物理的なレジスターが必要なわけではなく、スマホやタブレットでレジ操作を行えるものも少なくありません。近年登場したレジアプリなどもこのタイプです。

・クラウド(アプリ)型レジスター
スマホやタブレットを使い、アプリなどを介して売上管理を行うタイプです。導入コストが安く、近年シェアを伸ばしています。ただし多くの場合、導入コスト以外にランニングコストが必要です。一方、導入の際はアプリによっては初期費用がかからない場合も。
旧来のレジスターと比べ機能が多く、POSシステムとの連携やクレジットカード・電子マネー決済が可能なものあります。

・POSレジスター
お店でお会計が行われた際に、「日付・時刻」「商品の種類」「個数」「金額」などのデータを記録し、管理することができるPOSシステムを搭載したレジです。旧来のPOSレジは、POSシステムを積むためのコンピューターとレジが一体になっていたため、購入価格が高く、中小規模の店舗では普及しづらい面がありました。しかし、スマホ・タブレットの普及やPOSシステムのクラウド化など、テクノロジーの発展により、今ではクラウド型のものが中小規模の店舗にまで広がりつつあります。

【メリット】
売上データの集約が簡単で、なおかつ正確に行うことができます。顧客データの収集などと合わせて、販売戦略のための情報収集が可能です。単なるレジというよりは、販促ツールとしての側面が大きいと言えるでしょう。クラウド型レジであれば導入コストも比較的安価に抑えることができます。

【デメリット】
POSレジの場合は導入コストが高額になります。また、クラウド型レジもほとんどの場合、ランニングコストが必要です。

◆小規模物販・飲食を考えている方へお勧めのタブレットで使える無料POSレジ5選

新しいものが次々に登場しているPOSレジアプリですが、どれを使えばいいのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は無料で利用できるお勧めPOSレジアプリをご紹介します。

■スマレジ

iPad・iPhone・iPod touchのアプリを使ったPOSレジです。登録店舗数78,000以上(2019年10月時点)という人気アプリ。2013年度グッドデザイン賞を受賞しており、操作性などの実用的な面だけでなく、デザイン性の高さにも定評があります。クレジットカード、電子マネー、QR決済に幅広く対応しており、PayPayやLINEPayなども利用可能です。

■ユビレジ

登録店舗数30,000以上(2019年5月時点)、継続率99%のユビレジはiPad専用のPOSレジです。飲食業・外食業、小売業、サービス業などの業種で利用されており、飲食店向けオプションや小売店向けオプションなどのわかりやすいオプションがあるのも魅力。初期コストの低さにも定評があり、導入しやすいPOSレジと言えるでしょう。

■Airレジ(エアレジ)

Airレジは、リクルートが提供するiPad・iPhoneを利用したPOSレジアプリです。Airレジの利用店舗数は、なんと449,000以上(2019年9月時点)。POSレジアプリの利用店舗数No.1の実績を誇ります。ショールームなどに行かなくても、ビックカメラにあるAirレジサービスカウンターで導入相談を行うことができるため、気軽に相談しやすいのもポイントです。

■スクエアレジ

スクエアレジは世界中で200万以上の事業者から高い評価を得ているiPad・iPhone・Android端末で利用できるPOSレジです。iPad で利用するタイプのサービスが多い中で、Android端末しか持っていないという人でも使えるのが、大きなメリットと言えるでしょう。顧客管理機能やオンライン請求書の発行、売上分析など様々な機能が無料で使えます。

■ロイバースPOS

ヨーロッパで開発された小規模ビジネス向けのPOSレジです。iPadやAndroidタブレットで利用可能で、無料でOESシステム(注文システム)が使えるのが特徴。OESシステムとは、注文が入った際に、キッチンに設置したディスプレイで確認することができるというものです。また、ほかのサービスでは有料である場合が多い在庫管理システムも無料で利用できるため、小売店や飲食店では重宝するのではないでしょうか。

◆レジアプリの登場でさらなる進化を遂げるレジ

時代ごとに進化を続けてきたレジですが、最新のものではタブレットでPOSシステムが使えるようになりました。これにより、中小規模店舗であってもPOSレジ導入のハードルが下がり、確実にシェアを伸ばしています。今回紹介したような無料アプリからでもPOSレジを使い始めることができますので、小規模物販・飲食を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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